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血圧問題。あれこれ考えている。健康は謎解き! [「沖縄狂想曲」]

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血圧問題。あれこれ考えている。健康は謎解き!

心理学は少し勉強したが、血液のことを考えるのは初めてだ。ただ、健康というのも論理的であり、長時間が働ければ疲れる。休めば元気になる。以前に面白い法則を発見した。

「5日働いたら週末2日休む!」

これはは理に適っている。僕が以前、1年間、休みなしに仕事した時。その映画が完成、公開された後ダウン。3ヶ月ほど療養生活。ちょうど1年分分の土日曜日を強制的に取らされた感じだった。

さて、血圧。何十年も高過ぎて医者に行くたびに「いつ死んでもおかしくない」と言われいた。「せめて痩せなさい」とのこと。この1年かけて減量。10キロ痩せた。が、映画制作が始まるとイライラの連続。すぐに危険値。でも、その時に肥満体であるよりはリスクは少ないというのが医者の主張である。それは確かにそうだろう。

ところが、その血圧がここしばらく急激に下がり、目眩を誘発する。ま、目眩の原因を調べていて血圧が異常に低いことに気付いたのだが。
そもそもは過労で8月下旬に倒れた。1ヶ月、自宅入院生活。これはいつものこと。

その後、回復に向かったが、その後またダウン。これも過労の時はたまにある。さらに今月に入り、胃が激痛。これは私の失敗。かなり回復したと思って張り切ったのが原因。

4日間絶食。その後も食欲がなくお粥生活。以前から少しばかり目眩を感じていたが、この頃から酷くなり、真っ直ぐに歩けない。お粥生活が終わり、通常食。ここ1週間、食欲はないが、しっかりと食べている。血圧はまだ低いままだが、体調は改善されつつある。さて、原因は何か?

調べてみると9月の段階でかなり血圧は低くなり、昔ながらの健康値にまで下がっていた。次に測ったのが10月。その間にあったことは過労でダウン。そして4日間の絶食だ。今年の春に10キロ減量を達成してからは、それを維持すべく食べる量は少ない。というより胃が縮んでしまい、昔のように食べられない。日本の食堂の1人前では多いくらいだ。(昔はアメリカの1人前でも少なかった!)さらに、4日間の絶食。

ここから言えるのは食べる量が激減。いや、4日間食べていない。飲み物だけ。調べると血液は1日に20cc造られる。つまり、絶食の4日間、80ccが造られていないということ。それ以前も少食で通常以下の血液しか造られてなかったはず。体に流れる血の量が圧倒的に減る。そのことで血圧が下がったのではないか? そもそも血圧は血を押し流す圧力の数値。その血の量が減れば少ない圧力で押し流すことができる。

血圧が下がった?なぜだろう?と考えていたが、血液量が減った。だから、血圧も下がったとすると筋が通る。庭にホースで水撒きをするとき、水道の蛇口をしっかり開けば水は勢いよく飛び出す。が、蛇口を少し閉めて水量を減らすと水は遠くまで飛ばない。水圧が下がるからだ。これと同じ原理ではないか?

そのために脳に十分な血が届かず、目眩が起こるということではないか?(これが続くと将来、ボケる)ということは、たくさん食べて血を造ることだ。それを検証するために、数日前からしっかりと食事している。

減量生活が始まり一切食べなかったものも食べる。血になるもの食べる。さて、結果はいかに?


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沖縄戦を描いた「島守の塔」ー戦争推進者を英雄として描いた映画。 [再掲載]

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沖縄戦を描いた「島守の塔」ー戦争推進者を英雄として描いた映画。

なんと沖縄ではロングラン中。「これはフィクション!」と宣伝では言ってない。多くが「こんな素晴らしい人がいたんだ」と感動。これでは「永遠のゼロ」等の歴史修正映画だ。が、この映画はそれが意図ではない。別の悲しい理由があったのだ。以下でなぜ、歴史改竄した映画を作ったか?検証。

①あの映画はなぜ、実在の人物を美化して沖縄戦を描いたのか? 
https://okinawa2017.blog.ss-blog.jp/2022-09-02

②「戦争推進の知事」を脚色して「住民を救った偉人」に?まさに沖縄戦を再現。
https://okinawa2017.blog.ss-blog.jp/2022-09-14

③映画監督の葛藤=地元の願いを無視? しかし、嘘で美化しないとこの映画は作れなかった? 
https://okinawa2017.blog.ss-blog.jp/2022-09-19-1

