今回もヤバいが、以前もヤバい映画を作ったなあー危険な作品? 11月25日 [「沖縄狂想曲」]
原発事故の悲しみを描いた映画「朝日のあたる家」を作った時。猛烈な圧力がかかるかも?と覚悟していた。が、ほぼなかった。まあ、僕のような無名監督が小さな映画を作っても、原子力ムラはびくともしないと思われたのかもしれない。
が、あるテレビ局関係者が言った。「もしかしたら、圧力がなかったのではなく、圧力をかけられなかったんじゃないかな?」ーなるほど、それはあるかもしれない。例えば大手映画会社で制作したら、撮影ストップ。スポンサーが企業なら、出資拒否。テレビ局なら放送中止。
それらの大手企業と僕は仕事をしてない。干されることも、仕事をなくすこともない。妻や子がいれば、そこから責められる。が、いない。今後、スポンサーが付かない危険性はあった。が、遺作のつもりだった。つまり、圧力をかける方法がなかった。
脅し、脅迫はあるが、そのことで、余計に映画が話題になる可能性がある。伊丹十三監督はヤクザに襲われたが、逆に話題になり映画が大ヒットした。そう考えると圧力のかけようがなかった?とそのテレビ局の人は推理していた。さて、今回はどうか? 今回の作品もヤバいぜよ。
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