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「ドキュメンタリー沖縄戦」のスポンサーはなぜ、頑なに映画館公開を拒否するのか? =その理由を考える。 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」のスポンサーはなぜ、頑なに映画館公開を拒否するのか? =その理由を考える。

「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開中止。もう少し詳しく事情を説明する。スポンサートップは実に巧妙な言い方をする。「映画館では絶対に上映しない」とは言わない。「団体の関係各所での自主上映を優先する」という、つまり映画館ですぐに上映することはないという意味。ただし...。

「もし、関係各所の7−80%で自主上映が済み、評判がいいようなら映画館公開も考える」

何とも意味深な言い回しだが、これは事実上不可能なことを言っている。関係各所は全国に1万軒。その7−80%というのは7ー8千箇所。全て自主上映をすることが可能だろうか?ちなみに同団体は現在も映画による平和学習を続けている。その映画を上映したいという関係各所はこの3年で5軒ほど。7−8千軒になるまで何十年かかるのだろう?

さらにその上映で「評判が良ければ」という条件までつけて、それをクリアすれば「映画館上映」ではなく「考える」という。これは「映画館上映は絶対にしない」というのと同じだろう。もう一つ、付け加えるなら7千軒と言わず、数十軒でも自主上映が行われれば、もう映画館公開はできない。映画館は完成した映画を一番に上映する場所。散々、自主上映された映画を回してくれる映画館はない。

なぜ、そこまでして映画館公開を避けるのか? 沖縄の多くの人たちが全国上映を望み、デニー知事までが「映画館で全国の人たちに」と要望をくれているのに、それらを拒絶するのか?ちょっと異様な気がする。トップをそこまで硬くにさせるものは何か?

これが映画館先行公開。あるいは関係者上映と同時公開なら可能。それをせずに、ひたすら映画館公開を避けるのは多くの人に見られると困る何かがあるのでは? 考えてみよう。自主映画ならマスコミも取り上げないが、映画館なら多くのマスコミが取り上げる。どこの団体が「ドキュメンタリー沖縄戦」を作ったか?もアピールされるだろう。

本来は嬉しいこと。平和学習を進める同団体は高く評価される。戦争の悲惨さを伝える活動をしていると知られると困ることがあるのか? 


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「ドキュメンタリー沖縄戦の全国公開はしない」とスポンサーから連絡あり!!=その内容? [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦の全国公開はしない」とスポンサーから連絡あり!!=その内容?

沖縄での完成披露上映会は大盛況。2日間3回の上映で千人の観客がご覧になった。まさに賞賛の嵐「映画を作ってくれてありがとう!」「全国で上映してくださいね!」との熱い声を多くの方から頂いた。アンケートの回収率は80%を超え、そのほとんどに「全国公開を! 沖縄の悲しみを伝えてほしい!」と書かれていた。

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さらに上映会の大盛況をデニー知事に報告すると、とても喜んでもらえた。「ぜひ、全国の映画館で上映してほしい。沖縄を伝えてほしい!」との熱い要望も頂いた。それらをスポンサーの担当者が持ち帰り、トップに報告。その結果連絡が届いた。

「全国の映画館ではなく、団体の関連各所で希望するところがDVD上映をする」

というものだった。事実上の映画館公開中だ。はなしということ。意味が分からない。なぜ、沖縄から熱い要望が来ているのに、多くの人が見ることができる映画館公開をしないのか?すでに配給会社や映画館も手を上げ、来月からでも上映できる状態なのに? 確かにスポンサー側の当初の計画では、作品完成後はDVDを関係各所に配り、そこで平和学習の教材として使うというものだった。

が、作品の出来は良く、多くの人が全国の上映を希望している。関係各所で教材として使用しても団体の関係者他、限られた人しか見ることができない。映画館で公開すれば何万、何十万の人が見るし、その後の衛星、ケーブル、テレビ、ネット配信に展開できる。教材にすると、そこで終わりだ。

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沖縄の人たちの多大な協力で完成した作品。「全国で上映してほしい!」という熱い希望があるにも関わらず、さらにデニー知事からも「全国の映画館で!」と要望をもらっているにも関わらず、外部では上映しないということ。これは沖縄を利用して教材を作ったと言われても仕方ない行為だ。なぜ、多くの人が見られる映画館で公開しないのか? 多くの人に見られては困ることでもあるのか? 何のために「沖縄戦」を取り上げたのだろう? 



