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「沖縄戦」を把握することは大変=それを1時間45分で理解できる映画!日本人の意識を変えることができる! [映画の行方?]

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「沖縄戦」を把握することは大変=それを1時間45分で理解できる映画!日本人の意識を変えることができる!

「沖縄戦はどんな戦争だったの?」と一言では伝えられない。例えば広島の原爆投下は「そのことで多くの市民が死んだ」と説明できる。東京大空襲なら「爆弾がいっぱい降ってきて東京の街が焼き尽くされ、多くが焼死した」真珠湾の奇襲は「日本軍が秘密裏にハワイに近づき、アメリカ軍基地を奇襲。戦闘機で軍艦を破壊した」ミッドウェイは「日本軍が徹底的に叩かれた海戦。多くの空母を失った」と言える。

では、沖縄戦は? やはり一言では説明できない。そこが沖縄戦を多くの日本人が知らない現状を作った一因ではないか?と思える。ノルマンディ上陸作戦のように、米軍が海から上陸。ドイツ軍を撃破したというのとは違う。アメリカ軍が沖縄に上陸した時は戦闘はなく、その後、嘉数高地の戦い、シュガーローフの戦い、首里城の攻防と、いくつもの戦闘が起きている。

また、戦闘以外でも対馬丸撃沈事件、集団自決事件、等の事件が起き、さらに太平洋戦争の中でも特殊なのが、軍に召集された青年男性だけでなく、4歳から70歳までの男女も防衛隊等に強制的に参加させられ戦闘に従事している。そのために多くの民間人の犠牲が出たのだ。

つまり、ノルマンディ上陸作戦というのは第二次世界大戦の1つの戦闘であるのに対して、沖縄戦は太平洋戦争の1つの戦闘というだけではなく、沖縄戦という大きなカテゴリーがあり、その中にさらに様々な戦闘や事件が存在するというのが分かりやすい。だから「沖縄戦」と一括りにして語ることができない。伝えることが困難で、多くの日本人に知られていないという現実を生み出しと思える。

それを伝える書籍やドキュメンタリーは存在する。が、個々の戦闘や事件を追うだけでもかなりな量になり、全体を把握することは難しい。そこで制作したのが今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」だ。1時間45分で沖縄戦のほとんどを理解できる作りにした。戦闘と事件の選び方は専門家からも賞賛。これを見てもらえば、沖縄戦をほぼ理解できる。日本全国の映画館で上映すれば、沖縄戦に対する日本人の認識を変えることができる。沖縄の悲劇を伝えることができる。

なのだが、それを制作したスポンサーが全国公開をしようとしない。どういうことなのか? 来年は終戦から75年。日本人が沖縄戦を知る絶好の機会なのだが....。何か裏で起きているように思える。


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