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沖縄戦関係の本を読むたびに憤りを感じる。 [沖縄戦]

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沖縄戦関係の本を読むたびに憤りを感じる。

戦中は沖縄住民を戦闘にまで駆り出し、巻き込み、多くを犠牲にした。14歳から70歳までを動員。そして集団自決まで強要した。なのに、今、それを無かったのようにしようとする団体がいる。裁判を利用してキャンペーン。教科書から事実を消し去る。歴史を捻じ曲げる。だが、これは過去の話ではない。

今の政府も同じ。コロナでいくら国民が死のうと、個人の店が潰れようと彼らは屁でもない。公文書でさえ都合の悪いものは改竄、処分。マスコミと共に間違った方向に誘導し、自分たちだけが生き残ろうとする。沖縄戦と何ら変わらないことが、現代も行われている。


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友人推薦の戦争漫画。「ペリリュー」 [戦争について]

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友人推薦の戦争漫画。

沖縄戦を取材した時。米軍のユージン・B・スレッジの存在を知り。映画では彼の言葉を引用した。そのスレッジが沖縄戦に参加する前に行ったのがペリリューである。そのことで興味を持ったが、沖縄戦から外れるので、その時は詳しく調べなかった。

その戦闘を漫画で描いたものがあると、友人が教えてくれた。先に読んだ漫画「シュガーローフ の戦い」もとても分かりやすい作品だった。戦争を文章で説明しても、なかなか伝わらない。映画にすると製作費が膨大になる。その意味で漫画は大事。これも読んでみたい。
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「半沢直樹」「シグナル」「鬼滅の刃」の共通点とは?=大ヒット作には必ず現代が反映されている! [MyOpinion]



「半沢直樹」「シグナル」「鬼滅の刃」の共通点とは?=大ヒット作には必ず現代が反映されている!

今更ながらだが「半沢直樹」そして「シグナル」さらに「鬼滅の刃」を見た。どれも大ヒット作品。全て僕は知らずにいた。こうして歳を取ると感性のアンテナが錆びつき、時代の流れを掴めなくなるのだ。

遅まきながら、それらを見る。とてもよく出来ており、涙と感動の名作となっている。そして共通点がある。以前にも書いたが「理不尽」「貧乏人は消えろ」「権力の力」が描かれている。「半沢」と「シグナル」は金と権力を握る者が理不尽な振る舞い、そのために貧乏人が踏みつけられるという背景がある。「鬼滅」ではその金と権力を「鬼」に象徴している。

そして主人公はいずれもスーパーマンではない。超能力もなく、権力もない。実は天下の副将軍だった!てなこともない。庶民。それも辛い過去がある。半沢は銀行の理不尽で父親が自殺。シグナルの主人公は兄が自殺。「鬼滅」は家族が皆殺しになっている。そして、3人ともに普通の人。プロフィイルを勉強したとか、鼻が効くとかいう程度。これら設定が非常に観客の共感を呼ぶのだ。

多くの庶民は踏みつけられている。不況真っ只中の消費税増税。総理が支援者を税金を使う花見会に招待。総理夫人の友達には億単位の土地を格安で提供。補償は不十分。高級公務員は轢き逃げしても逮捕されない。コロナ禍で営業自粛要請。満員電車はOKで映画館は自粛。理不尽のつるべ打ちが続いている。そんな国民がこれらドラマの理不尽を見て、思いがダブらない訳がない。

ただ、今ほどではないにしても、昔から理不尽はある。だから、時代劇が人気だった。先の副将軍、北町奉行、天下御免の向こう傷、親方日の丸の人たちが貧しい庶民を助ける物語。そこでストレス発散。しかし、そんな時代劇は姿を消した。親方日の丸はもう信用ならないと感じ始めたのだろう。時代劇は所詮、フィクション。現実とは違うと虚しさを感じた。だから、庶民が主人公で理不尽と戦う「半沢」や「シグナル」に強く共感する。時代劇だが「鬼滅」の平凡な少年を応援したくなった。

そして、戦い方も違う。過去の時代劇は「遠山の金さん」「水戸黄門」「桃太郎侍」「暴れん坊将軍」も基本、権力を振りかざして悪を退治する。後は、刀で滅多ぎり? しかし、現代では通用しない。それではおとぎ話。カタルシスは生まれない。そこで「半沢」は論理だった手法で悪行を暴く。「シグナル」は証拠を掴み、逃げ切ろうすると権力者を追い詰める。そして「鬼滅」を含め、3作とも主人公1人ではどうにもならない。仲間の助けで敵を追い詰める。この仲間の存在が大きい。

それを含め3つの要素。仲間、家族、諦めない。これらが3作のキーワードなのだ。そこに観客は大いに共感し、励まされ、カタルシスを得る。だから、見ていて「行けーー!半沢」「大山刑事。その犯人を捕まえてくれ!」とテレビを見ながら叫びそうになる。そして現実では追い詰められない悪を葬る。「よっしゃ!」と熱い思いが込み上げる。大ヒットするドラマには必ず現代の反映がある。そこに現実が映し出されている。


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