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映画館公開終了のお知らせ [2021]

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 「ドキュメンタリー沖縄戦」の映画館公開は2021年夏に終了しました。

昨年28館、今年5館と、2年に渡りロードショー公開を行うことができました。さらにはジャパン・フィルム・フェスティバル・LAで招待作品。最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。ねりま沖縄映画祭でも招待作品として上映。さらに、イオン・バーチャル・シネマで特別配信もされました。

3年に渡る取材。沖縄の皆様の応援で完成した作品。いずれも多くの皆さんに見て頂くことができて、関係者一同、喜んでおります。

ただ、残念ながらこの映画はDVD化はされず、テレビ、衛星、ケーブルでの放送はありません。何か別の形で沖縄戦を伝えて行く必要性を感じております。これで沖縄戦を終えてはいけないと考えています。まだまだ伝えられていないことも多く、あります。

できれば修学旅行前にこの映画を生徒さんたちに見て頂く。そのようなことができればと願っています。幸い、映画の貸し出しは可能ですので、関心がある方は以下の公式HPをご覧ください。よろしくお願いします。

https://okinawasen.com


 
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[ドキュメンタリー沖縄戦]に寄せて 沖縄出身のNさんより「母が体験し涙を流して決して語ろうとしなかったあの戦争」。 [沖縄戦ー感想]

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[ドキュメンタリー沖縄戦]に寄せて 沖縄出身のNさんより

沖縄の地上戦がどんな戦いだったか、戦争を知らない世代、若者達にはぜひ観てほしい。母が体験し涙を流して決して語ろうとしなかったあの戦争。友達の多くはひめゆり部隊で、広島の軍需工場で原爆により亡くなった。裸足で森を逃げ回る時は毒蛇ハブより、艦砲射撃が恐ろしかった。でももっと恐ろしかったのは日本の兵隊だと話していた。シュガーローフの戦いも。それ以上は言葉にならなかった。南方で戦い生き抜いた軍人の養父も言葉は少なかった。

もう絶体絶命のピンチを上官をサイドカーに乗せて銃弾の飛び交う中を脱出したとほんの少しだけ話した。きっと贖罪の気持ちがあったのではと今は思っている。絶対に戦争は起こしてはならない。勝者などいない。庶民や若い兵隊が死ぬだけだ。支配者達は机の上でご託を並べるだけ。金儲けもする奴等すら存在する。

戦争が終われば相手側のスパイになって命乞いしぬくぬく生き延びる奴等もいる。みんなただ、愛する人が待つ家に、家族に、恋人に、友達に会いたいだけ。それで幸せだったのだ。戦争はそれを一瞬で奪い、お互いを人殺しに変えてしまう。絶対に過ちを繰り返してはだめだ。1%の支配者に99%の庶民が声を上げて反対すること。人々がそれに気が付いてお互いを愛し合うこと。それが奴等には一番効果的なのだ。誰だって自分の可愛い子どもや孫を人殺しにしたり、戦死などさせたくはないのだから。


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近況報告 師走 [2021]

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近況報告 師走

567感染のために多くの映画が製作中止、あるいは延期。それプラスの理由もあって僕も1本が中止。昨年からその映画のために準備をし、多くの支出をしていたのに一切ギャラも経費ももらえなかった。

その後、仕事依頼はない。完全失業状態となっていた。多くの映画スタッフも仕事がなく困窮していたが、腕に職のある者は映画以外の仕事をしている。撮影関係なら配信。客を劇場に呼べないイベントを撮影。ネット配信で見せるところが多いらしい。そのための撮影が仕事になる。

だが、監督は特殊技能がない。カメラも回せない。照明機材も使えない。コンビニでバイトするにも、よる年並みで、いろんなことを覚えきれない。映画「老後の資金がありません」の天海祐希の気持ちがよく分かる。あれこれ給付金等に応募。いつか劇映画版「沖縄戦」の映画を取ることを願って今も勉強を続ける日々。人生最後の夏休みと思いあれこれ日頃できないこともやっていた。新たに依頼が来た時。コンビニでバイトし生きながらえているだけでは、新作を撮ることはできない。

そうしたら減量の反動で体調不良。1ヶ月近く寝込んでしまった。少し元気になった12月になって、今年初めての仕事依頼が来た。小さな小さなものでギャラも信じられないほど安いが、どうにか正月は越せる!先日から資料を集め、読み込み、執筆を始めた。元々、僕は脚本家としてスタート、その後に監督業を始めたタイプ。自作のシナリオは全て自身で書いている。だが、人の監督作の脚本を書くのは久しぶり。

その執筆のため、ここしばらく時間がなくFB記事も書けていない。YouTubeは大量に録画してあるので、放っておいても配信されていくので便利。だが、FBを何日も更新しないと「監督、死んだのかな?」と思われるので、新しい記事でなくても更新せねばならない。毎日、更新しているばかりに面倒。

新作シナリオについてはまだ秘密。映画は情報解禁されるまでは内緒が基本。だが、大掛かりな作品ではなく、地味な小さなものなので期待しないようにお願いしたい。作品のことより、これで正月が越せる。餅が買える(?)ーいや、買わないがーというだけのこと。いろいろ生活のことを心配してくれている人もいるので、記事にした。よろしくね。



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