原発と基地問題。同じ構図=上から目線で批判する人たち。3月5日 [「沖縄狂想曲」]
現在、疲労困憊中だが「沖縄狂想曲」の感想をあれこれネットで探した。絶賛が続いているが、ようやく批判も出て来た。批判が出てこそ、映画が広がったと言える。
だが、それは非常に辛辣なもの。男性。年齢は40歳前後と思える。
「まあ、表現には間違いはないな(笑)」「でも、全部知ってたよ(笑)」「俺も映画撮ろうかな?(笑)」と、上から目線の記述が多い。
かなり基地事情には詳しい方のようだ。それだけの知識があるのなら、「よく作った!」「多くの人に見てほしい!」と感じそうなもの。だが、「全部知ってた!」「表現に間違いはないな」とか上から目線。
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「今まで知らなかったのか?不勉強だなー俺は全部知ってたよ!」という上から目線を感じる。何よりー>(笑)と言う文字が多いのが、気になる。だが、似たようなこと。原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」の時もあった。
「映画で描かれていたこと、全部知っていたよ」「目新しことは何もない映画だった」と言う感想をいくつか見かけた。両者に共通するのは、「基地問題や原発問題を伝えたい!」ー思いは感じられず。「俺の方が詳しい!」と誇りたい。マウントを取りたいと言う感じ。
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それらの人たちのブログや記事を見ても、過去に原発や基地問題の記事はない。豊富な知識があるのに、それを伝えようとはしていない。なのに、その種の映画を見ると「全部知っていた!」と自慢を始める。それならばブログで、その種の情報を書くべき。多くに知らせるべきだ。
でも、それはせずに「全部知っていた」と自慢。作品を小馬鹿にしたり、皮肉を書いたり。原発事故時によく見かけたのと同じもの。その背景。あれこれ考えた。
その種の人。最初は熱い思いを持っていた。が、周りに理解されず。批判、否定され続ける。その結果。歪んでしまい、同じ反対派をバカにするようになる。原発取材の時も、その種の人と何人も出会った。この後の記事で書きたい。
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