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「ドキュメンタリー沖縄戦」感想=「大量の資料映像と生々しいインタビュー」 [沖縄戦ー感想]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」感想=「大量の資料映像と生々しいインタビュー」


太田隆文監督 の「ドキュメンタリー 沖縄戦」を観た。大量の資料映像と生々しいインタビュー。「軍隊は住民を守らなかった」「皇民化教育、軍国主義の恐ろしさ」という体験者たちの声がずっと頭の中で渦巻いている。多くの人に観てほしい。今の時代だからこそ。

女性 Rさん

「朝日のあたる家」太田隆文監督作品 
予告編=>https://youtu.be/rN2EBIdlkbE



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「琉米歴史研究会」が沖縄戦写真など1万5千点寄贈 中城村 [2022]

記事から


沖縄戦に従軍したアメリカ軍の軍人などが撮影した当時や戦後の沖縄の写真や映像フィルムおよそ1万5000点が、18日中城村の図書館に寄贈されました。

18日は中城村の「護佐丸歴史資料図書館」で関係者が出席して寄贈式が行われ、寄贈される写真などが報道陣に公開されました。

中城村と北中城村に寄贈されたのは、沖縄の歴史などを研究するNPO法人「琉米歴史研究会」が収集した沖縄戦と戦後の沖縄を撮影した写真や映像フィルムおよそ1万5000点です。

沖縄戦に従軍したアメリカ軍の軍人などが個人で撮影したもので、研究会がおよそ40年にわたってアメリカにいる撮影者本人やその家族から収集してきました。

これまで展示会で公開してきましたが、沖縄の歴史研究に役立てて欲しいと研究会が活動の拠点とする両村に寄贈することになりました。

寄贈された写真のうち1枚は戦後、がれきやパイプが両側に積み上がった道路をアメリカ製の乗用車やバス、それに沖縄の人たちが行き来する様子が撮影されています。




https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220418/5090017974.html






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(332)沖縄ロケの名作ドラマー今は放送できない!?「Gメン75」@沖縄 [沖縄戦]



(332)沖縄ロケの名作ドラマー今は放送できない!?「Gメン75」@沖縄




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映画監督という生き方? 「人並みな生活がしたい!」と思ったらアウト? [映画業界物語]

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映画監督という生き方? 「人並みな生活がしたい!」と思ったらアウト?

映画監督というと、多くの人は文化人、芸術家。金持ち。女優にモテる?とか思うようだが、かなり違う。もちろん、巨匠と呼ばれる人は文化人であり、芸術家なのだが、多くの監督は単なる現場仕切りの仕事であったりする。

監督で金持ちはほんの一握り。ほとんどが貧乏人といえる状態。新入社員より年収が低いだろう。ただ、熱い思いを持つ人が多く「俺はこれを描きたい!」ということで自分を支えて映画作りに励んでいる。とは言え、低予算でも1本の映画を撮るだけでも、本当に大変なこと。チャンスを掴むだけで宝くじに当たるようなもの。なのに、終わると残るのは借金だけ!ということが多い。

ある意味で劇団で頑張る俳優のようなもので、テレビにも出れない。食えない。アルバイトの毎日。でも、芝居が好きで続けている!というような感じだ。監督業も映画だけでは食えない。あれこれ他の仕事もする。AVに誘われて、そのまま帰って来ない監督も多い。監督作品は1本だけで、その後の十数年、1本も撮っておらず。それでも「監督!」と呼ばれている人もいる。

いや、1本すら監督していない監督もいる。撮り続けるのも大変。ヒットさせるのはまず無理。そして監督できても、自分が好きな作品なんてまず撮れない。企業映画だと「なんじゃこれー」というシナリオを渡されて撮影。評判が悪いと「あいつはダメだな」と烙印。好きでもない作品を撮ってもいいものは出来ない。

本当に自分が撮りたいものを撮れるのは、奇跡を願うようなもの。企業ではバカが寄ってたかって作品をダメにする。ただ、そんな魑魅魍魎たちに言われた通りの、ありきたりの作品を撮らないと、次の仕事ももらえない。映画が撮りたくて入った世界。監督業を続けるには「撮りたくないもの」を撮らねばならず。自分がやりたいもの!なんて、誰も金を出してくれない。それが監督業の現実だ。

