マスコミはいつの時代も、真実の報道より儲け主義。 [戦争について]
「ドキュメンタリー沖縄戦 」上映館情報 大阪&横浜は今週末まで! [2021]
「ドキュメンタリー沖縄戦 」上映館情報
#横浜シネマリン(神奈川)
6/19(土)〜6/25(金)
#第七藝術劇場(大阪)
6/19(土)〜25(金)
監督が語る沖縄戦 https://youtu.be/ag63_cmK2Q8
学校では教えることができない歴史。日本軍は沖縄で何をしたのか?
共に1週間限定。午前10時から1回上映。
DVD、ケーブル、衛星放送。予定なし。この機会にご覧ください。
戦争反対!と叫ぶだけでは止められない=なぜ、戦争は始まるのか?誰が推進するのか?を考えよう [戦争について]
戦争反対!と叫ぶだけでは止められない=なぜ、戦争は始まるのか?誰が推進するのか?を考えよう
学校の授業で習った歴史がどれほど役に立たないか?を痛感している。年号と事件の内容を暗記するだけ。考えると、太平洋戦争が起こる流れも把握していない。そもそもは日中戦争なのだ。そんな流れを理解しなければ歴史を学んだことにならない。戦争がどのようにして始められるか?はアメリカの戦争を見るとよく分かる。ベトナム戦争は「アメリカの潜水艦が北軍に攻撃された」と言う嘘をきっかけにスタート。
イラク戦争は「イラクは大量破壊兵器を持っている!」と言うデマを信じて始めた(実際に見つかっていない)。太平洋戦争はABCD包囲網で日本を追い詰め、戦争をしなければならないようにして真珠湾を攻撃させた。嘘やデマ。あるいは敵を経済的に追いつめる。そして先に手を出させて開戦というのがパターンのようだ。
無理やり戦争をしている感じがする。子供の頃のイメージではあれこれ国際会議で揉めて、話し合いでは決着がつかず、武力に打って出る。あるいは、国土の拡張、植民地を増やすために武力で侵略すると言うのが戦争だと思っていた。が、アメリカの手法を見ると、戦争こそが目的ではないか? そのためにイチャモンをつけたり、嘘をついたりしているように思える。
あれこれ調べていくと、まさにその通り。先の「領土拡大」「植民地を増やす」と言うことは過去にはあったが、今はむしろ「戦争」そのものが目的になっている。その理由は儲かるから。戦争をすれば戦闘機や戦車、武器、弾薬が必要だ。その種の企業が儲かる。国が大量に買い上げるからだ。戦闘関係だけではない。車、衣服、食糧、も軍は大量に買い上げる。最近は禁煙が定着しているが、これまでは大量のマルボロも軍が買い上げ兵士に配給した。だから、戦争をするとマルボロは儲かる。あと、コーラも同様だ。
マスコミも同じ。戦争になると新聞、雑誌が売れる。テレビの視聴率が上がる。軍需産業を含めそれらの企業すべてが儲かる。だから、戦争をやりたがる。調べるとアメリカは10年に1回戦争をしている。そして、最近の戦争は無理やり起こしているような感じがする。儲かるのだから、やらないはずがない。先の企業が全てグルになったのが軍産複合体。巨額な収入を上げる。そのために戦争をしてくれる政治家を応援する。多額の支援。配慮。それにCIAが参加、お膳立てをする。それがアメリカの戦争ビジネスなのだ。
しかし、日本も同じようなことをしている。日中戦争のきっかけは中国の満鉄を過激派に攻撃されたと言うことで、関東軍が応戦したことから始まる。が、戦争を起こすための自作自演だった。そこから日中戦争が始まり、満洲建国に進む。そこには昭和不況から脱するためにはかいが進出して、経済を立て直す必要があったからだ。こうして見ると、日本も金儲けのために戦争をしていたことが分かる。教科書にも出てきた「財閥解体」と言うのがあるが、なぜ、財閥を解体する必要があったのか?
アメリカと同じように財閥と軍が一体となって戦争を進めてきたからだ。危険なので解体した。
だが、その辺の関係性を日本のメディアはほとんど報じない。映画やドラマでも描かない。唯一「戦争と人間」で財閥の暗躍をつづっている。ハリウッド映画でもほとんどない。先に紹介した大企業が儲かるように、日本でも同じように財閥が軍を支え、儲けに走ったのだろう。日米ともに同じ構図。つまり、戦争は政府や企業が儲かるビジネスなのだ。だから、やめられない。安倍内閣が「日本を戦争ができる国に戻した」のも同じ理由だろう。戦争で儲けたい人たち、会社はたくさんある。
その側面を見ずに、「戦争反対」「戦争はいけない」と叫んでも、巨額の宣伝費を使い、マスコミや企業が国民を誘導すれば、太平戦争時と同じように、簡単に「欲しがりません。勝つまでは!」と連呼。「これは祖国を守る戦いだ」と言い出すだろう。同じ構図が原発推進であり、オリンピックだ。企業が儲かるので政治家たちはゴリ押しする。国民はすぐに誘導されてる。戦争と同じだ。
戦争はどのように始まるのか?誰が推進するのか? そこを見つめないと、同じ過ちを繰り返すことになる。「戦争反対」だけでは止めることはできない。