予告編=> https://youtu.be/81I-BLROlxY



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「ドキュメンタリー沖縄戦」を作った団体。賞賛されるべき素晴らしい事業なのに...なぜ映画館公開を中止? [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」を作った団体。賞賛されるべき事業だが....。

現在、この時代に本格的な「沖縄戦」のドキュメンタリー映画を作ろという企業は皆無。NHKだって、フジテレビだって、東宝も、東映も、ビデオメーカーも、映像を扱うどのメディアでも、できない題材だ。

上部だけをなどり、本質に触れない作品ならNHKならやるかもしれない。が、あの局は現在、大本営。戦争法を次々に強行採決する党に睨まれることなどしないだろう。「日本が戦争のできる国すること」を目指しているのに、戦争の悲惨さを伝える作品なんてとんでもない!と考えるはず。

特に沖縄戦は事実として確定しているのに、伝えられていない酷すぎす現実が数多く存在する。住民は米軍のみならず、日本軍からも酷い仕打ちを受けている。さらには自決まで強要。軍の指示で多くが死んでいる。このことを知られたくないと思う勢力は今もあるようだ。

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日本史の教科書に岸信介は載っているが、彼がA級戦犯であり、アメリカと取引して無罪釈放、CIAから資金をもらい政党を作り、総理になったことは書かれていない。(アメリカの公文書には記載されている)戦後の闇の歴史は今に引き継がれている。沖縄戦にもそんな事例が多い。だから大手メディアは扱わない。それを正面から伝える作品を制作。今回のスポンサーは本当に素晴らしい。平和活動をリード、多くから賞賛されるべきものだ。


それが沖縄での完成披露上映会後、全国の映画館で公開を!との多くの声が上がり、デニー知事からも要請をもらっているにも関わらず、少し前から「その予定はない」との姿勢を取り始めた。素晴らしい作品を作りながら、なぜ、全国公開をしないのか? 全国に戦争の悲劇を伝えるのが目的で作った作品。封印してどうする? 

これは団体内で制作時と違う何かが起こっているということだろう。なぜ、公開中止を言い始めたのか? また報告する。

予告編=> https://youtu.be/81I-BLROlxY



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「沖縄戦」を把握することは大変=それを1時間45分で理解できる映画!日本人の意識を変えることができる! [映画の行方?]

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「沖縄戦」を把握することは大変=それを1時間45分で理解できる映画!日本人の意識を変えることができる!

「沖縄戦はどんな戦争だったの?」と一言では伝えられない。例えば広島の原爆投下は「そのことで多くの市民が死んだ」と説明できる。東京大空襲なら「爆弾がいっぱい降ってきて東京の街が焼き尽くされ、多くが焼死した」真珠湾の奇襲は「日本軍が秘密裏にハワイに近づき、アメリカ軍基地を奇襲。戦闘機で軍艦を破壊した」ミッドウェイは「日本軍が徹底的に叩かれた海戦。多くの空母を失った」と言える。

では、沖縄戦は? やはり一言では説明できない。そこが沖縄戦を多くの日本人が知らない現状を作った一因ではないか?と思える。ノルマンディ上陸作戦のように、米軍が海から上陸。ドイツ軍を撃破したというのとは違う。アメリカ軍が沖縄に上陸した時は戦闘はなく、その後、嘉数高地の戦い、シュガーローフの戦い、首里城の攻防と、いくつもの戦闘が起きている。

また、戦闘以外でも対馬丸撃沈事件、集団自決事件、等の事件が起き、さらに太平洋戦争の中でも特殊なのが、軍に召集された青年男性だけでなく、4歳から70歳までの男女も防衛隊等に強制的に参加させられ戦闘に従事している。そのために多くの民間人の犠牲が出たのだ。

つまり、ノルマンディ上陸作戦というのは第二次世界大戦の1つの戦闘であるのに対して、沖縄戦は太平洋戦争の1つの戦闘というだけではなく、沖縄戦という大きなカテゴリーがあり、その中にさらに様々な戦闘や事件が存在するというのが分かりやすい。だから「沖縄戦」と一括りにして語ることができない。伝えることが困難で、多くの日本人に知られていないという現実を生み出しと思える。

それを伝える書籍やドキュメンタリーは存在する。が、個々の戦闘や事件を追うだけでもかなりな量になり、全体を把握することは難しい。そこで制作したのが今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」だ。1時間45分で沖縄戦のほとんどを理解できる作りにした。戦闘と事件の選び方は専門家からも賞賛。これを見てもらえば、沖縄戦をほぼ理解できる。日本全国の映画館で上映すれば、沖縄戦に対する日本人の認識を変えることができる。沖縄の悲劇を伝えることができる。

なのだが、それを制作したスポンサーが全国公開をしようとしない。どういうことなのか? 来年は終戦から75年。日本人が沖縄戦を知る絶好の機会なのだが....。何か裏で起きているように思える。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」なぜスポンサーは全国公開を渋るのか?=経緯を説明 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」は平和学習が目的で制作されたのだが、なぜスポンサーは全国公開を渋るのか?

