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乙女たちの沖縄戦 絶賛上映中     [2022]

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乙女たちの沖縄戦 絶賛上映中
  
横浜ジャック&ベティ〜続映決定
大阪シアターセブン上映中
名古屋シネマテーク 8/13(土)~
別府ブルーバード劇場 8/12(金)~

前作「ドキュメンタリー沖縄戦」上映館
名古屋シネマテーク 8/13(土)~



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「乙女たちの沖縄戦」前売り券、パンフレットはありません。その理由は? 沖縄戦作品を作る難しさ [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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「乙女たちの沖縄戦」前売り券、パンフレットはありません。その理由は? 沖縄戦作品を作る難しさ

先にもお知らせした通り。今回の作品は超低予算で制作。宣伝費もかなり厳しいもの。そういうと「だったら、しっかりと金を集めてから作れよ!」と言う輩が必ず出てくる。だが、題材が沖縄戦となると「しっかりと金集める」どころか、全く集まらない。映画会社も企業も出資しないのだ。

一つには沖縄戦を多くの日本人が知らないこと。だから、客が来ないと言うことを恐れる。もう一つには沖縄戦は日本国内で唯一の地上戦が行われた。その凄惨な戦闘を多くが知ることで、一段と「戦争反対」の世論が強くなるのを恐れる人たちがいるだろうことだ。今、日本は政府は戦争ができる国を目指している。先に強行採決した「集団的自衛権」はまさにそれ。他にも戦争をするための法案がいくつも可決されている。

そんな時に地上戦がいかに酷いものか?を描く映画が作られるのはマズイと思う人たちがいるのだ。また、そんな人たちに忖度して、その種の映画には関わらないという映画会社もある。その2つの理由で戦争題材の映画はなかなか作れない。あ、逆に「日本軍は素晴らしい。勇敢だった」と言う映画には金が集まる。先の勢力も喜んでくれるからだ。

つまり戦争映画。特に反戦映画は出資が見込めない。そんな中、今回の「乙女たちの沖縄戦」を作れたことは奇跡に近い。だが、その制作品は通常の半分以下。非常に厳しい条件下で制作した。そのことは前回詳しく書いた。僕は編集作業で3ヶ月ただ働き。会社がピンハネしたのではない。予算が完全になかった。だからといって数週間で編集すると、非常に見づらい杜撰な映画になってしまう。見やすい、分かりやすい作品にするには時間をかけて編集する必要があるからだ。

僕だけでなはない。多くのスタッフ&キャストが低価格の賃金と必要以上の労力を使い作品に挑んだ。だからこそ、素晴らしい作品ができた。ただ、宣伝費は極々わずか。宣伝費を多めに割けば本編のクオリティが落ちる。それはできない。なので、宣伝はチラシとポスターだけ。前売り券を印刷する余裕もなかった。パンフレットもなし。こちらは印刷代だけではなく、文章を書くライター、レイアウトのデザイナー。取材するスタッフも雇わねばならず、その予算が必要。だから、パンフもない。

そんな状態ではあったが、沖縄戦のドキュメンタリーが作れたことは奇跡。「もっと製作費が集まってから」なんて言っていたら一生できない。それ以前に体験者は90代。何年もかけて準備していたらお話を聞けなくなる。だから、苦しくても今、作らねばければならなかったのだ。8月2日から東京公開。全国各地でも同時期に上映される。ぜひ、見てほしい。テレビニュースでウクライナ報道を見ていても戦争の本質は分からない。ぜひ、映画館でこの映画を見てほしい。


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乙女たちの沖縄戦 ー初日舞台挨拶動画。配信スタート! [映画「乙女たちの沖縄戦」]



東京写真美術館ホール 8/2(火) 「乙女たちの沖縄戦〜白梅学徒の記録」初日舞台挨拶。
登壇 森田朋依、永井ゆみ、城之内正明、藤真由美、松村克弥監督、太田隆文監督