④島守の塔」やはり罪は重い。フィクションを事実の映画化と勘違いさせる宣伝。だが、監督は事実を描いてないことを認識?https://okinawa2017.blog.ss-blog.jp/2022-09-20

⑤劇映画を実名で描く難しさ=「島守」「F50」「Minamata」自身への戒めも!https://okinawa2017.blog.ss-blog.jp/2022-09-20-1



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あの映画は「戦争推進の知事」を脚色、なぜ「住民を救った偉人」にしたのか?(再掲載) [再掲載]

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映画「島守の塔」=「戦争推進の知事」を脚色して「住民を救った偉人」に?(再掲載)

10万人を超える命を住民を救った「偉人」ーと、この映画は描く。まるで日本のシンドラーのような作品だが、かなり現実とは違う。フィクションを加えて映画を作る。劇映画では特別なことではない。が、この作品の場合。沖縄側の立場を考えるべきではなかったか? 主人公となる島田叡知事(演じるは萩原聖人)、荒井警察部長(演じるは村上淳)。本当はどんな人だったのか? 

沖縄戦研究の第一人者が地元紙で解説している。=この映画のテーマとなる部分。核となるのは島田と荒井が「どんなことがあっても県民を守り抜くぞ!」と誓い合う場面。そこから彼らは住民を救うための努力と葛藤が続く=が、これは事実ではない。むしろ反対の行動をしていることが分かるという。

実際はこう「島田と荒井の住民保護は老人、婦女子に限られており青少年らが疎開を行おうとすれば、戦線離脱であり厳重取り締まりを要するーと警告を発している。また、疎開地では避難民を米軍に投降させないために。塩谷警察署を新たに設置、避難民の戦意高揚と彼らの監視強化を計った」

これは明らかに国の指示に忠実に従っただけ。県民を守るというより。管理し、国に従わせるという行為。偉人の行為とは思えない。専門家はこう結論づける「2人の本質は国体を守ることを前提とした住民保護だった」

映画の中で島田と荒井が雨の中、自ら住民を誘導する場面がある。2人の熱い思いが伝わる。だが、その記録はない。映画の創作。そのことで彼らは体を張って県民を守ろうとしたという思いが観客に印象付けられる。実際にはしていない感動的な行動の創作、彼らを偉人にするための手法である。

また、32軍の沖縄を捨て石にするという作戦。島田たちは知らなかったという場面もあるが、専門家はそれも疑問視。立場的に知らない訳がない。だが、知らないということにしなければ「住民を守る!」という思い、映画のテーマが成り立たない。本当に島田たちが「県民を救う」という強い思いがあれば、国や軍と正面衝突。左遷されるだろう。

そうはなってない。彼らは国の指示に従い行動していたから。だが、それでは物語が成り立たない。そこで映画では知らなかったことにした。「偉人にするための巧妙な脚色がある」と専門家は指摘している。

他にも、島田知事は少年兵である鉄血勤皇隊を作り、軍に協力させる案にゴーサインを出している。そのことで多くの少年兵が戦闘に巻き込まれ犠牲となっている。

映画では「住民を守り抜く」と誓った知事が少年たちを死に追い遣っている。そちらが事実だが、一切映画では描かれていない。これはフィクション!と謳えばまだ許される。が、この映画。全てが事実であるように宣伝。パンフ、チラシにも一切フィクションであるとは書いていない。


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経費の精査をしている。 [「沖縄狂想曲」]

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経費の精査をしている。

使ってしまった費用を今更どうすることも出来ないが、それを精査し今後に活かすことは大切。また、予定していなかったが、どうしても必要な出費もある。ただ、足が出た場合はどこか、他のパートの費用を削らなければならない。

本来Pの仕事なのだが、監督兼、Pなので、こんな仕事もせねばならない。今回の作品は以前の約半分の製作費。と言うことは前作の半分のクオリティということが基本になる。P的には「まあ、そうなるよなあ」となるが、監督的には「いや、それでも、限りなく前作に近づけたい!」と言う思いがある。

こうして暴走し、製作費が足りなくなり赤字になる。そんなタイプがコッポラであり、マイケル・チミノだ。俳優も近いところがあり、「より良い作品を作りたい!」と願う。だから、大俳優たち。三船敏郎、勝新太郎、萬屋錦之介らが作った独立プロはやがて倒産。そんな中、爆進出来たのは石原プロモーション。でも、出来る番頭さんがいて仕切りをしていたから。基本的に監督や俳優は金より作品の出来を選び自滅する?

