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「政治や宗教、政府のしがらみ無く“戦争”を描く」太田隆文 監督インタビュー/動画 [再掲載]



「政治や宗教、政府のしがらみ無く“戦争”を描く」太田隆文 監督インタビュー/

映画『ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶』





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「ドキュメンタリー沖縄戦」LAで受賞、紹介の新聞記事。 [再掲載]

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昨日の沖縄タイムス。「ドキュメンタリー沖縄戦」LAで受賞、紹介記事。

写真をクリックすると、大きくなります。




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日本の戦争映画。何か足りない?=日本人は被害者なのか?加害者なのか? [戦争について]

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戦争映画。昔から好きになれず、映画ファンなのに戦争ものはほとんど見ていない。「ミッドウェイ」(旧作)「遠すぎた橋」も友達の付き合いで映画館に行った。が、学生時代。クラスには必ず戦争マニアがいて戦艦大和に物凄く詳しい奴。ドイツ軍の戦車を型番まで言える友人もいた。

それが「沖縄戦」を監督したことから、あれこれ勉強を始めた。まず、戦争映画を徹底的に見た。気づいたのは日本の戦争映画の多くは軍視点で描かれていること。山本五十六であるとか、牛島中将であるとか、軍人の目から見た作品が多い。そのことで戦局を説明しやすからだ。ただ、その方法論だと、戦争の流れ、ディテールは分かっても、国民の悲しみや悲惨が伝わりにくい。

もちろん、爆弾が落ちて被害に会った人たちのシーンはあるが、それは情報でしかない。映画というのは主人公の目を通して観客は体験するものであり、それ以外は情報としかならない。主人公の友達が死ねば、観客は自分の友人が死んだような悲しみを感じる。が、主人公と関係のない登場人物が死んでも、観客は悲しみよりも、一つの情報としてしか受け止めない。それが映画だ。なので、軍人視点で描かれた映画では国民がどれだけ苦しみ、辛い思いをしたか?は伝わりにくい。

それを一般人の視点で描いたのが「ひめゆりの塔」「ひろしま」そして最近では「この世界の片隅で」だ。これらは軍人でない一般人が主人公になり、彼ら彼女らの視点で戦争を見つめる。そのことで国民がどれだけ悲惨な目に遭ったか?がストレートに伝わる。

先にあげた作品。どれも素晴らしいのだが、あえていえば、日本国民の悲しみは描かれているが、「アメリカ軍に酷い目に遭った」という印象が強く出てしまう。それらの作品の多くは日本人目線で描かれ、アメリカ側からの視点を持たないからだ。とはいえドラマとしては大きな問題はない。両者の視点で描くといろいろ難しい。

それに挑戦したのが、クリント・イーストウッド監督の「父親達の星条旗」と「硫黄島からの手紙」だ。同じ硫黄島の戦いを日米双方から描くことで見えてくるものがある。しかし、多くの日本映画は日本人視点のみ。そのことで広島原爆を描いた「黒い雨」はLAタイムスにこんな批評をされた。「この映画は原爆投下をまるで自然災害で苦しむ人たちのように描いている。アメリカが落とした原爆であることを全く批判していない」ーアメリカ側にそれを言われてどうする?と思うが同感だ。

日本の戦争映画。多くはアメリカ兵が出て来ない。爆弾だけが落とされ、どこからともなく銃弾が飛んでくる。製作サイドは「アメリカを批判しているのではなく、戦争の悲劇を伝えるため」という意図はあるだろう。だが、そのことで日本人は被害者。という側面ばかりが伝わり、加害者である部分が見えなくなる。昔は「人間の条件」「戦争と人間」等で加害者としての日本人を描く作品があったが、近年は「被害者」であることが多い。さらに、死んで行った者を英雄として描く作品もよくある。その流れは「戦争」を間違ったイメージを持ちやすくする。

ただ、観客も映画を見て「日本人はこんな酷いことをしたんだ」と思うより「日本人はこんな悲しい思いをした」という作品の方が素直に泣きやすいというのもあるだろう。それどころか「日本を守るために死んで行った素晴らしい人たち」という表現になると、かなり事実を曲げているが、その方が観客としては心地いい。そんな状況が「戦争」のイメージを湾曲させ、太平洋戦争を美化する動きにも繋がっているように感じる。その路線で暗躍、日本を戦争できる国に戻そうとしている団体もある。

