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詰め編集①が終了。だが、まだ完成ではない。 [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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詰め編集①が終了。だが、まだ完成ではない。

とは言え、一番大変で全集中が必要な作業は終わり。この後は「詰め編集②」前者は題材の世界に入り込んで作業するが、こちらは逆で客観的になり、第三者的視点で作業する。

既に本編には4人分のインタビューを入れている。あと、3人分をこれから吟味して、本編のどの部分に入れるか?を考える。このことで、より題材を多面的に深く伝えることができるはずだ。

明日。いよいよ、製作会社側に見せる。信頼の上で依頼してくれたので、あーだこーだいう人たちではない。編集に関しても命懸けで、神経が切れるほどの作業をしている。これで文句を言うなら「最初から別の人に頼め!」ここまで丁寧に時間をかけて編集料もなしに作業する奴がいるなら会ってみたい!と考えたり。それより問題はドラマパートとの釣り合いや繋がり方だ。その上で、さらに編集を進める。

詰め編集①を終えると、悪夢の世界から帰還したようなホッとした気分になる。暗闇の世界で迷いながら、息もできない状態で彷徨い続けたのが、やっと出口に辿り着いた気分だ。ま、いい形のエンディングなので気分爽快だが、それが見つからなければ今も不満を抱えて暗黒世界を彷徨っていただろう。

詰め編集は1週間くらいか? その後、ナレーション原稿を作る。そして俳優を呼び、ナレーション録り。SEも入れなくてはならない。音楽費がないとのこと。フリー音源から探して入れてほしいと言われているが、ちょっと調べたが、いいものはなかなか見つからない。ミスマッチな曲を使えば全てが台無しになる。まだ、あれこれ作業が続きそうだ。


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詰め編集パート1が終了。 [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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詰め編集パート1が終了。

滅多に食べないお菓子を食べていると、口の中がグジャグジャする。ケミカルを大量に使っているからだろう。それに毎日食べていると(と言っても数日)「体に悪い!」感が増してきて、お菓子控えめで飲み物を多めにした。

編集作業で汗をかくわけでもないのに水分が欲しくなる。甘い物が食べたくなるのは、脳のエネルギーが炭水化物なので分かる。が、水分は何なのか?ま、甘いものだけでなく脳も水が欲しいのだろう。静岡県で映画を撮って以来、朝はコーヒーではなく日本茶にしている。が、日本茶ばかり飲んでいると単調になるので、コーヒーも淹れる。

その二種類ばかりでも飽きてくるので、以前にもらったマニアックな「モンゴリアン・ティー」?も飲む。体に良さそうだが、飲みづらい。ま、編集作業の時はいいかも?体に刺激!ただ、最近は、運動しない。お菓子食べる。甘い物ほしい。確実に減量生活がストップ。すでに2キロ戻った。

編集を進めるためにドラッグやヒロポンを使うよりはいいか? そんな悪魔の誘惑に負けそうなくらい、自分を追い込むことは難しい。ミュージシャンが新曲を書けなくて、ドラッグやってしまう気持ちも分からないでもない。クリエーターは自分の体を壊してでも、命を削ってでもより良き作品を作りたいと思うもの。ヒース・レジャーもジョーカーという役を演じ切るために、ドラッグに手を染め、命を落としたのだろう。

こちとらお菓子とコーヒーのドーピングで、編集作業をパワーアップ。昨夜、とうとう詰め編集パート1が終了。と言っても完成ではない。振り返ると最初に素材を並べる。その段階で3時間(それでも別にまだ素材がある)それを詰め編集。目標は1時間半。バッサリは切れない。数秒ずつ切って行く。

昨日の段階で1時間40分。あと10分ー頑張れば切れる。1秒ずつ各カットを切れば60カットで1分。600カットで10分だ。その切り方をすると観客はどこをカットしたか分からない。10分の場面をバッサリ切りのは簡単だが、それでは作品の世界が狭くなってしまう。

ラストシーン。最初から考えていた形にした。「凄くいい!」泣きそうになる。「自画自賛?」いや、編集でも、シナリオでも、自分で作業していて感動するときは、非常に出来が良く観客も感動する。作業している本人が感動しないようでは、感受性が貧しいか?編集という仕事に向いていないということだ。冷静さも必要だが、感じる力もないと編集はできない。

その点が一番、理解されにくいところだろう。編集は映像を継ぎ接ぎする仕事と思われがちだが、「感性」が重要なのだ。余韻を1秒にする。3秒にする。5秒にする。それだけで泣けたり、泣けなかったり。退屈したり、ハラハラしたり。下手な役者もアカデミー賞級の芝居になる。ハリウッドでは「名優は編集室で作られる!」と言われるが、その通りだ。

まだ、あれこれ作業を進める。というのも、さらに別の素材があり、それを切り出して本編に入れる作業が残っている。そのことで、さらに世界観が広がるはず。もう一息。頑張ろう。ただ、もうお菓子は食べたくないなあ。



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編集作業。今になってスピードアップ。霊は本当に降りてきたのか? [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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編集作業。今になってスピードアップ。霊は本当に降りてきたのか?