この夏の撮影。異常に暑かった。だから、取材で多くがバテた。よく倒れなかったとさえ思える。理由はそれだけではない。レンタカー車のエアコンが効かない。ホテルのエアコンが強すぎるか?弱すぎるか?しか機能しない。そのことで部屋に戻っても、車に乗っても暑さから逃れられないと言う過酷な環境が続いた。何人かは日射病にかかっていたかもしれない。

これには対応せねばならない。そのためには金がかかる。ホテルにはすでに支払い済み。別のところに移れない。だが、ここで分かること。安いだけでホテルを決めてはいけない。宿泊費は軽減できてもスタッフの体力を奪う。1ランク。2ランク上のホテルにしておけば、猛暑の中、少なくても部屋では涼し疲労回復に当てられたのだ。

また、部屋の広さも大事。今回は僕がBカメを担当(監督、P。そして撮影部の3役)それで気づいたのだが、部屋で機材の整理をするのにスペースがない。安い部屋なので当然狭い。ドアを開けて入るとすぐベッド、周りにスペースがない。ベッドの上で整理するしかない。が、寝るときにまた片付けなければならない。

スペースがあれば、そこに機材を広げて、その日必要なものだけを持っていけばいいい。あとは出しっぱなし。だが、部屋が狭いので毎回、機材を出し、選ぶと、いらないものをバッグに戻さねばならない。ちょっとしたことだが、暑さで疲れ切り、深夜に部屋に戻ってから、またそんな作業をせねばならない。広い部屋なら、その労力がいらなくなる。安いが狭い部屋にした弊害は、そんなところにも現れる。スタッフが全力で仕事ができる環境作りへは大切だ。

次回はどうすればいいか?少し広めの優秀なエアコンがついた部屋に?そのことでどこかの費用を削らなければならない。他にも予想以上にかかる費用を発見。そんなこともあれこれ考える。本日はプロデュサー業。


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ダウンしてても出来ること? [「沖縄狂想曲」]

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ダウンしてても出来ること?

目眩はするが、体力は回復しつつある。時間はどんどん過ぎて行く。現在、進行中のプロジェクト。取材はすぐには再開できないが、今できることをしておきたい。先月、寝込んでいる内に来年の申告準備はほぼ終えた。2月の編集期間に申告作業はもう地獄となる。「え、何で?」という質問には何度も答えているので次に行く。

あとできるのは?とデータの取り込みも始めた。膨大な量がある。8TのHDDを購入。これを作業に使う。元データはすでに4TのHDDに保存してある。念の為にバックアップHDDも作った。3回目のダウン以前は頭痛との目眩との取れない現象に悩まされ集中力が奪われた。DVDも2時間の映画は見れない。映画館も無理。本を読むのも苦痛。TwitterやFacebookの短い文章を読むので精一杯。

それが3度目のダウンのあと、目眩と頭痛が変わってきた。もしかすると現在は別の形の目眩に悩まされているのかもしれない。2時間もののDVDが見れるようになってきた。退屈な「NHKスペシャル」も数度の休憩で最後まで見ることができる。「体調不良」と一言で言うが、いろいろと症状が変化しているように思える。何かが改善し、何かが悪化。新たな問題が起こる。

現在、歩くのは危険が伴う(駅ホームだと線路に落ちるかも?)が、思考力は先月より回復していること。ま、先月も申告用のエクセルを作ったりはしたが。昨日は、現在のプロジェクトの見積りを見直した。本来、これはPの仕事だが、毎回、監督件P。その他にも5人分くらい働く。少し長くなるが、製作費の話を書く映画人はあまりいないので、その内に説明する。(だって、多くのPは誤魔化しバレるとまずい。そんな話は絶対にしないから)


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日本人がウクライナに寄付した約3千万円。 [戦争について]

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日本人が寄付した約3千万円。

これでウクライナは武器を買い、同国の国民を攻撃。

ロシアにやられた!と叫んだーそんな可能性もある。

少なくとも、日本には

「人道支援だから武器は買わないよ!」

という能天気な方はいないと思いたい。

この金でウクライナは戦争を続けたのだ。

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ダウンはしたけど、プラスもある!ある作業をしてる? [「沖縄狂想曲」]

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ダウンはしたけど、プラスもある!ある作業をしてる?

