神経が切れそうな日々? [「沖縄狂想曲」]
神経が切れそうな日々?
映画制作時。僕はいつも7人分の仕事をする。でも、ギャラは0.8人分だ。そのことで本来必要な6.2人分のギャラが浮く。それを製作費に還元すれば、より良い映画ができる。例えば3千万の予算なら、4千万近い額になる(そんなことしているから過労で倒れ、何ヶ月も寝込む!)金が増える訳ではないが、メインスタッフが6人。タダ働きでしてくれるということだ。
ま、自民党で言えば、選挙の時に統一教会の信者が大量に手伝いをしてくれるようなもの。信者は皆、ただ働き。その後は秘書としても仕事。それもタダ働き!自民が教会と仲良くなるのがよく分かる。ちと事情は違うが、そんな訳で私は今も、編集作業だけに専念できない。毎日の資料調べも必要。今後のスケジュールも考えねばならない。
そして費用の記録と計算。何にいくら使ったか?領収書を確認。エクセルに記録。税理スタッフはいないので自分でやる。何より来年早々の申告シーズンは編集の佳境。領収書を整理したり、エクセルに記録したりする余裕はない。
今年のその時期。ちょうど「乙女たちの沖縄戦」の編集と重なった。前年末に突然に来た依頼。不可能実行指令!をいかに実現するか!完全に申告を忘れていて、慌てて作業。刀鍛冶レベルの集中力が必要で、外部と連絡を断って行う編集。それと変更して申告準備はもう神経が切れそう。発狂しそうなくらい。だから、今年は本年度中に申告準備を全部終える。
他にも、やらねばならないこと山積み。編集。資料確認。製作費管理もまた使う神経が違う。だから、それぞれに1人ずつのスタッフを雇うのだ。それを1人でやっている。ジギルとハイドどころではない。外部との連絡を断ち、この週末もそんな作業が続く。