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父親たちは心を捨てて、家族のために働く=なのに家族に嫌われてしまう背景?−12月31日 [「沖縄狂想曲」]

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今回の闘病で感じたこと。映画関係、サービス業の友人は、あれこれ気遣いをしてくれた。対して無神経な発言、コメントをしてきた多く、いや、ほとんど全部が会社員の友人。それも男性だった。

それぞれの背景を反映していて興味深い。映画やサービス業は職場で、相手の気持ちをあれこれ考えないと、成り立たない職業。対して、会社員は与えられた仕事をこなす。客がどう考えようと、商品を売りつける。あるいは機械相手の仕事だったりする。

つまり、相手の気持ちを考えてはいけない仕事。相手に時間がない、興味がなくても、商品を売り付ける。さらに無理難題を言う上司。それも真面目に話を聞かない。いずれも相手の気持ちを考えない。だが、会社員を続けるには大切なこと。

一人一人の客の思いを考えて、気遣いしていては仕事にならない。そんな生活を何年も続ける。やがて仕事以外でも同じ対応をしてしまう。子供の頃。「大人って何で、無神経なんだ!」とよく思ったが、背景だったのだ。他人の立場を思い遣っていたら、会社員は務まらない。

対して、映画人は相手の気持ちを察しないと仕事にならない。俳優の気持ち。スタッフの思い、お客の印象。スポンサーの立場。それを考え推進するのが仕事。対して会社員は客や上司の立場や気持ちを考えていては、仕事にならないことが多い。

今回、見舞いメールや応援、励ましをたくさん頂いた。その中で信じられないものがいくつかあった。応援ではなく嫌がらせ? でも、本人は応援のつもり。その種のコメントは全て会社員の男性。心を捨てて、歯車の1つになる。それが会社員。その代わり安定した生活が保障される。

だが、そのために妻や子供に嫌われる。無神経、無責任、何様ということを父親は言いがち。その背景にあるのが会社員生活だ。妻や子供の気持ちを考えずに、あれこれ言ってしまう。そんな父親たちの悲劇の上に、日本は経済大国になった。そして今、荒廃の道を突き進んでいる。そんなこと考えてしまう。











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