「アバター」素晴らしい。涙が止まらない。ーSFではない文芸作品だ。 [2022]
アバター。本当に素晴らしい。涙が止まらない。ーSFではない文芸作品だ。
公開時に観ていたが、今見るとさらに意味が分かる。これはSF映画ではない。「アラビアのロレンス」と並ぶ文芸作品。同時に戦争映画でもあり、ベトナム戦争をベトナム側から描いた物語なのだ。
そして沖縄戦もダブる。青い住民たちが県民に見える。抵抗しない彼らを攻撃するアメリカ軍。さまざまな歴史がこの映画にダブる。後半、悲しみと感動で涙が止まらない。年末に続編が公開だが、その前にぜひ観て欲しい。今年一番の感動作。
「沈黙のパレード」良く出ている。「ガリレオ」シリーズは安心ブランド? [2022]
「沈黙のパレード」良く出ている。「ガリレオ」シリーズは安心ブランド?
それが昨日、「お、映画見たいな」と言う気がして近所のシネコンに行ってみた。一番見たかったのは「アバター」のリバイバルだったが、あれは長いし、力が入るので後日に。小学生時代からミステリーが好きなので何かその種のものを?と「沈黙のパレード」を選ぶ。ガリレオシリーズはほぼ見ている。
福山雅治は特にお気に入りではないが、この役には合っている。そして何より原作が東野圭吾。この人が書く物語は本当に面白い。小説は何冊も読んでいる。そもそもの始まりはテレビドラマの「白夜」子役がめちゃめちゃ上手かった。そして物語も秀悦。さて今回は?
こちとら映画屋なので、あれこれ文句を付けながら観るが、なかなかよく出来ている。「実に面白い!」ミステリーはただ、観るだけでなく、観客もあれこれ考えねばならない。「犯人はこの人か?」「いや、真犯人が別にいる」とか、ただ、それなりの俳優が関係者にいると、大抵はその人が犯人。そんなキャスティングは悲しい。
が、今回はその辺がちゃんと裏切られる。そして三段階のどんでん返し。途中で「このシリーズで原発労働者の話もあったよなあ?」と思ったが、それは阿部寛が刑事を演じるシリーズだ。ま、終わり方がもう一息なんだけど、2時間少々真剣に観てしまう!
ついに映画館まで! [2022]
ついに映画館まで行けた?
先日、紹介した復活レベルで言うと「映画館まで映画を見に行く」と言うのは高いポイントだ。自宅入院状態がレベル0だとすると、レベル4くらいだろう。しかし、この1ヶ月。全く映画館に行っていない。行く体力がない。2時間の映画を見る集中力がない。
自宅でも30分で観れる「フランダースの犬」と「ジョジョの奇妙な冒険」は毎日見ていたが、2時間の映画になるとダメ。NetflixもAmazonプライムも観れるのに観ていない。体力がないと気力が減退。集中力も続かなくなる。映画館で映画を見るのは映画屋にとっては仕事のようなもの。スポーツ選手がトレーニングするのと同じ。
それが昨日、「お、映画見たいな」と言う気がして近所のシネコンに行ってみた。一番見たかったのは「アバター」のリバイバルだったが、あれは長いし、力が入るので後日に。小学生時代からミステリーが好きなので何かその種のものを?と「沈黙のパレード」を選ぶ。ガリレオシリーズはほぼ見ている。
この映画に関わらず、映画を見ると心がリフレッシュされる。笑える映画でも、悲しい映画でも、2時間自分を離れて別の人生を経験できる。例えれば魂が自分の体を離れて、映画の主人公と共に事件に巻き込まれる。そのことで自分の体に魂が戻った時。今まで見えなかったもの。感じられなかったことに気づくからだろう。人はなかなか自分を客観的には見られない。
復活への道。少しずつ前に進んでいる。
体調は一気に良くならない。毎日、少しづつ改善する。 [2022]
体調は一気に良くならない。毎日、少しづつ改善する。
体調は気づかぬほど少しずつしか良くならない。もう大丈夫だろう!と遠出すると翌日また寝込んだりする。これは年齢が理由ではなく、40代に過労で倒れた時も同じ。あの頃に比べるとまだ軽い。
今回はリハビリと称して、ちょこちょこ仕事もしている。今年は申告シーズンと編集が重なり、神経が切れそうな日々が続いた。使う脳が違う。両方を同じ日にはできない。いや、どんな作業であろうと編集時は編集以外はできない。また1日別の作業をすると編集に戻るのに数日かかる。作業中は電話にも出ない。
