編集作業といっても、切ったり貼ったりするばかりではない。 [「沖縄狂想曲」]
編集作業といっても、切ったり貼ったりするばかりではない。
データの加工もせねばならない。現在、その書き出し中。あと1時間は作業ができない。本日は朝から「ある種のカット」探し。何十時間にも及ぶ映像の中から「それ」に類するものを探し出す。
「それ」はたいてい5秒とか10秒。それも車窓から撮影することが多く、どこにあるのか?スケジュール表から探し出すことは難しい。そこで先日の「カテゴリー分け」が生きる。車窓から撮影したものは「道」というジャンルにしてまとめてある。そこから抜き出せばOK。
だが、思ったほどの分量がない。「もう一度、現地に行くか?!」とも思うが、もう旅費がない。そう思いつつ、いろんなカットをタイムラインに並べて行く。次第に作品の流れや色が見えてくる。これが大事。チキチキと頭から編集しても、それらが見えるのはかなりあと。
それならば、先に流れが見えるように素材を並べれば、全体が見えて「やる気」も出る。全貌が見えない作業は苦痛だ。テンションが下がる。が、向かうべき方向が分かればやる気なる。編集はそんな心理的なことも大事だ。