そもそもはスポンサーである団体が「平和学習」の一環として映像教材を作ることを企画。その監督を僕に依頼。宗教や思想は持ち込まず、純粋に沖縄戦の現実を考えるためのビデオということで引き受けた。

取材は3年がかかり、今年2019年3月に完成。教材というレベルを超えて沖縄戦の全貌を1時間45分で把握することのできる。映画館で全国公開できるクオリティ。スポンサー幹部に提案すると快諾。その方向で進めたいとの返答を頂いた。

その後、「上層部が映画館公開はしないと決めた」との連絡が来る。「この作品は教材として作ったものであり、映画館公開を目的はしていない」というのが理由とのこと。お堅い組織であることは知っているが、意味が分からない。そもそも教材を作ったのは団体の関係者が沖縄戦を学ぶのことが目的。映画館で上映すれば団体以外の人たちも学ぶことができる。そもそも「平和学習」のための教材。広く活用すべき。

映画館公開で何十万人が見ることを想像できないのかもしれないと思い、説明を続けたが理解されず。沖縄での完成披露上映会。千人近い人がご覧になり、絶賛に次ぐ絶賛。観客の多くから「ぜひ、全国で上映してほしい!」との声が相次ぐ。デニー知事からも「映画館で公開して多くの人に見てもらいたい!」という要請を頂いた。

そのことはすでにスポンサーには伝えられている。沖縄県民が、沖縄県知事が、そして沖縄県が、全国での公開を願っている。沖縄で上映して終わりでは全く意味がない。そこからがスタートなのだ。

(追記)この後、正式に団体側から「映画館公開はしない」との連絡をもらう。その理由は団体内での自主上映を優先するというようなこと。映画館で公開すればより多くの人に見てもらえるのに、なぜ、関係者しか見られない団体内の上映を優先するのか? 同時に進めることも可能なのに、それをしないのか? 詳しくは後日説明。






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「ドキュメンタリー沖縄戦」公開中止か?の記事について=スポンサー名を伏せる理由? [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」公開中止か?の記事について=スポンサー名を伏せる理由?

「沖縄戦」全国公開をしようとしないスポンサー。その名を伏せているのは、絶対に戦争ドキュメンタリーを封印するような行為をしてはいけない団体だからだ。名前が知れれば大きな打撃を受け信頼を失う。その前に事態に気づき全国公開を決めればと願っている。

戦争の悲しさを伝える作品を作ろうと、自らの団体で企画推進、素晴らしい活動をしている。なのに、完成後に封印するのは一部の人がどこかに忖度したからだろう。沖縄で映画の協力をしてくれた皆さんのためにも、早く問題に気づいて頂きたい。裏切るようなことはして欲しくない。

でも、事態が理解できないようなら、実名を上げ様々な形でアプローチするしかなくなる。進行は逐次、Facebook、ブログ、Twitterでお伝えし、民意を彼らに伝えて行きたい。しんゆり映画祭の「主戦場」上映中止問題と同じになってしまった。注目、応援をお願いしたい。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国の映画館で公開中止?なぜ?どうして? [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開中止? なぜ?どうして?

