SSブログ

山田太一作品「車輪の1歩」ーいつかあんなドラマを作りたかった。−10月15日 [2023]

男たちの.jpg

山田太一作品「車輪の1歩」ーいつかあんなドラマを作りたかった。

高校時代に大好きだった、脚本家の山田太一さん。彼の名前が付くドラマは必ず見た。中でも一番好きだったのが「男たちの旅路」1年に3話しか放送されないドラマ。でも、全て名作。

そんな1本「車輪の1歩」障害者の若者たちの物語があった。そのヒロインが当時、大人気だった斉藤とも子さん。のちに僕の映画「朝日のあたる家」に出てもらい超感動。そのドラマ。魂が震えるくらい感動した。僕もいつか「障害者の作品を作りたい」と思った。

以前にスタッフとして参加したある映画。車椅子の方々と接することがあった。物語にする難しさを感じた。徹底取材から始めなければならない。でも、あれこれ仕事が続き、時間も労力も取れなかった。それが今年になり、僕自身が病気になり、障害者となってしまった。

車椅子ではないが、脳の一部が死に、両目ともに半分見えなくなった。そのことで想像しなかった体験をしている。目が半分しか見えない苦労もあるが、それ以上に周りの人たちの対応。信じられない無神経なことをする人がいる。悪意はない。障害者の気持ちが分からないのだ。

同時に、あれこれ応援をしてくれ、情報をくれる人たちの親切。行政に障害者向けのサービスがあるのに、どこでどうすれば受けられるか[?]分からない。情報をくれる人も、多くが説明不足。そんな体験を映画にできないか[?] 僕なりの「車輪の1歩」を作る時期が巡って来たのだと思えている。












nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。