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劇場公開情報

東京  写真美術館ホール 8/2(火)~8/7(日)  初日舞台挨拶終了
横浜  シネマジャックアンドベティ 8/6(土)~ 初日舞台挨拶あり

名古屋 シネマテーク 8/13(土)~
長野  千石劇場 8/2(火)~8/11(木)

大阪  シアターセブン 8/6(土)~
京都  みなみ会館 8/5(金)~

沖縄  桜坂劇場 8/6(土)~8/12(金)
別府  ブルーバード劇場 8/12(金)~8/18(木)

ブログ〜>https://okinawa2017.blog.ss-blog.jp


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文芸評論家Sさんから頂いた素敵な評論ー「乙女たちの沖縄戦」 [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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文芸評論家Sさんから頂いた素敵な評論ー「乙女たちの沖縄戦」

太田隆文監督の新作『乙女たちの沖縄戦』初日に観賞。これは白梅学徒に関するドキュメンタリーと再現ドラマの映画。太田隆文監督はドキュメンタリー部分の監督及びドラマ部分の脚本を担当。

この作品はドキュメンタリー部分とドラマ部分によって構成され、両者が関連している。ドキュメンタリー部分は、ドラマに出演する女優の1人が役作りのために白梅学徒について調べる形式になっている。

ドキュメンタリーはあまり知られていない物事を伝えるため、しばしば制作者が「教える」姿勢になりがち。しかし、この作品では主人公を通じて「学ぶ」姿勢で描かれている。制作者も観客同様に映画によって学んでいる。

最近のTVドキュメンタリーでは、若い女性のナレーションを使う場合、内気な感じを選びがち。それは繊細さや傷つきやすさの無理解でしかない。このドキュメンタリーは主人公の女優のモノローグがナレーションで、隠にこもるようなところがない。等身大であり、観客に近い。

その彼女が白梅学徒の生存者に話を聞く。このシーンでは彼女は一言も喋らない。体験者が話すカットの間にただ無言で曇った表情の彼女のカットが挟まれる。それは観客自身の姿。何も話さず、ただただ聞き、それに戸惑い、ショックを受け、どう言ったらいいのかわからない。

そうした探求が済むと、彼女が登場人物の1人となってドラマが始まる。内容はドキュメンタリーを要約した再現。それが終わると、再びドキュメンタリーに戻り、彼女が慰霊するなどをして幕が閉じる。

『乙女たちの沖縄戦』はドキュメンタリー部分が大半でドラマ部分は短い。事実上ドキュメンタリー作品と言える。白梅学徒という全国的には知られていない沖縄戦の悲劇を意欲的なドキュメンタリーのスタイルで描いた労作。

今日を含53日ありますし、また東京以外でも公開予定もありますので、機会がありましたら、是非



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名古屋シネマテーク「ドキュメンタリー沖縄戦」シリーズ2本を上映! [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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【名古屋シネマテーク 沖縄戦シリーズ2本を上映!】

「乙女たちの沖縄戦」「ドキュメンタリー沖縄戦」 が日替わり上映することが決まりました。

8/13(土)乙女
14(日)ドキュメンタリー
15(月)乙女
16(火)ドキュメンタリー
17(水)乙女
18(木)ドキュメンタリー
19(金)乙女



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「ドキュメンタリー沖縄戦」感想「今だからこそ、この映画が作られた意義がある」(脚本家 伴一彦さん) [沖縄戦ー感想]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」感想「今だからこそ、この映画が作られた意義がある」

(脚本家 伴一彦さん)

「今観るべき映画。沖縄戦の背景や経緯が時系列でまとめられていて判りやすい。いくつかのエピソードは知っていたが、やはり当事者の口から語られると胸に迫る。

あの日沖縄で起きたことを語り継がなけれはならない。当事者が高齢化した今、誰もが戦争の実態を想像しづらくなっている今だからこそ、この映画が作られた意義がある。

この映画には死体が数多く映し出される。住民、日本兵、米兵、死ななくてよかった命。沖縄戦での死者20万人。

助かった子供たちの笑顔のカットが重ねられるラストに、戦争のない世界を願う監督の思いが込められている」




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