しんゆり映画祭での「主戦場」上映中止事件は、多くの人が声をあげたことで撤回、無事に上映された。あの時、声を上げず諦めていたら「主戦場」は上映されぬまま、今後も別の映画が忖度により上映中止という事件が続いたはずだ。映画ファンの思いがそれを止めたのだ。

同じ意味で、今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」全国上映の許可を一度は出しながら中止を決めたスポンサー。何ヶ月にも渡る交渉を続けたが進展がない。何度、説明しても「平和学習の教材であり、映画館公開は想定していない」という首を捻る答えしか返ってこない。

映画製作に多大な協力をしてくれた沖縄県の方々からも「ぜひ、全国で!」とのリクエストを数多くもらっている。デニー知事からも「映画館で公開し、多くの人に見てほしい」との要望を頂いた。にも関わらずスポンサーは映画館公開に踏み切らない。

僕は1本1本の映画。全て命がけで作っている。多くの人に見てもらうために全力でかかる。その作品を多くに見せずに封印しようというのは、我が子を牢屋に入れられるのと同じ。許すことはできない。

「ドキュメンタリー沖縄戦」は沖縄の叫びを全国に伝えるための映画だ。そのためには映画館公開が一番多くの人に見せることができる。それを一度は承諾しながら、意味不明の理由で中止をすれば多くが団体に不信感を持ってしまう。交渉を続ける。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開希望vs公開中止のスポンサー? [映画の行方?]

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ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開希望vs公開中止?

沖縄県の方々 =>ぜひ、全国で上映を!

デニー知事 =>ぜひ、映画館で全国公開を!

配給会社 =>全国公開引き受ける

映画館 =>上映したい!

スポンサー =>映画館公開はしない。

なんで全国で上映したらダメなの?何かヤバイことあるの?




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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国上映は中止か?=しんゆり映画祭「主戦場」上映中止事件を思い出す。 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国上映は中止か?=しんゆり映画祭「主戦場」上映中止事件を思い出す。

この秋に大いに話題になったしんゆり映画祭。一度は上映すると決めた「主戦場」を土壇場で上映中止。大いに批判を浴びて結局、上映を再度決めた。あの事件と今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」上映をスポンサーが許可しない件。類似点が多い。そこで、しんゆり映画祭事件を振り返ってみる。

「主戦場」はすでに劇場公開され大ヒット。何ヶ月ものロングランになっていた。その映画をしんゆり映画祭でも上映しようとしたところ。川崎市から懸念を伝えられ、映画祭側はそれを忖度。中止にした。新聞、ネットニュースによると、出演者から告訴された映画であること。それを上映することで、映画祭で何らかの危険行為が行われるかもしれない。映画祭も告訴されるかもしれない。という危惧が理由という。

しかし、出演者はヤクザや犯罪者ではない。マスコミでも活躍する著名人も多い。そんな人たちが映画祭で危険な行為をするはずはなく、「危険」というのは的外れ。多くの映画館がすでに上映しているのに映画祭だけが告訴というのもおかしな話。これらは上映中止の本当の理由ではないだろう。肝心なのはスポンサーでもある川崎からの懸念。「中止しろ」とは言われていないが、忖度して「今後のこともあるし、中止にしておこう」と映画祭側は考えたのだろう。

「ドキュメンタリー沖縄戦」は12月上旬に沖縄で完成披露上映会。大盛況で、1000人の観客が訪れた。多くが「全国で上映してほしい」と熱望。デニー知事からも「映画館で上映。全国で見てほしい」との要望を頂いた。にも関わらず、スポンサーは映画館公開の許可を出さない。前から繰り返される理由は「平和学習の教材として作ったもの。映画館公開は想定しない」というもの。先のしんゆり映画祭と同様に、首を傾げるものだ。

こちらも本当に理由は他にあると思える。しんゆり映画祭が川崎市に忖度したように、スポンサーは誰かに忖度しているのではないか? 映画館で大々的に公開されては困る存在がいて、その組織に忖度して上映に踏み切れないのではないか? だとしたら、その組織はとても力のある存在だろう。沖縄県の民意。県知事からの要請を拒絶してでも映画館公開をしないのだから。スポンサーは沖縄からの声をどう考えているのか?真摯な対応が求められる。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」このままでは全国公開は中止!=スポンサーが許可しない理由? [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」このままでは全国公開は中止!=スポンサーが未だに許可しない?

来年に向けて全国の映画館公開を計画していたが、中断している。スポンサーが許可しないからだ。今回の作品。もともと平和学習=つまり戦争の悲惨さを知り、平和な時代を守るための勉強=用に、制作された教材。非常に出来がよく評判がいい。沖縄の完成披露上映会でも大盛況。デニー知事からも「ぜひ、全国で上映してほしい」との要請を頂いた。にも関わらずスポンサーは後ろ向きで、映画館公開を許可しない。

前々から聞かされる理由は「教材として作ったもの。映画館公開は考えていない」だが、意味が分からない。「平和学習」のために作ったのであれば、より多くの人が見る映画館公開は大きな意味がある。配給会社も、映画館も、すでに手を挙げている。あとはスポンサーがゴーサインを出すだけ。なのに「当初の目的にない」という理由で許可しない。

