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今まで、ほぼ全部ー自分で作業=でも、頼ることで倒れずに済む?=12月1日 [「沖縄狂想曲」]

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編集についてコメントをくれた「友達」がいるので、思い出した話。意外にプロの世界では、監督が編集しないことが多い。編集スタッフに指示。作業をしてもらう。

が、黒澤明、大林宣彦監督は自身で編集していた。確か、スピルバーグもそうだ。そんな話を聞いていたので、僕も学生映画時代から自身で編集。監督業を続ける今も同様だ。

昔はフィルムだったが、今はデジタルで映画は撮影される。編集も様変わりコンピューターを使って編集する。僕も使い方を学び、使えるようになった。パソコンで劇場用映画の編集が出来る。

ただ、今回の「沖縄狂想曲」で痛感したこと。映画は企画段階があり、撮影、編集、仕上げ、宣伝、公開と1年以上続くプロジェクト。編集をすると監督である僕は、最初から最後まで1年以上、休みなしに仕事せねばならない。

そのために毎回、映画が完成すると過労で倒れる。3ヶ月は寝込む。そんな18年間。とうとう心臓が壊れ、脳梗塞になり、1年も闘病した。少し仕事をセーブしないと、もう60代だし、次こそ再起不能になるだろう。

そこで今回は編集を他社にお願いした。僕は編集は自信があったので、他人を信用できない部分があった。が、今回の仕上がり、僕では出来ない編集表現がいくつもあった。僕には出せない味が出た。

そう考えると、今後は編集をお願いすることで、作業の3ヶ月、休むことが出来る。1年以上、休みなしーにならなくて済む。今後は倒れるまで仕事せず、それでいてクオリティを落とさない方法を考えること。大切だ。












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