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日本人は恐怖と教育で誘導される=沖縄戦と枠てんは同じ構図? [社会政治]


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日本人は恐怖と教育で誘導される=沖縄戦と枠てんは同じ構図?

「ドキュメンタリー沖縄戦」を取材して一番直感じたことは教育の恐ろしさだった。「日本の教育は間違っている!」と言う思いは子供時代からあったが、それがまさに証明される思い。その間違った教育によって沖縄では多くの犠牲が出たのだ。

「生きて虜囚の辱めを受けず」ー要はアメリカ兵に捕らえられる位なら自決して果てろと言う意味。そのために多くの沖縄県民が自決した。映画「ひめゆりの塔」やNHKのドキュメンタリー番組で見た映像。高い崖から飛び降りる住民たちは、そんな教育に洗脳されて死を選んだのだ。

そんな背景を知らない子供の頃は、アメリカ軍に追われ追い詰められ、殺されるよりは自害した方がと言う思いで死を選んだものだと勝手に解釈していたが、アメリカ軍の規則では降参した相手を殺してはいけない。怪我人は治療し、捕虜には食事や衣服を与えることまでした。

が、政府も軍もそれを伝えず、「アメリカに捕まったら男は戦車に轢き殺される、女性はレイプされてから殺される」と繰り返しすり込んだのだ。さらに戦陣訓で「生きて虜囚の」と教え、それに従った住民が自決した。それは美学でも何でもなく、捕虜になり米軍にあれこれ話されては困ると言う日本軍の都合。また離島では住民に集団自決を命じたのは、少ない食料を軍が独占する。戦闘の足手まといにならないと言うこともあった。

それら事実を今の学校で教えることはなく、沖縄戦では多くの住民が巻き込まれて犠牲になったとだけ説明する。それは日本軍に殺されたのも同じ。だが、子供時代の僕らはアメリカ軍に殺されたものだと思い込んでいた。住民を殺すのに銃弾も刀もいらない。恐怖を植え付ければ、自主的に死を選んでくれる。恐怖から逃れるために自害も厭わなくなるのだ。そんな歴史を見つめながら、今も変わらないことを感じる。

与えられことを確実にこなすための現代教育。考える必要はない。言われたことだけする大人になるための授業。誘導するのは簡単だ。沖縄戦と同じように恐怖で脅す。恐怖を煽り、何かを指示すれば国民は皆、指示通りに動く。ウイルスの恐怖。枠てん摂取。まさに、沖縄戦と同じパターンに思えてしまう。

言われているように、2年後に死亡する枠てんだとしても、多くは疑わず、指示に従うだろう。実際、接種直後に数千人が死亡している。その先はまだ分からないが、まさに沖縄の再現。あまりにも酷似する。それが杞憂であってくれればと願うばかりである。「ドキュメンタリー沖縄戦」は木曜まで京都みなみ会館で上映中。


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