最初はお堅い団体だし、映像事業は初めてなので状況を理解していないのか?と思え、説明を繰り返した。が、映画館上映を頑なに拒否する。これはもう「当初の目的にない」から出来ないのではなく、表立って言いにくい別の理由があるのではないか?実は完成披露上映会@沖縄も、スポンサー側はもっと小さい形で、小さな場所で、関係者だけに連絡して行うつもりだったと聞く。

おかしな話だ。なぜ「多くの沖縄県民に見てもらおう!」という思いがなかったのか? より多くの人が見てくれる映画館公開を避けたがるのと繋がる。幸い、スポンサー内にも心ある方々がいて、沖縄上映を推進。大々的に開催。絶賛となった。が、経緯を見ていると、スポンサー側は「ドキュメンタリー沖縄戦」をより多くの人に「見て欲しくない!」という考えがあるようだ。

なぜ、多くの人に見て欲しくないのか? そのことで表立って言えない問題が出てくるのか? 恐い団体からクレームが来るのを怖れているのか? では、戦争の悲惨さを伝えることで困る組織を考えてみよう。もっと言えば戦争したい人たち。一番に思いつくところはあそこだ。力のある巨大組織。多くの企業やテレビ局も忖度するあの組織。そこの目を気にして全国上映できないのではないか?



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「朝日のあたる家」事件を振り返ってみる=ありもしないものを恐れ怯える人たち? [映画の行方?]

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「朝日のあたる家」事件を振り返ってみる=ありもしないものを恐れ怯える人たち?

「朝日のあたる家」を作った時も、あれこれ問題が起こった。まずスポンサーがつかない。映画会社も、テレビ局も、ビデオメーカーも、通常映画に出資する企業が一切金を出さない。そのために製作費を一般のからの寄付で賄ったのだかが、その中に企業は一社もなかった。全て個人からの支援である。その背景にあるものは何か? 製作前から映画界の先輩たちに言われていた。

「原発映画は業界でタブー。監督したら二度と商業映画は監督できない。だからやめた方がいい」

つまり、原発を進めたい人たち。団体、企業、行政は「原発が危険だ」というイメージを持たれたくない。だから、その手の映画やドラマを嫌い。邪魔して潰したりする。また、その映画に手を貸した会社や企業をよく思わない、推進派は大手企業ばかり、銀行、商社、新聞社、テレビ局、建設会社と物凄い金を持っている。そんなところに睨まれたくないから、原発映画は作らない。関わらないということなのだ。

黒澤明監督の「夢」でも原発事故のエピソードがあった。そのために日本の企業はどこも製作費を出さず、アメリカのワーナー・ブラザースが出資することになった。ある大手映画会社は「あのエピソードを外してくれれば出資する」と提案したが黒澤は拒否。結果、アメリカ資本でしか作れなった。

天下の黒澤でさえ、企業は金を出さない。そのくらいに映画界では原発はタブーだったのだ。福島の事故が起こってからは、数本の原発映画が作られたが、数は決して多くない。そんな1本が僕が監督した「朝日のあたる家」だ。製作費だけではない。完成後も困難が続いた。映画館が上映拒否。大手メジャーのシネコンはそうなるだろうと予期していたが、ミニシアター系、単館にも拒否された。密かに理由を聞くと

「原発事故の映画なんか上映して、どこかの誰かに何かを言われたら怖い。不安だから、とりあえず上映はやめておく」

何じゃそれは!もし、経団連に叩かれる。東京電力から電気を止められる。経産省から注意されるというのなら分かるが、それもあり得ない。にも関わらず「どこかの、誰にか」「何か言われたら怖い」と怯えて上映拒否。つまり原発推進派に睨まれたくないということ。その後、心ある映画館27館が手をあげてくれて上映。全国で大ヒットしたが、どこも嫌がらせを受けたところはない。

問題作を作る、上映すると必ず、ありもしないことに怯えて、出資しない、上映しないという会社や映画館が出る。さて、僕の最新作「ドキュメンタリー沖縄戦」でも似たような事件が起きている。スポンサーが全国公開の許可を出そうとしない。さあ、今回は何が理由なのか? 