締め切りまであと少しなって、ようやく作業がスピードアップ。「さっさと始めればよかったんだよ〜」とか言われそうだが、スタートしたのは1ヶ月以上前。作業に集中しスピードを上げるまでには、何週間もかかる。1週間の時もあるが、4週間の時もある。そこまで自分を追い込み、環境を整えて、全集中できるように持って行かねばならない。

格闘家。特にボクサーも、同じような努力をしているのではないか?だから、試合前になるとジムに泊まり込み、自宅には帰らない。家にいると日常モードになってしまい、闘争心が掻き立てられないからだろう。テレビ見たり、新聞読んだり、親兄弟と話していると、試合モードが阻害されるのだ。

机の上にある恋人の写真とか見ると「どうしてるかな〜?」とか考えてしまう。「次の誕生日は何をプレゼントしようか?」とか思っていると闘争心が萎えてしまう。だから、試合に集中するためにジムに籠り、一日中練習する。編集作業も同じ。人に会わない。テレビを見ない。世間に関心を持たない。編集素材が描く世界に集中する。

それが今回は2回も寸断。それぞれに5日づつ別の作業をせねばならなかった。それらを終えてから再開。完全に別モードになっている。その期間が本当に苦しい。作業はパソコンするのだが、そこに頭の痛いメールが来ると、血が逆流。編集より怒りに駆られてしまう。先にも説明したアホなPは「どうですか?」などと、進行を探ろうと電話して来たが、それほど邪魔なものはない。

いろいろあったが、締め切りを目前にしてスピードアップ。霊は来ているのか?と疑いながら作業。粗編で3時間になったものを、昨日で2時間半まで縮めた。ただ、切ればいいというものではない。その世界を小さくするのではなく、圧縮する。そのためには数秒ずつ切って行かないとならない。10分ドカッと切ると世界の空気が急激に減って、見る人に伝わらなくなる。

目標は1時間半。あと1時間切らねばならないが、最後の方はまだ詰め編集が終わっていない。その辺でかなり稼げるはず。問題はその後だ。2時間まで縮めても、あと30分。この30分がボクシングの減量と同じで本当に苦しい。

今回のインタビュー映像は、体験者が魂を込めて吐き出した言葉。その全てを伝えたい。ただ、それだと見るものが混乱する。ある程度、整理し短くする必要はある。が、その先は大切な言葉も削らなければならなくなることが多い。上映時間の問題だけでなく、観客が耐えられる時間も必要。ドキュメンタリーには3時間、4時間というものもある。記録として必要だからだ。しかし、そのことで見る気を無くす観客もいる。そのせめぎ合いも存在する。

締め切りまでに完成させる必要はない。が、今回は僕の企画でも製作でもない。依頼を受けた仕事。その会社の関係者が見て分かるレベルの詰め編集は必要。せめて1時間40分くらいにすることは大事。残念ながら編集料が出ない低予算作だが、そんな問題ではない。ここ数日が戦いだ。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」感想=洗脳されれば一線をも越えてしまう恐ろしさ [沖縄戦ー感想]

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「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」感想

素晴らしいドキュメンタリーでした[exclamation]?目を背けてはいけない事実ですね。軍国教育の恐ろしさ、洗脳されれば人は一線をも越えてしまうことの恐ろしさを改めて感じました。

沖縄にまだまだ残された大戦の傷跡があるのですね。極限状態におかれた人たちの苦悩は生々しくガマに留まり、戦争の悲惨さ、残酷さ、人間の残忍さを私たちに教えてくれているのですね。

語り部と共に引き継がれて行くべきものを、映像に残すことの意義を感じました。

貴重な体験でした!
ありがとうございました?

(Mさん 女性)

映画「朝日のあたる家」(山本太郎出演)太田隆文監督作品

予告編=> https://youtu.be/81I-BLROlxY




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「ドキュメンタリー沖縄戦」を観たら、知らないことだらけだったことに気が付かされました」 [沖縄戦ー感想]

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「10年前、NHKで沖縄の戦争について見ていたので沖縄の戦争を知ってると思っていました。

数年前、ネットでいろいろ調べたら、沖縄の戦争について知らない事が多いと反省。

太田監督の「ドキュメンタリー沖縄戦」を観たら、知らないことだらけだったことに気が付かされました」


愛森泉(音楽家)


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編集作業。いよいよ、後がなくなってきた。 [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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編集作業。いよいよ、後がなくなってきた。

3月にはスポンサー試写。つまり、今月中には編集を終わらさねばならない。延期された締め切りは来週。だが、それにも間に合わない。あと何日あればできるか?がまだ見えないので、製作会社に連絡もできない。それに電話連絡すると「編集モード」が解除され余計に作業が遅れる。

