戦時中の生活を描いた本。あれこれ見えて来る。 [沖縄戦]
先の大江ー岩波裁判の本で紹介されていたのがこれ。この著者の母の証言が裁判で重要な根拠となった。その原文を引用でなく読みたいという思いもあったが、こちらの本は当時の様子、生活も紹介されていると知り読み始めた。戦争の歴史的経緯はかなり掴んだ。
が、当時の住民の生活がどんなものであったか?が、今もよく分からない。特に1945年、昭和20年の沖縄がどんなであったか?は想像もできない。数少ない沖縄戦の映画でも、戦場は描かれるが、庶民の生活、会話、思いは紹介されない。そのために遠い世界の物語に思えてしまうのだと感じる。
「スターウォーズ」だって、田舎街で暮らすルークの生活からスタート。かれの夢や悩み、葛藤が描かれるが、日本の戦争映画はほんとその辺を伝えず。再現ドラマのようになりがち。アニメーションでは「この世界の片隅に」で、その辺を描いたが、実写ではほとんどないと思える。その辺を知りたくて、あれこれ沖縄戦関係の本を読んでいるが、書籍でもなかなか出会わない。そんな時に、この本。興味深く読んでいる。
やっと読み終えた。今も戦争したい人たちが存在する。 [沖縄戦]
常に疑え、自分が正しいと思うな。時代を生き延びる条件はそれだ。 [MyOpinion]
ここしばらく、コメント欄を見ていると、誘導されている人、印象操作に引っかかてる人。狭い視野で分かった気になっている人。結構いることに気づく。
マスクのこと。戦争のこと。アメリカのこと。もっと疑った方がいい。いい大人が整合性も論理性もないコメント。読んでいて辛い。一見、広い視野で意見を書いてるように見えるが、中身ゼロもよくある。ただ、厳しく言えないのは、日本人のほとんどは「考える力」を育む教育を受けていない。与えられたことしかできない。だから、意見を言ってるつもりで、ニュースキャスターの受け売りをしているだけの人も多い。レベル低いのが当然かも?
僕も偉そうなことは言えない。勉強を始めたのは原発事故から。そして沖縄戦でさらに学んだ。両方とも背景は同じ。そんな機会があって、いろんな人から情報ももらうので、かなり謎が解けた。ラッキーなだけかも?だから、そのことをかなり記事にして来た。その手の話題に興味を持つ人が友達申請をくれたと思っていた。が、そうでもないようだ。特に年配の男性のレベルが低い。「####は分かってないな!」とか上から目線で特定の人を批判しているが、「分かってないのは、あんたやでー」上から目線の人ほど分かってないことが多い。
まず、自分の意見を疑え、正しいのは自分でなく、相手かもしれないと考えること。ま、「お前もな」と言われそうだが、その通りだ。目の前の現実を疑え、背景を考えろ。誘導されてはいけない。時代を超えるためには、それが必要だ。