「教材のために作ったもので映画館上映は想定していない」

と言っているが、より多くの人が見るのだから問題ないはずだ。「朝日の」と同じく、どこかの誰かに何かを言われたら?ということか? あのときは原発推進派。では、今回も誰かを恐れているのか? 交渉を続ける。



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ある忘年会で「ドキュメンタリー沖縄戦」を宣伝!=ここでも大反響 [映画の行方?]

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ある忘年会で「ドキュメンタリー沖縄戦」を宣伝!=ここでも大反響

デニー玉城知事とゆかりのある団体。その東京の忘年会で「ドキュメンタリー沖縄戦」の告知をさせて頂いた。反応は大きく「東京ではいつから見られる?」「どこで上映するの?」との質問の嵐となった。

が、全国上映のゴーサインはまだスポンサーから出ていない。今年の3月からお願いしているのだが、未だに決断してもらえない。ただ、今回の沖縄完成披露上映会は大盛況であり、1000人もが鑑賞。アンケートでもほとんどが全国での上映を希望。デニー知事からも「ぜひ、映画館で上映を!」との言葉を頂いている。

これで「全国上映はしません」ということはありないと思うが、まだ返事は来ていない。が、返事があってから宣伝したのでは間に合い合わない。知事ゆかりの団体関係者から「告知に来て下さい」との声をかけて頂いたので、お邪魔した。ここでも反響は凄く。「見たい!」との声を数多く聞いた。なんとか全国公開を実現したい。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開のゴーサインがまだ出ていません!=スポンサーと交渉中 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」全国公開のゴーサインがまだ出ていません!

完成披露上映会@沖縄で大盛況。観客から「次はどこで観れますか?」との問い合わせが殺到。デニー知事からも全国の映画館で上映して欲しいとの要請。配給会社はすでに手を挙げており、映画館からも上映希望が来ている。

が、スポンサーから未だに「全国の映画館で上映してもいい」という許諾が降りない。それが出ないとこの映画は先日の沖縄上映のみで終了。各地の映画館では上映されません。現在、スポンサーと交渉中ですが、否定的な声が聞こえてきます。「全国で上映して欲しい」との声をネットで挙げて欲しい。応援お願いします。

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2019年は「ドキュメンタリー沖縄戦」で暮れていく?=だが、全国公開の許可、未だ来ない! [映画の行方?]

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2019年は「ドキュメンタリー沖縄戦」で暮れていく?=全国公開の許可、未だ来ない!

今年は年始から「ドキュメンタリー沖縄戦」の仕上げ。3月に完成。そして過労でダウン。数ヶ月寝込み。秋から宣伝。そして沖縄上映会。1本の映画を作るとはこういうこと。もちろん、3年がかりであり今年だけのことではない。

あとは3年ぶりにワークショップをした。それだけで1年が終わろうとしている。「スターウォーズ」の最終章も見てしまったし、あとは「寅さん」を見たら今年は終わりだ。が、来年の戦いはすでに始まっている。「ドキュメンタリー沖縄戦」を全国公開に持って行かねば。沖縄で上映しただけで終わりにしては意味がない。

全国へ。いや世界に発信してこそ、この映画の意味がある。配給会社も、映画館もぜひ、やりたい!とすでに手を挙げているところがある。なのにスポンサーがその許可を未だに出さない。沖縄県のデニー知事からも「ぜひ、全国で公開を!」との要請を頂いている。その連絡はすでに伝わっていると思えるが、スポンサーから「では!」という返事は来ていない。

前々から「映画館で全国公開する必要なし」との意向を聞いていたが、沖縄戦を伝える映画を作りながら、沖縄で2日間だけ上映して終わり=それに何の意味があるのか? 何のために作ったのか? 全国で、見られては困る理由でもあるのか? 全国公開がとても意味あること。何度も伝えている。

もう少し返事を待ってみるが、長くは待てない。何ヶ月も経ってしまうと映画館が上映してくれなくなる。映画は鮮度。できたらすぐに上映するのが業界のルール。今なら間に合う。交渉を続けたい。


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映画を作りながら、宣伝せず、チャンスを逃し、全てをドブに捨てる人たち=意外に多い!? [映画の行方?]

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映画を作りながら、宣伝せず、チャンスを逃し、全てをドブに捨てる人たち=意外に多い!?

