脳梗塞を発症して1ヶ月=健康というものを考える?を [闘病日記]
脳梗塞発症して1ヶ月=健康というものを考える?
3月下旬に脳梗塞を発症。1週間も病院に行かずに放置。医者を激怒させた。映画界の大先輩である大島渚監督の、ようになってもおかしくなかった。それが幸い、手足と言葉に影響はなし。ホッとした。
ただ、文字が読めない。書けないという障害を負う。練習で回復すると聞き、安心。しかし、文章が読めないというのは、日常生活で困ることが多かった。そして、右目が3分の1見えなくなったことも大きい。
最初は「3分の2は見える!ある時機、片目が見えないこともあり、それに比べれば!」と思っていた。が、右目と左目の見え方が違う。文章が読めない。厳しい生活がまっていた。
最初は文字を見てもピンボケで読めない。見えるようになってからも、大変。文字が読めないことに気づいた。さらに、文章が見づらい。右目と左目が別のもの、別の風景を映し出すから。とても見づらい。
歩くと人にぶつかる。ご飯を食べると、こぼしす。右も左も見えているが、微妙に違う風景を映し出すので、遠近感が感じられない。まずい、これでは仕事ができない。でも、数日前に2つの目が連携を始め、歩いても、ぶつからなくなった。しっかり風景が見えるようになった。
涙が溢れた。下手すると目が見えても、監督業引退!の危険性さえ感じた。それでホッとしたのか?疲れが出た。本日も仮眠。この1ヶ月、いろんな恐怖が襲い来るので、本当に疲れた。
60代まで1人暮らしをしてきた。それで不自由することはなかった。料理も、掃除も、寂しいこともなかった。が、今回は思い知った。大きな病を60までしなかったということもある。それほど困ることはなかった。それ以前に重い病気にかかったことがない。
それが今回のように目が見えなくなる!ということ、本当にきつい。恐怖だった。病院に行くのもアドベンチャー!日常生活も大冒険なのだ。これから60代後半。70代と年を取ると危険はより大きくなる。考えたこともなかったが、健康の重さを感じてしまう。
あ、そんな映画を作ろう!
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僕が静養中でも、新作映画は進行中!? [闘病日記]
僕が静養中でも、新作映画は進行中!?
沖縄戦の第三弾。戦後の沖縄を描いた「ドキュメンタリー沖縄戦」の第三弾。編集さんが進めてくれている。
おかげで僕は静養と治療に専念できている。前2作は沖縄戦の悲しみを描いたものだったが、今回は戦後の沖縄を伝える作品。
1年近く取材。多くの関係者にインタビュー。かなり力の入った作品になりそうだ。ただ、力を入れ過ぎて、心臓を悪くし、脳梗塞まで起こしたのだ。今年の12月公開予定。
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脳梗塞の後遺症はあれこれ=記憶力の低下?Fドリーの憂鬱 [闘病日記]
脳梗塞の後遺症はあれこれ=記憶力の低下?すぐに忘れる。
「ファインディング・ドリー」の主人公は、すぐに忘れてしまう困った魚さん。今の僕はまさにそれ!「あの映画のタイトルなんだっけ?」とか思うこと誰にでもあるだろう、「そんなの、俺は日常茶飯事!」という人もいる。が、僕は細かいことをよく覚えていることが多い。なのに脳梗塞以来、本当に思い出せないことが多い。
まあ、脳が死んだんだから、そこに記憶されていたもの死んでしまうもの。だが、問題はそれだけではない。脳梗塞以前の記憶が思い出せないのは分かる。
が、最近のことを忘れるのは問題だ。機能、何を食べたとか?薬を飲んだか?とか、もうファインディング・ドリー並みの記憶力になっている。「私、すぐ忘れちゃうの!」という感じ。
脳梗塞以前の記憶が消えるのは分かる。が、それ以降のことを忘れるのはおかしい。過去の記憶が消えるだけでなく、現在の記憶力が落ちているということだ。これは怖い!「レナードの朝」のデニーロのようになってしまうのか! 記憶力には自身あったのに〜。
かなりビビっていたが、調べた。脳が損傷を受けると、例えば20%が死んだら、残り70%が失った働きを補填しようとするらしい。だったら、なぜ記憶力が落ちるのか? Twitter友達が教えてくれた。
「一度、記憶力は下がりますが、その後、よくなります」
僕なりに想像すると、事故のショックで残りの80%がショックを受け、混乱する。どーする?どーする?と慌てて記憶力が低下する。が、事態を把握して、死んだ20%の仕事も引き継ぎ働き出す。
ということらしい。その瞑想期間が*ヶ月らしく不安だが、経験者の方から「焦らずに、休養するといいですよ」と助言された。が、めっちゃ不安。このままドリーのようになるのでは? レナードになってしまうのでは? 両目で同じ風景を見れるようになったのに、問題は続く!
PS しかし、短期間に長文が書けるようになったなあ。でも、自分ではしっかりと読めないんですよ。
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お化けが付いて来るー脳損傷の後遺症? [闘病日記]
お化けが付いてくるー脳損傷の後遺症?
問題が全て解決した訳ではない。実はいるはずのない人が自分の右側に立っているーように見えることがある。幽霊? 外を歩くと付いてくる。見つめるといなくなる。本物の人と区別しづらい。見つめて消えないのが本物の人。
脳が損傷したことでの後遺症の1つだろう。これはいつ治るのだろうか? そんな幽霊と1ヶ月以上、付き合っている。早く霊界に帰ってほしいのだが。
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損傷し3分の1が見えない右目。続報 [闘病日記]
おはようございます。右目が3分の2しか見えないものの、両目に同じ景色が映る喜び。昨日も感じた。目を通して微妙にづれた2つの風景を見つめるのは、強いものがあった。
おまけに右目は意識しないと見えない。左目が中心となる。一行の文章を読むのも、右半分つらい。意識して見ないと右半分が読めない。
簡単にいうと、右と左の目が微妙に違う映像を映し出すのだ。それがやっと1つになり、横長の広い景色が見れるようになった。でも、「翌日には見えなくなるかも?」という不安。朝起きるとまず視野を確かめずにいられない。
気づいたのは、起き立ちの時。損傷した右目は見づらい。左目の方が見やすく。「また効き目が左目になる」という不安に襲われる。だが、起きてしばらくすると、右目が頑張り出し、3分の1の視野で頑張ります。目も未だにリハビリ中なのだ。
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