「ドキュメンタリー沖縄戦」このままでは全国公開は中止!=スポンサーが許可しない理由? [映画の行方?]
「ドキュメンタリー沖縄戦」このままでは全国公開は中止!=スポンサーが未だに許可しない?
来年に向けて全国の映画館公開を計画していたが、中断している。スポンサーが許可しないからだ。今回の作品。もともと平和学習=つまり戦争の悲惨さを知り、平和な時代を守るための勉強=用に、制作された教材。非常に出来がよく評判がいい。沖縄の完成披露上映会でも大盛況。デニー知事からも「ぜひ、全国で上映してほしい」との要請を頂いた。にも関わらずスポンサーは後ろ向きで、映画館公開を許可しない。
前々から聞かされる理由は「教材として作ったもの。映画館公開は考えていない」だが、意味が分からない。「平和学習」のために作ったのであれば、より多くの人が見る映画館公開は大きな意味がある。配給会社も、映画館も、すでに手を挙げている。あとはスポンサーがゴーサインを出すだけ。なのに「当初の目的にない」という理由で許可しない。
最初はお堅い団体だし、映像事業は初めてなので状況を理解していないのか?と思え、説明を繰り返した。が、映画館上映を頑なに拒否する。これはもう「当初の目的にない」から出来ないのではなく、表立って言いにくい別の理由があるのではないか?実は完成披露上映会@沖縄も、スポンサー側はもっと小さい形で、小さな場所で、関係者だけに連絡して行うつもりだったと聞く。
おかしな話だ。なぜ「多くの沖縄県民に見てもらおう!」という思いがなかったのか? より多くの人が見てくれる映画館公開を避けたがるのと繋がる。幸い、スポンサー内にも心ある方々がいて、沖縄上映を推進。大々的に開催。絶賛となった。が、経緯を見ていると、スポンサー側は「ドキュメンタリー沖縄戦」をより多くの人に「見て欲しくない!」という考えがあるようだ。
なぜ、多くの人に見て欲しくないのか? そのことで表立って言えない問題が出てくるのか? 恐い団体からクレームが来るのを怖れているのか? では、戦争の悲惨さを伝えることで困る組織を考えてみよう。もっと言えば戦争したい人たち。一番に思いつくところはあそこだ。力のある巨大組織。多くの企業やテレビ局も忖度するあの組織。そこの目を気にして全国上映できないのではないか?
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