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皆んなと仲良くしないこと! 令和時代のテーマはそれだ?=今、日本人に必要なこと。 [MyOpinion]

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皆んなと仲良くしないこと! 令和時代のテーマはそれだ?=今、日本人に必要なこと。

学生時代。グループが出来て、そのどこかに属することが多い。何かにつけ一緒に行動する。不良は不良で集まり、女の子たちもそれぞれにグループを作る。が、これが結構、面倒臭い。「今度の日曜日。***へ行こう」とか誰かが言い出したら、嫌でも参加しなければならない空気がある。1、2度ならいいが、それが続くと「あいつ、何だよ!」ということになる仲間外れにされる。だから嫌でも付き合う。

最初は気が合う者同士の集まりだったのが、次第に強制的なグループになりがち。それが嫌だった。「日曜にバッティングセンターに行こう」とか言われても興味ないし、休みの日は映画に行きたい。他のことで金使いたくないし!まあ、10代から捻くれ者だったので、次第にクラスでも孤立して行った。それでなくても意味を見出せない高校の授業。さらに友達の付き合いで、興味ないことに時間を使いたくなかった。

今、考えてみると、これって村社会と同じ構図だ。近所の人たちと仲良くする。勝手なことをしない。協調性を持つ。嫌なことでも我慢する。ムカつく人とも穏やかに接する。僕には絶対に出来ない。つまり、グループというのは何か目的があって作られる。それがいつしか、目的が忘れられ「仲良くすること」が重要視され、我慢を強いられる。

20歳前後に学生映画を作っていた時も同じだった。仲間が集まり、プロになるのを目指して8ミリ映画を作った。が、次第に映画撮影の厳しさに音を上げる仲間が出てくる。真夏の撮影は厳しい。ギャラはない。飯代も自腹。遅刻してくる奴も出る。そのために撮影開始が遅れる。さらに金と時間が必要になる。

にも関わらず、遅刻して来る友人を「かわいそうだから待ってやろうよ」と言いだす仲間が出る。時間ないから置いて行こうというと「それでも友達か!」と怒りだす。しかし、そのグループの目的はプロを目指して映画を作ることであり、仲良しごっこではない。目的が違っている。村社会と同じ構図。どうも日本人の多くは、そんな体質が染み付いており、本来の目的を失い、仲良くすることに固執しがち。

しかし、仲良くするということは我慢すること。批判し合わないこと。本来の目的を失うこと。単なる仲良しクラブ化することが多い。見ざる。聞かざる。言わざる。ということだ。何だか今の日本を象徴しているようだ。だから日本は前に進めない。やはり、令和のテーマは「皆んなと仲良くしないこと」だと思えて来る。


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