病人が元気な友達と会ってはいけない理由?−11月28日 [闘病日記]
病人に対して、無神経な発言をする友人。だが、考えると彼らは大病を経験していない。また60代になる、会社員生活も長く、サービス業でもない。普通の人たちなのだ。
そんな彼らに病人との正しい接し方を、求めても無理だと感じる。僕自身が61歳まで大病を経験していない。同じ立場だったら、同じことを言ってかもしれない。自分が傷ついて初めて痛みを知る。
通常、病人がやたら人と会わないのは、単に体力がないーと言うだけでない。見舞いに来た人があれこれ無神経な発言をし、傷つけると言う側面もあることを感じた。
なので、遅まきながら2ヶ月ほど前から、仕事以外の友人との連絡を止めている。いくら説明しても分からない人。注意しても別の表現で、病人が傷つくことを言う人。患者の立場に立てない人。色々いる。
特に60代以上の男性に、その種の人が多い。彼らの発言は無神経なものだとして、患者がなぜ「その言葉で傷つくか?」を説明しなければならない。でないと気づかない。応援のつもりだったりする。病人は傷つくばかり。その理由を説明する気力はない。
だから、その種の人たちだけでなく。病気の時は一般の人と接するべきではない。彼らが悪辣と言うのではない。知らない。想像できない。経験がない。だから分からない。女性にはその辺を察知する人が多いが、60代以上の男性は驚くほど、気つかない。笑顔で相手を傷つけてしまう。
あれこれ説明する元気、病人にはない。だから、会わない。話さないーが大事なのだ。僕の病状はかなり良くなったが、まだ彼らと対峙する自信はない。60代男性は何を言い出すか?分からない。面会は「バイ返し」で言い聞かせるようになってからがいいだろう。
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