戦争映画のあり方。あれこれ考えている。



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映画監督という仕事=現実を分析し、何が必要か?を考えて映画で伝えること。 [2020]

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映画監督という仕事=現実を分析し、何が必要か?を考えて映画で伝えること。

毎回、事件があると熱く注目してしまう。80年代の三浦和義事件。90年代のオウム真理教事件。そして911、311。一連の安倍政権事件。オンタイムではないがケネディ暗殺事件も勉強した。その辺が映画屋の習性なんだなと感じる。机の上で考えた架空の物語より、現実の方がドラマティック。その意味で現実を見ないクリエーターは失格。現実を見た上で、ドラマで、歌で、絵で、芝居で、思いを表現していくものだ。

事件ではないが「青い青い空」の時は書道を1から勉強した。「朝日のあたる家」の時は原発事故。「ドキュメンタリー沖縄戦」でもかなり勉強した。が、こちらは沖縄戦を調べればOK、ではないことが分かってきた。太平洋戦争。日中戦争も調べないと描くことができない。

映画は完成したが、ヨーロッパ戦線、ヒトラー、アメリカの軍事戦略等も把握せねば本当の意味で「戦争」を理解できないことを知る。過去の歴史ではない。今も続く問題だ。日本はすでに数々の戦争法を強行採決。今は「戦争ができる国」だ。そこに今回の大統領選。過去のアメリカを見れば構図はすぐ分かる。

10年ごとに戦争をし、無理やりにでも戦争を始める国アメリカ。そんな勢力が背後にいるのが、バイデン たち。それを止めて自国に専念しようというのがトランプ。その両者の戦いが今、繰り広げられている。かつて勉強したケネディ暗殺と同じ構図だと気づいた。

ソ連と和解し、ベトナム戦争を止めようとしたケネディが邪魔だったのが、戦争屋グループ。暗殺という手段で排除した。今回は4年間戦争しなかった、戦争を止めようとするトランプがターゲット。「暗殺」ではなく「不正選挙」という手段で排除しようとしている。ケネディの事件も今回も、簡単にいうとクーデター だ。国民には本質を気づかれないようにして、政権を奪い取る。そして戦争を始める。

これは陰謀論とかフィクションとかではない。「沖縄戦」で勉強を始めた「戦争」というテーマの延長なのだ。バイデン が勝てば再びアメリカは戦争を始める。当然、日本も巻き込まれる。「沖縄はミサイル基地にされるだろう」と指摘する人たちもいる。さらに日中戦争も可能性大。だが、それに気づかない人たちがいる。これも沖縄戦と同じ。大本営発表を鵜呑みにした当時の国民。時代が変わっても人は誘導される。

それを見つめ、考え、検証すること。止めるには何が必要か? 太平洋戦争と同じ過ち、同じ犠牲を出さないためには何をしたらいいのか?それを映画で伝えるのが映画屋の仕事。この件。まだまだ、見つめて行きた



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『ドキュメンタリー沖縄戦』監督:太田 隆文によるZOOMトーク @シアタードーナツ [映画館公開]




映画『沖縄戦』監督:太田 隆文によるリモートトークライブ
シアタードーナツにて開催!

【日時】2020年10月18日(日)15:40〜
上映後の17:30頃からリモートトーク開始。(20分程度)

【予告編】
https://www.youtube.com/watch?v=CJ9WATBmC18

【場所】シアタードーナツ・オキナワ
沖縄市中央1-3-17(胡屋バス停まえ)
映画『ドキュメンタリー 沖縄戦』上映@シアタードーナツ !
知られざる悲しみの記憶
ジャパンフィルムフェスティバルLAで最優秀賞

【内容】
日本で唯一の地上戦が行われた沖縄。その凄惨な戦闘をほとんどの日本人が知ることなく、75年の年月が経つ。本土への疎開のため多くの子どもたちが乗った対馬丸がアメリカの潜水艦によって撃沈され1482人が死亡。嘉数高地の戦いでは多くの日本兵とアメリカ兵が戦死。陸軍司令部のあった首里城の攻防。牛島司令官の自決。だが、戦闘はそこで終わっていない、、、。沖縄戦体験者12人の証言と専門家8人による解説。そして米軍が撮影した記録映像を駆使して紹介する。戦闘はどのように始まり、住民が見つめたものは何だったのか?

ドキュメンタリー(105分)/ 2020年 / 日本
監督:太田 隆文
シアド最新情報は公式HPから▼
https://www.theater-donut.okinawa/



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