人の力を借りる大切さ=個人の力は限界がある? 8月15日 [「沖縄狂想曲」]
人の力を借りる大切さ=個人の力は限界がある?
もう何度も書いたが、仲間の力はとても大切。そもそも映画は1人では作れない。分かってはいる。が、僕が企画し、僕が監督する映画。安いギャラで多くのスタッフに仕事してもらう。本当に申し訳ない思いがあった。
「せめて皆の仕事を減らそう!」と、僕が監督業以外の仕事もした。また、低予算でもよりクオリティの高い作品を作りたいーという思い。毎回、7人分働いた。ギャラは1人分以下。その分のギャラを映画に回す。実力ある俳優を呼ぶ、長く撮影を続ける。弁当をグレードアップする。
それを20年近く続けたことで、体が壊れた。心臓が低下。脳梗塞を起こし、再起不能になりかけた。この事件で学んだこと。仲間の力を借りろ、頼れということだ。誰もいないのではなく、素晴らしいスタッフがいる。遠慮せずに頼ろう。映画は1人では出来ない。そのことを痛感した。
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