映画制作。いつもはバタバタで進む。最初は余裕があっても、いろんな障害、事件、邪魔が入り時間や労力が取られて行くことが多い。Uターン地点で前半戦を確認。反省を後半戦に活かすということ、一度も出来たことがない。戦いながらゴールを目指す!というのがいつものパターン。

だが、今回、ダウンしたことで時間が出来た。正確にいうともともと秋は余裕があり、取材取材の毎日ではなく、数件の都内取材と、資料調べで費やすはずだった。なので、ダウンしてもプロジェクト自体が遅れるということはない。体調不良で目眩がするので、本来の資料本読みは出来ないが、文字を集中して延々と読まない作業なら出来る。なので、来年の申告準備もほぼしてしまったし、残り製作費の確認。データのPC取り込みも進めている。(休んでくださいというコメントは不要でお願いします)

経費管理はPがやる。そのことで監督は演出、取材に専念するのだが、僕は毎回、その両方をやる。忙しくなると経費の方が疎かになり「取材ツアーで足が出てた!」と後で気づく。だが、経費ばかり気にしていると十分な取材が出来ない。刑事ドラマで言うと容疑者を脅す刑事と庇う刑事の両方をするのと同じ。神経が切れそうになる。

ただ、Pを雇うと、交通費、宿泊費、食費、人件費が必要。1週間、同行してもらうと大変な額。僕が兼業すればそれら経費が全てOになる。当然、その額を僕は貰わず、製作費に回す。そのことで作品が良くなればオーケー。ただ、監督業。それでなくても神経をすり減らす仕事。それがPの分とで倍疲れると言うことになる。問題が起きればPが対応するのだが、それも僕が対応。とにかく疲れる。だから完成すると数ヶ月寝込む。

だが、取材ツアー中にダウンしたら大変なことだ。例えば僕が取材先で熱が出て動けない。当然、その日の取材が出来ない。代わりに誰か行ってももらう訳にもいかない。「だったら別日に!」と言う訳にもいかない。先方の都合がある。

別日には別の人の取材。結果、また後日、取材に来なければならない。交通費、宿泊費、食費が必要となる。それは本来必要のないもの。また、ダウンした日の僕の宿泊費。無駄。その日借りたレンタカーも無意味。

その日1日にかかった経費。僕が倒れたことで全て無駄になる。また、スタッフの日当、その日の食費、宿泊費は仕事しなくても払わなければならない。全て合計すると、かなりな額。数十万円が無駄になる。だから、取材ツアーでは絶対に倒れられない。その意味で今回は取材が終わり、資料調べ時期だったのが不幸中の幸い。

僕は撮影や取材中には絶対に倒れないが、今回の体調不良は酷く、今後、ツアー中にそうならないとは限らない。先に説明したように監督パートだけでなくPの仕事もする。実はそれ以外にもあれこれ1人で7人分の仕事をしている。若い頃は良かったが、その負荷が60代になり耐え切れなくなって来ているのかもしれない。

40代でも1本の映画が完成するとダウンし、数ヶ月寝込んだ。それが60代になると想像以上なのか? とにかく、ダウンしたことで資料を大量に読むことが出来ていない。でも、それは取り戻せる。そして、体調不良で寝込んでいても出来る作業をすることで、いつもの「行けゆけどんどん!チムどんどん」の仕事ではなく、プロジェクトを振り返ろうと考える。見つめ直すことが出来るのは大きなプラスだ。

僕が監督した映画は製作費の倍、倍近いクオリティになっている。金銭的に説明する。3000万円の映画なら6000万ないと作れない内容になる。ま、だから7人分働く訳だ。もし、監督業意外の6人分の仕事。1人のギャラが200万だとすればX6人で1200万円。他に食費や交通費。宿泊費を入れれば2000万円。僕は監督料しか貰わない。製作費が3000万ならプラス2000万で、5000万円の映画が作れることになる。ま、乱暴な計算だけど。

つまり、3000万では出来ないことが出来て、映画のクオリティが上がる。安物感がなくなる。有名俳優にも出演してもらえる。そんな効果があるのだ。その代わりに7人分、1年以上も働くので疲労困憊。ブラック企業を超え、「ウルトラセブン」最終回のモロボシダンのようにになる。

そんな状態なので、撮影や取材が忙しくなるとどうしても同時に複数の仕事が難しくなる。そのことで次々に起こるトラブルを解決するためにかかった費用を、すぐに把握できないことある。

今回はそれが出来るのでありがたい。この間からあれこれ費用の確認をしている。なぜ、この出費が必要だったのか? 意味あるものか?だとしたら、今後はどうすればいいか? このトラブルはなぜ起こったか? 誰に、どこに責任があるのか? 同じ問題が再発する可能性はないか? あればどう対処するか? あれこれ考えて、残りの取材ツアーに生かしたい。


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映画の予算 [映画業界物語]