そんな中で僕は「自分が撮りたいものしか撮らない!」と決めた。そんな子供のワガママが通用する世界ではない。が、儲けようとか、また仕事をもらおうとか、まともな生活をしょうとか、人並みな幸せを得たいとか思わなければ、できるものだ。ここまで5本の長編映画。2本の長編ドキュメンタリーを監督した。全部、自分がやりたい作品だ。

依頼された作品もあるが、全て「やりたい!」と思ったもの。ただ、やりたいものをやると、結局、人並みな生活は出来ない。結婚も出来ない。家庭も築けない。老後の貯金もない。いつか野垂れ死する覚悟がいる。貯金も出来ない。来月の家賃が払えない!は何度もある。友人たちには迷惑をかける。女優にモテることもなく、フリーターと変わらない、むしろそれ以下の生活水準。

それでも「撮りたい作品を撮る!」ことは意味を感じる。嫌な作品を撮り経済的に恵まれた生活をするか? 撮りたい作品を撮り貧しい生活をするか?どちらがいいのか? いつ、アパートで孤独死してもいいと思えば、それはそれで楽しい生活だ。そこまで覚悟したら「撮りたいものが撮れる」と僕は考える。

長生きしたいとは思わない。だから、毎回「遺作」。これで死んでもいいと思っている。製作中は何ヶ月も血圧が危険値を超える。医者には「休み取りなさい。でないと本当に過労死するよ!」と毎回言われる。完成すると毎回、倒れ、数ヶ月間寝込む。だが、それで死ねなければ「もう1本撮れ!」と映画の神様が言っているのだ。そしてまた次の戦い。だが、60代になり戦いも辛くなる。終わりが来るまで、その繰り返しだ。



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G men 75ー沖縄三部作。凄かった!米兵の犯罪を追う!? [沖縄の現実]

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G men 75ー沖縄三部作。凄かった!米兵の犯罪を追う!?

米兵にレイプされた沖縄の女性たち。だが、米兵たちは無罪。復讐に燃える兄はその米兵の1人を殺害。事件を追うGメンに彼は「ヤマトンチューに俺の気持ちは分からねえ!」と叫ぶ。

残る1人の米兵は嘉手納基地ー実名で登場ーに逃げ込む。Gメンが交渉するが、、、司令官は引き渡しを拒否。今なら絶対に放送不可能な物語。これが当時、ゴールデンタイムに全国放送!そしてラストシーンに悔し涙が溢れる.....。


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これまでで一番苦しかった編集作業が今回! [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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これまでで一番苦しかった編集作業が今回!

次の作業はMA。音楽やSE。ナレーションをスタジオで録音する。それでようやく完成。昨年の12月に突然に連絡があり、翌週から取材。年明けて編集作業を3ヶ月。と言う怒涛のプロジェクトもようやく終わりが近づいてきた。編集は毎回大変だが、今回は今までで一番大変だった気がする。

1ヶ月くらいでできる?と思えたが、結果「ドキュメンタリー沖縄戦」と同じ3ヶ月。編集というと繋ぐだけ!と思われがちだが、そうではない。ドラマなら基本シナリオ通りに繋ぐということはあるが、ドキュメンタリーの場合はそれだけではダメ。というよりシナリオがない。どうすれば観客が理解するか?よりリアルに感じてもらえるか?を考えて編集せねばならない。

テレビドキュメンタリーなら1〜2週間で作業するのだが、だからあのような安易なものになる。日曜の午後とか、深夜にやっているパターン。安易に、簡単に、時間かからない編集をしている。スタッフが悪いというより、局側が十分な時間を与えないということが理由だ。が、今回のプロジェクトも大差ないか?

編集料はなし。僕がボランティアで3ヶ月。ケチっているのではなく、超低予算の仕事なのだ。とても3ヶ月の賃金を払う余裕はない。だからと言ってギャラの安い若手に任せると目も当てられないものになってしまう。以前、自身の監督作のメイキング。若手に任せたらテレビドキュメンタリーと同様。1〜2日でできる編集をしてきた。直しを指示したら、次の仕事があるから!と投げ出した。なので、その時も僕がノーギャラで編集。1ヶ月ほどかけて作業した。

どんなに苦労して撮影しても、バカが編集すると全てを台無しにしてしまう。そんな編集をするくらいなら、最初から仕事を引き受けてはいけない。ただ、今回はどうしてもやりたい題材だった。まあ本当にギャラは安いし、精神状態は最悪になるし、311から11年が重さなり。ウクライナ問題まで持ち上がり。本当に気が狂いそうだった。