映画の宣伝、興行について知らない人は意外に多い。時々、信じられないことを言う人がいる。地方で映画を撮影。完成して、いよいよ地元公開というとき。「楽しみだな」「ドキドキするね」と町は自分たちが製作した地元映画の話題で持ちきりとなる。が、ある町では自分たちで制作費を集め、撮影にも参加、出演もしているのに、ポスターも貼らない、チラシも配らない。完全にお客になってしまい、封切りを待っているだけなのだ。

宣伝について尋ねると「誰かがやってくれるよ」「テレビでやるんじゃない」「映画館がするんだよ!」と全員が勘違いしていた。宣伝するのは映画を作った町の人たちなのだ!それがお客気分。また、映画というのは「作れば映画館が上映してくれる」と思っている人も多い。というより、それが当然と考える人がいる。

現実は配給会社に依頼。その会社が苦労して努力して、映画館に上映をお願いする。宣伝も配給会社。多額の費用がかかる。それも知らずに地元映画を作り、撮影が終わったら「バンザーイ。終わった〜」という人が地方には多い。映画館で上映するには、映画を作るのと同じだけの苦労と時間がかかる。なのにその町では「地元や近隣の町で何度も上映して評判が良ければ東京の映画館にも頼んでみる」とか悠長なことをいう人もいた。

地元で何度も上映したら、長い月日が経つと、もう映画館では公開できない。映画館は一番最初に映画を上映する場所。どこかで先に上映した作品は、それが試写会等でない限り、もう映画館ではかけてくれない。なのに、地方の人たちは自分たちに都合のいい展開を勝手に想像。何もせずに時間だけが流れ、映画公開のチャンスを逃す、潰す、失うことが多い。

本来は完成前から考えるべきことなのだが、あの映画のスポンサーも同じ愚かな道を歩んでいるように思える。その辺のこと。また説明する。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」多くの人に見てもらうには映画館公開が一番!=世界にだって発信。あとは返事待ち [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」多くの人に見てもらうには映画館公開が一番!=世界にだって発信。あとは返事待ち

映画は映画館で上映されるもの。と思っている人は多いだろう。が、実は映画館以外で上映する映画も多い。公民館、市民ホール、貸しスタジオ。ただ、それらの映画はほとんど世間に知られることもなく関係者だけが見て終わる。

道徳、人権、原発、差別、その種のものをテーマにして作られた劇映画がそんな形で上映される。製作した団体が関係者を動員。全国数カ所で上映するが、マスコミも映画サイトも取り上げないので、せっかくの上映会も関係者のみしか見る機会がない。その上、その手のホール上映は1箇所でせいぜい1−2日の上映しかできない。

しかし、映画館で上映すれば違ってくる。配給会社が宣伝し、チラシやポスターが作られ、映画雑誌やサイトで紹介。テレビや新聞。ラジオ。ネットでも紹介される。マスコミが扱うので多くの人が知るところとなり関係者以外の一般の客が映画館を訪れる。映画館は最低2週間上映してくれる。ホールと違い場所を調べなくても多くは映画館の場所を知っている。

主催者もホール上映だと映写機の準備、会場の受けつけ、客の誘導等で毎回、スタッフを連れて会場に行かねばならない。が、映画館なら全てやってくれるので、主催者も大助かり。また、ホール上映の場合は東京が済んだら大阪。次は名古屋と、場所を探し、予約し、下見をしてと大変。でも、映画館なら配給会社がブッキング。全国の映画館で上映可能。一般のお客を大動員できる。

映画館で上映すればテレビ、ケーブル、衛生、、ネット、ビデオメーカーと、いろんな企業から「うちで放送、配信したい」という声がかかる。二次使用だ。そのことで映画館で見れなかった人たちも見るチャンスが生まれる。ホール上映の場合はまずそんな展開はない。

さらに海外の映画祭への出品。エントリーすればアメリカ、フランス、イギリス、中国、韓国、台湾といろんな国での上映も可能。これはテレビドラマでは無理。映画ならではの展開だ。実はこんな風に映画は古いメディアではあるが、テレビドラマよりワールドワイドな展開ができる。デニー知事からも「ぜひ、全国で公開してほしい」との熱い要望を頂いている。

ただ、映画館で上映してもらえない特殊なテーマやあまりにも出来が悪い作品は自主的にホールを借りて上映するしかないが、幸い「ドキュメンタリー沖縄戦」はすでに配給会社が手を上げてくれており、映画館からもぜひ!との声がすでに届いている。あとはスポンサーの承諾を貰えば来年早々から映画館公開が実現できる。その承諾の返事を現在、待っているところだ。乞うご期待。



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