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ここ数日、ベッドで横になって寝ることが出来ている。(自宅入院20日目) [「沖縄狂想曲」]

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ここ数日、ベッドで横になって寝ることが出来ている。(自宅入院20日目)

座って寝るのと違い、熟睡できる。起きた時に腰や背中が痛くない。とてもありがたい! ただ、昨夜は寝ようとすると、発作の前兆を感じ、「座って寝た方がいいか?」と思ったが、冷えピタシートを胸に貼り、大人しくしていると寝ることができた。

喘息は発作が起きなくても気管支の坑道が腫れているので、呼吸がしづらい。走ると大変なことになる。走るどころか歩くのも厳しく(つまり呼吸がしっかり出来ないので酸欠になる)少し前まで5歩歩いたら、立ち止まって休憩(息を整える)という状態。ゆっくりとしか歩けないので、子供や老人にも抜かれしまう。

ここ数日。ようやく歩くスピードも上がって来たが、まだ大人には追い抜かれてしまう。歩くどころか、じっとしていても呼吸がしづらいのだから当然と言えば当然だが、今はそんな状態だ。

それでも沖縄取材から帰京した時に比べれば天地の差。あの時は人生で最悪の体調。子供の頃から重い病気で入院したり、寝込んだりしたことはなかったのだが、ここに来てこんなことに!病気はこんな苦しいものだと思い知った。呼吸がしづらいということは本当に辛い。

この数週間。昼でも夜でも、いつ咳の発作が起きるか?分からず。また体調も最悪の状態だった。通常の病なら暖かくして寝るーだが、横になると咳が出る。暖かくすると咳が出る。それが発作になり1時間も咳が続き呼吸困難になる。這いずって窓まで行き、外の冷たい風にあたる。部屋を暖かく出来ないので、体調が悪化し夜になると熱が出る。熱で体が温まりまた咳が出る。そんな悪循環の繰り返し。

本当に何も出来ず、テレビを見るか(地上波ではない。ネトフリとか録画したドキュメンタリー番組)ネットであれこれ見るか?しか出来ない。体調不良で集中力もなく、思考力も低い。そんな状態が2週間ほど続いたが、ようやく沖縄取材に行く前の状態に近づいて来た。少なくとも昼に発作は起きない。薬が効き、横になって寝られるというレベルではあるが、

さて、回復傾向にあるので、仕事も再開したい。50年ぶりの持病の再発でかなり時間を失ったが、本来なら編集作業の真っ只中。ただ、急に病気になったという訳ではなく、過酷な取材によりストレスにさらされ、体力の限界を超えたため。それによりクオリティの高い取材ができた訳だし、本来なら予算的に行けない追加取材にも行けた。健康を削ることで仕事レベルを上げたのだから後悔はない。

が、ある種の締切はあるので、編集も始めなけれならない。ここ数日、体調を見て再開を決めたい。


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