にも関わらず、この春は「何で今なの!」という連絡を何度もしてくる人。FBにあこれこ的外れな説教を書き込む人もいた。そのことは別記事に書くが毎日イライラ!お会いしたこともあり、お世話にもなったので安易に友達削除できない。ただ、映画界の先輩でもない。親しい訳でもない。この種の人、時には精神的な何か?が原因の場合もある。あまり刺激すると、常識を越えた行動を始めることもある。
また、製作会社が初めてのところで「編集中に電話しないでほしい!」という僕のスタイルを知らないので、ガンガン電話がかかってきた。何か事件か、事故か、緊急連絡か!と出ると、業務連絡。他の監督なら取り立てて騒ぐことではないだろうが、僕は編集中に他のことを考えたり、対応したりできない。神経が切れそうになる。その辺を理解する仲間といつもは仕事しているが、今回は初めての人達。
また、先に書いたような人たちが、あれこれ言ってくる。さらに何度もうるさくメールしてくる人までいた。そこに申告準備!編集で忘れていたが、それもせねばならない。そのために2週間ほど編集作業中断。映画の締め切りはどんどん迫る。FBでは説教コメント、誹謗中傷メール!と暴れそうになった。どうも来年の申告シーズンも編集作業と重なりそうなので、このリハビリ期間中にその作業をしている。
映画を1本作ると物凄い数の領収書が派生する。それらを分類。月日別に分け。1つ1つをExcelに書き込む。製作会社なら経理担当を雇って対応するが、そのためにまた人件費が出て行くので自分でやる。統一教会から来たボランティアスタッフのようなものだ。ギャラは貰わずによく働く。政治家が喜んで信者を使うはずだ。そんな作業。今の内にやってしまい。申告シーズンには編集に専念できるようにする。
ま、他にもいろいろやるべきことはあり、リハビリなのか? 内勤か?分からなくなるが、今はおかしなコメントもメールも来ない。電話をかけてくる人もいない(今は出ないけどね)。その隙に体力を回復。秋からの戦いに備える。
体調悪化から1週間。快方に少しは向かっている。 [2022]
体調悪化から1週間。快方に少しは向かっている。
が、まだ良くない。この数日は外出せずに、おとなしくしている。FB記事執筆と「乙女たちの沖縄戦」宣伝は続けているが、集中力がなく他のことはできない。そこで体力も尽きる。
連絡せねばならない人もいるが、しばらく待ってほしい。あれこれ問い合わせがないのはありがたい。自宅入院状態だと言うのに「大丈夫ですか?」「病院は行きました?」と言うコメントを書き込む人が毎回いる。
本人は心配しているつもりだろうが、それは病人に返事を要求する連絡だ。「心配」ではなく「親切心」を被った嫌がらせとさえ言える。なぜ、寝込んでいる相手に返事を書く労力を求めるのか?そのことで時間を取らせるのか? それに気づかない人が意外に多い。が、今回はゼロ。助かる。
明後日はトークショー。それまでに復活せねばならない。少し遠い場所なので体力も必要。しかし、台風が新潟方面に戻ってきたとの情報。こちらの空もどんより。風も強い。雨も降り出す。沖縄市の上映は後2日。これで映画館公開は終了。今後はイベント上映。団体、サークルの希望で映画を貸し出し上映会をするあれ。
その話を書くと「ぜひ、うちの街でもやってください!」と言ってくる人がいるが、違う。自分達で会場を借り宣伝をし、映画を借りて上映会をするのだ。なぜか「***してください」「***を作ってください」とかコメントする人も多い。なぜ、人に要求するのか?自分から何か始めよう!と思わないのか? 与えられるのを待っている日本人性を感じる。あ、今度、それで記事を書く。
近況報告。2021年12月〜2022年8月 [2022]
近況報告。
体調は良くなりつつあるが、体力が低下したまま。リハビリのつもりではあるが、1日にやれる仕事量が通常の3分の1。次の動きまでには時間があるので、焦る必要はないが、夕方になると集中力が失われ、もうひと作業したくても限界なのが悔しい。
まあ、過労でダウンして、リハビリ中なのに日頃と同じだけ仕事しようという方がおかしいのだが、毎日の作業量がこれだけだとやはり悔しい。とは言え何もできない訳ではなく、単純作業をチキチキと進めている。来年の2月にすべき領収書の整理、貼り付けも既に終えている。9月分以降はこれからの仕事ではあるが、それも順次対応する。以前の作品。見つけたテロップの問題点も直した。書き出しておけばDVD化の時にすぐ対応できる。
