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「ドキュメンタリー沖縄戦」のスポンサーはなぜ、頑なに映画館公開を拒否するのか? =その理由を考える。 [映画の行方?]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」のスポンサーはなぜ、頑なに映画館公開を拒否するのか? =その理由を考える。

「ドキュメンタリー沖縄戦」映画館公開中止。もう少し詳しく事情を説明する。スポンサートップは実に巧妙な言い方をする。「映画館では絶対に上映しない」とは言わない。「団体の関係各所での自主上映を優先する」という、つまり映画館ですぐに上映することはないという意味。ただし...。

「もし、関係各所の7−80%で自主上映が済み、評判がいいようなら映画館公開も考える」

何とも意味深な言い回しだが、これは事実上不可能なことを言っている。関係各所は全国に1万軒。その7−80%というのは7ー8千箇所。全て自主上映をすることが可能だろうか?ちなみに同団体は現在も映画による平和学習を続けている。その映画を上映したいという関係各所はこの3年で5軒ほど。7−8千軒になるまで何十年かかるのだろう?

さらにその上映で「評判が良ければ」という条件までつけて、それをクリアすれば「映画館上映」ではなく「考える」という。これは「映画館上映は絶対にしない」というのと同じだろう。もう一つ、付け加えるなら7千軒と言わず、数十軒でも自主上映が行われれば、もう映画館公開はできない。映画館は完成した映画を一番に上映する場所。散々、自主上映された映画を回してくれる映画館はない。

なぜ、そこまでして映画館公開を避けるのか? 沖縄の多くの人たちが全国上映を望み、デニー知事までが「映画館で全国の人たちに」と要望をくれているのに、それらを拒絶するのか?ちょっと異様な気がする。トップをそこまで硬くにさせるものは何か?

これが映画館先行公開。あるいは関係者上映と同時公開なら可能。それをせずに、ひたすら映画館公開を避けるのは多くの人に見られると困る何かがあるのでは? 考えてみよう。自主映画ならマスコミも取り上げないが、映画館なら多くのマスコミが取り上げる。どこの団体が「ドキュメンタリー沖縄戦」を作ったか?もアピールされるだろう。

本来は嬉しいこと。平和学習を進める同団体は高く評価される。戦争の悲惨さを伝える活動をしていると知られると困ることがあるのか? 


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