「何甘えたこと言ってんだ。連絡は仕事の基本だろ!」と思う人もいるだろう。が、一般社会の正論を映画制作には通用しない。役所や会社での仕事とは違う。大事なのは素晴らしい作品を作ること。その種のステレオ・タイプの常識を振り回す奴は映画界にもいるが、足を引っ張るだけの存在になりがち。

幸い今回の依頼人はドキュメンタリー編集の難しさを熟知した人。うるさく言って来ないので、本当にありがたい。ここで、あれこれ言われると血が逆流して「だったら、誰か他にやらせろ!」となってしまう。良いものを作ろうとするから苦労し、集中し、時間をかけているのだ。

さて、現在の状況。素材は展開順に並べ終わったが、なんと3時間ある!当初は「40分ほどに」と言われていたが、1時間前後でも大乗夫という。つまりあと2時間は切らねばならない。と言ってバッサリと1時間づつ、2ヶ所切ってはアウト。数秒ずつ。それぞれのカット切って(何百箇所となる)テンポを上げる。発言内容を分かり 安くまとめる。そういう作業だ。ここからは、さらに集中力が必要。

また、企画書段階の流れとは変えてある。素材を並べると、そのままでは見づらい展開。紙の上に書いたものと、撮影した映像は同じにならない。企画書を下回り困ることがあるが、今回はかなり上回る内容。余計に大切に編集したい。

にも関わらず今回の編集は作業中に、すでに決まっていた仕事で関西に5日も行ったり(それで編集モード解除。帰京したらまたゼロから!)申告時期にぶつかり、これまた5日間。領収書整理。申告準備。(また、モード0から再スタート)ということもあり。さらに、今しか見れない映画が何本も公開。(あの作品は本日が最終日だが、流石に行けない)てなこともあり、何度も何度も神経が切れそうになった。

その辺の精神状態は説明しても分からないし、的外れなコメントをされても苛立つだけなので書かない。それぞれの業種にはそれぞれのやり方があり、外部からは理解できないことも多いのだ。さて、いよいよ、全集中。水の呼吸で、詰め作業を本格的に進める。



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編集作業は難航。しかし、あのことを思い出す。ー仏を掘り出す? [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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編集作業は難航。しかし、あのことを思い出す。ー仏を掘り出す?

やはり4Kデータは重い。頻繁にパソコンが止まる。ただ、ようやく気づいたこと。フリーズ現象?は処理がされていないのに、次の作業をするので、PCが「あーーまだ前の終わってへんのに、いい加減にセー!」と内に籠ってしまう症状のようだ。

それでなくても締め切りが直前なのだが、PCが処理が終わるのを待って(画面上の小さな円でそれは分かる)次の作業に入ることにする。作業はかなり遅れてはいるが、今回の作品は丁寧に仕上げることが大事。かなり良いものになる。意味ある作品になる。歴史的な価値もある。超低予算なので編集料は出ないのが辛いが、僕がやらないと安易なおざなりなものになってしまう。だから、やらねばならない。

あと思い出したのは「編集」は映像を繋ぐ作業ではない。彫刻に似ている。彫刻は仏像を掘るのではない。石の中に閉じ込められた仏を掘り出す仕事と言われる。すでに仏は石の中に存在している。それを掘って外に出す作業。それが彫刻というものらしい。編集も同じ。繋ぐのではない。掘り出す。今回もかなり、いいものができるはず。

あとは製作会社にどう説明して時間をもらうか?だ。理解ある人なので、分かってもらえると思うが、スポンサーの都合もあり、限られた時間しかないのも分かっている。戦い。


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沖縄で食べた定食。豆腐チャンプル? [2022]

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沖縄で食べた定食。豆腐チャンプル?





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先日、感じたこと。「ヤバい!」ー鰻重で逆襲だ。 [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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先日、感じたこと。「ヤバい!」ー鰻重で逆襲だ。

いつも風邪を引く前の兆候。喉が痛い!編集がまだまだ続く時にこれはまずい。風邪ではなく、567ならどうしよう? ここしばらくずっと編集。人に会わないので感染する確率はかなり低い。が、用心に越したことはない。ただ、本当に567なら体験レポートができる!毎日、FBで体調報告をする。

と言っても今は編集作業。まず、暖かくして仕事。ここしばらく減量生活。栄養が足りない。久々にしっかり食べる。ファミレスでメニュー見ると、おー鰻重がある。2000円。これなら贅沢ではなかろう。滅多にないことだ。いつもは1000円以下の日替わりだが、この日はランチに鰻重!!![黒ハート]何年振りかなあ?(注意、写真では豪華に見えるが、めっちゃ小さい鰻重です)

帰宅してレモンを絞ってビタミンC。もらったみかんも食べる。さあ、翌日。喉の痛みはなくなり。熱も出なかった。うなぎパワーが効いたのか? とにかく、暖かくすること。体を冷やさないことが大事のようだ。ヒートテックも効果あったのだろう。こうして作業は続く。



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沖縄そば [沖縄案内]

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