「乙女たち」は日本最後の公開である沖縄市用の予告編を作った。女優の森田が今回も単身舞台挨拶に行くので、その告知が入った版でもある。予告見ると、少ししか変わっていないので「あ、**を足しただけね?」と思うだろうが、そのために3時間以上作業している。編集は足しただけではダメ。音や音楽の処理がある。一度、定着させると、やり直すにはゼロからということも多い。
立ち止まって考えているあれ。以前のように勢いで突っ走らず、あれこれ考えることが大切だと思えている。最初の時はよく分からずに勢いだけで進めた。あの時はそれが正解だったが、今回は予算も取材期間も半分以下。違う方法論が必要だ。節約やまとめることも大事。何よりも金かけた?時間かけた?ではなく、そのテーマを浮き彫りに出来ているか?が大切。
大ネタを追いかけていて、小ネタを見逃していることもある。料理と同じで、メイン・ディシュではないが、キャベツの千切りやパセリも大事。ポテト・サラダやトマトも大切。ハンバーグが美味しいと感じるのは、周りにある食材があるからだ。
ただ、大ネタを追いかけている時には精神的余裕がなく、終われば「よし!」と満足し安心しがち。ポテトサラダはいつでも用意できると思っていると、時間がないのに気づいたり。今回は初めてではない。その辺を注意深く考えながら進んでいかねば。
あれこれ役所的な手続き求める手紙が来ている。その辺が一番、煩わしいが、対応せねばならない。そのことで気づいたが、この夏までを振り返って見て、いかに困ったちゃんに振り回されたか?を痛感する。今年はやたら多い。
伝えたことをしない人。勝手なことをして問題を起こす人、自分の価値観を主張する人、違法スレスレの圧力をかけてくる人、やるべきことをやらない人、憎しみをぶつけてくる人、目先に囚われて言い張る人、プライベートに口出ししてくる人。この種の人たちと対応するだけで、イライラが募り、健康が損なわれる。9ヶ月で過労に陥った原因の一端(いえ、大半だと思うが)この種の人たちに労力と気遣いをせねばならなかったからだと思える。
それに加えて街に出れば「マスクしてください!」「検温してください!」「消毒してください!」と無意味なことを強要するアホな店員たちが声をかけてくる。「やかましい!」と、いつか怒鳴りつけてしまうのでは?との恐れを自身に感じるが、彼ら彼女らはショッカーの戦闘員のようなもので、自分の意志で行動している訳ではない。
そして、戦争が始まればその種の人々は何の疑いも持たず「米英鬼畜!」「欲しがりません勝つまでは!」と大合唱するのだろう。戦時中と同じ日本。それを見ているだけでも、また倒れそうになる。
「乙女たちの沖縄戦〜白梅学徒の記録〜」これからの上映館 沖縄市 [2022]
「乙女たちの沖縄戦」
横浜ジャック&ベティ
3週間のロングランで終了
ありがとうございました!
沖縄市ミュージックタウン音市場
9/12(月)~9/22(木)
乙女たちの沖縄戦、上映劇場 8月19日現在 [2022]
乙女たちの沖縄戦 絶賛上映中 [2022]
「乙女たちの沖縄戦」総合インフォメーション 8・10 [2022]
「乙女たちの沖縄戦」総合インフォメーション
森田朋依さん単独舞台挨拶ツアー!
10日(水)大阪十三シアターセブン
11日(木・祝)沖縄・桜坂劇場
13日(土)名古屋シネマテーク
14日(日)別府ブルーバード劇場
絶賛上映中
長野千石劇場 上映中
京都みなみ会館 上映中
横浜ジャック&ベティ 〜8/19(金)
大阪シアターセブン上映中
沖縄桜坂劇場~8/12(金)
(近日公開)
名古屋シネマテーク8/13(土)~
別府ブルーバード劇場 8/12(金)~
前作「ドキュメンタリー沖縄戦」上映館
名古屋シネマテーク 8/13(土)~
京都みなみ会館 8/5(金)~
予告編=> https://youtu.be/9kyJ8VDG5yo
公式HP=> https://otometachinookinawasen.com
「乙女たちの沖縄戦」森田朋依さん単独舞台挨拶ツアー!日程紹介 [2022]
「ドキュメンタリー沖縄戦〜知られざる悲しみの記憶」 待望のDVDが発売中! [2022]
「ドキュメンタリー沖縄戦〜知られざる悲しみの記憶」
待望のDVDが発売中!
Amazon等でぜひ!
Amazonプライムでも観れます(有料)