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自宅入院生活は続く=「ヒノカミ神楽」を2回使うと炭治郎でも体を壊す? [「沖縄狂想曲」]

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自宅入院生活は続く=「ヒノカミ神楽」を2回使うと炭治郎でも体を壊す?

昨日もベッドに座ったまま寝る。が、横になって寝られる日が近いことを感じる。ゼーゼーと発作が起きる前兆が少なくなったし、10歩歩いて立ち止まり休憩、ということも無くなった。

体調が悪化することで喘息も悪化する。原因は寒いところで仕事する。体力の限界を超える。強いストレスを受ける。それらが何日も続ければ健康状態が悪くなり、喘息も悪化する。それを先日、やってしまったので「振り出しに戻る」どころか、以前より喘息が悪化してしまったのだ。

こんな時「ああ、無理しなければよかったなあ」と思いがちだが、そうは思わない。無理をしたから追加取材が出来た。作品のクオリティが上がる。それ以前の取材でも7人分働いたから、作品を予算以上のレベルに引き上げることができた。スポンサーからもらった予算通りで制作すれば、金額に見合ったものしかできない。無理をし無茶をするから、2倍3倍のクオリティの作品になる。

「鬼滅の刃」で言えば「ヒノカミ神楽」を2回使ったようなものだ。そのことで、勝てないはずの上限の鬼を退治できたようなもの。その代わり体はボロボロ。しばらくは胡蝶しのぶの屋敷で養生することになる。そんな展開なのだ。

作品作りは9時5時の仕事とは違う。土日はゆっくり休むとか、盆暮は休業とか、仕事の後に趣味の世界に浸るとか、家族団欒をするなんて出来ない。全ての時間を仕事に充て、全精力を注ぎ、健康を命を削ってかかるのが作品作り。でないと観客の心を震わせるものは作れない。「このギャラじゃそこまで出来ない〜」なんて言い、余力を残すような奴に観客を感動させる作品は作れない。

もちろん、喘息が再発した原因は今回の作品だけではない。「沖縄戦」シリーズ①から6年の間、かなりの無茶をし、ずば抜けた馬鹿野郎と対峙、強度のストレスを受け続けてきたからだろう。いつもは過労で倒れるだけだが、今回は50年ぶりに喘息が再発するに至った。これはかなり頑張ったという証でもある。回復に専念し、早く編集作業を再開したい。命懸けで作る作品は必ず、観客の心に届くはずだ。



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