その意味で今までで一番苦しい作業となったのだろう。でも、、出来はいい。そして、もう少しで完成だ。詳細は近日発表する。



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(326)一流大卒は新時代を生き残れない?=ウ国xロシア問題で見えた背景。 [戦争について]



(326)一流大卒は新時代を生き残れない?=ウ国xロシア問題で見えた背景。



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編集作業。終了した。と言っても完成ではない。 [映画「乙女たちの沖縄戦」]

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編集作業。終了した。と言っても完成ではない。

編集の最終段階初期は見やすくなるように、尺を短くする目的でカットをしていく。1秒、5秒と切ることでテンポが出る。この段階でもう1シーン全カットはありえない。

それが終わると、通しで見直す。今度は切り過ぎたところを1秒、3秒と伸ばす。すでに仮の音楽をあててある。それらの曲と映像の流れが合うようにする。音楽なしだと長すぎると感じても、曲がかかると、もう少し見ていたいカットも出てくる。

先日までは1時間54分だったが、最終的には57分になった。2時間内にするのが目標だったので、それはクリア。あとはMA だけ。ここまで3カ月と2週間。小品のつもりだったが「ドキュメンタリー沖縄戦」と同じ月日を編集にかけてしまった。まあ、編集ギャラは出ないのだけど....。ただ、これを安いギャラで雇える若手に任せたら、大変なことになる。だから自分でやった。

最終のプレビューを見て感じたこと。もう、編集作業で何度も何度も見ているので感動や衝撃がなくなっていたけど。通して見ると、また泣ける場面がいくつもあった。「沖縄戦」とは違うスタイルだけど、なかなかの労作になっている。内容、公開時期については近々、発表させてもらう。お楽しみに。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」ー感想「教師になった時、壁いっぱいに「教え子を再び戦場に送るな」と掲げられたスローガン [沖縄戦ー感想]

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1 戦争のなかった平成が終わり、戦争の記憶が人々から徐々に遠ざかるとともに、平和であることに一種の麻痺すら覚えがちな令和の時代に、この作品が間に合ってよかったと思う。

2 戦後75年。戦争を体験した人たちの高齢化が進み、今聞いておかなければ戦争の真実を私たちが直接聞ける機会はどんどん少なくなるばかりだ。「子どもたちに伝える大切なこと」ーそれが太田監督の掲げる一貫したテーマだ。戦争の実態を、とりわけ新しい時代に生きる子どもたちに伝えるのは、今を生きる私たち大人の責務である。そのためにはどんな優れた脚本や俳優の演技よりも、体験した人々の生々しい証言に勝るものはない。学校でもほとんど教えられることのない沖縄戦の真実が、この作品を通して鮮明に浮き彫りにされる。

3 人間がもたらす最大の不条理ーそれが戦争だ。この映画の終わりで繰り返されるいくつもの「なぜ?」その切実な問いかけが刃のように突きつけられる。「なぜ愛する者たちが死ななければならなかったのか?」「なぜ私たちは互いに理解しあえなかったのか?」「なぜ、ともに生きることができなかったのか?」「なぜ‥‥」それに答えるためには、歴史から学ぶこと、そして自分の力で考えることが必要だ。

4 戦時中の教育は子どもたちから「自分で考える力」を奪い、「国のために犠牲になる」ことの大切さを植え付けてきた。軍国主義の教育は戦争する国民をつくった。

5 私が教師になった時、教職員組合の会議室の壁いっぱいに、「教え子を再び戦場に送るな」と掲げられたスローガンに胸が熱くなったのを覚えている。戦前、戦中の教育への強い反省と自戒でもある。

6 戦争がもたらす多くの「なぜ?」への答えは、まず戦争の真実を知ること以外からは得られまい。その意味で本作品は私たちへの切実な問題提起であり、静かで力強い反戦メッセージである。

長くなってしまい申し訳ありません。段落番号256でもよいと思います。使えるところを適当にカットしてつなぎ合わせてください。監督さんにお任せします。こうした機会を与えていただき、とてもうれしく思います。メールがちゃんと遅れたかどうか不安なので、確認のお返事だけでもいただければありがたいです。監督さんの魂のこもったドキュメント作品の完成を、心からうれしくまたお祝い申し上げます。


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(324)戦争を始めるには悪役が必要!=イスラム国はどうだったの? [戦争について]




(324)戦争を始めるには悪役が必要!=イスラム国はどうだったの?




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