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映画を作る前。その作品に必要な製作費の見積りを立てる。ただ、その通りの額は集まらない。スポンサーは見つかったが、かなり低い額。ということもある。その額で制作できる予算をPは組む。テレビ番組の場合。そこで決められた現場費で撮影。赤字が出ても補填されない。それは即ちPが無能という証明になる。人件費は別。編集等のポスプロ費も別。決められた枠で撮影が終われば、ギャラは払われ、編集作業も進められる。

ただ、Pが無能でなくても、天災、疫病、災害はある。撮影が中断。新たな出費が必要となることがある。スポンサーが裕福なら追加予算も出るだろうが、出ないことも多い。新たなスポンサー探しをすることもある。結果、制作中断。制作中止ということある。

ドキュメンタリーの場合はどうか? 

そもそもの製作費が安い。その枠内でやる。が、劇映画以上にリスクが高い。インタビューしたくても、先方の都合と合わない。現地インタビューだとクルーが滞在する間に、訪ねられる数は限られる。「来週ならいいよ!」と言ってくれても、その頃は東京だったり。「じゃあ、来週来ます」となると、また交通費、宿泊費、フリーのスタッフ賃金が上乗せになる。「あと1回来れたら、もっといいもの撮れたのになあ」「この素材じゃ不十分だけど、もう来れないなあ」ということがほとんどだ。

僕の場合。かなり強運で短期間で意味ある取材が多くできることがある。と言って3回の現地取材が2回で終わったということはない。毎回、最後は経費が足りなくなり、監督料を注ぎ込み。終わると借金が残っただけ?ということも過去にある。今回はすでに3分の2の取材を終えており、ダウンしたことで予算を再確認する時間ができた。細かく確認していく。無駄使いは絶対にしない。が、突発的事件もある。

取材があと一息で終わろうとする段階。残り経費いかに抑えて使うか? ポスプロならMAスタジオを最新鋭のところではなく、かなり古いところにして安くするとか? 取材費が残れば、その分をポスプロに持って来れるが、それは出来ないことが多い。逆に編集費を現場に持ってかないとならないこともある。

大手だと、取材現場で経費が残っても、それを会社に返すだけ。「それなら何か現地で美味しいもの食って使っちゃおう!」ということになりがち。ただ、僕の場合は余ればポスプロに回せる。作品本位に進められる。が、たいてい、現場費は残らない。ポスプロ費の何を削減して、何を抑えるか? それを現場費に持つて来ることも考える。


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ダウンしてても出来ること? [「沖縄狂想曲」]

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ダウンしてても出来ること?

目眩はするが、体力は回復しつつある。時間はどんどん過ぎて行く。現在、進行中のプロジェクト。取材はすぐには再開できないが、今できることをしておきたい。先月、寝込んでいる内に来年の申告準備はほぼ終えた。2月の編集期間に同時に申告作業はもう地獄となる。「え、何で?」という質問には何度も答えているので次に行く。

あとできるのは?とデータの取り込みも始めた。膨大な量がある。8TのHDDを購入。これを作業に使う。元データはすでに4TのHDDに保存してある。念の為にバックアップHDDも作った。3回目のダウン以前は頭痛との目眩との取れない現象に悩まされ集中力が奪われた。DVDも2時間の映画は見れない。映画館も無理。本を読むのも苦痛。TwitterやFacebookの短い文章を読むので精一杯。

それが3度目のダウンのあと、目眩と頭痛が変わってきた。もしかすると解消され、現在は別の形の目眩に悩まされているのかもしれない。2時間もののDVDが見れるようになってきた。退屈な「NHKスペシャル」も数度の休憩で最後まで見ることができる。「体調不良」と一言で言うが、いろいろと症状が変化しているように思える。何かが改善し、何かが悪化。新たな問題が起こる。

現在、ラッキーなのは歩くのは危険が伴う(駅ホームだと線路に落ちるかも?)が、思考力は先月より回復していること。ま、先月も申告用のエクセルを作ったりはしたが。昨日は、現在のプロジェクトの見積りを見直した。本来、これはPの仕事だが、毎回、監督件P。その他にも5人分くらい働く。少し長くなるが、製作費の話を書く映画人はあまりいないので、その内に説明する。(だって、多くのPは誤魔化しバレるとまずいから、そんな話は絶対にしないから)



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血圧を上げる食べ物。探したら、これ!おーーーー先日、大量に頂いた! [2022]

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血圧を上げる食べ物。

探したら、これ!

おーーーー先日、

大量に頂いた!


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