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お勧めの戦争映画 「激動の昭和史ー軍閥」 [戦争について]

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終戦(敗戦)記念日に見て欲しい戦争映画❸ 激動の昭和史ー軍閥

以前にも挙げたお勧めの映画。「軍旗はためクシタニ」「大日本帝国」ともにタイトルが好戦映画のようだが、いずれも「日本は素晴らしい」「よく戦った」という内容ではなく、政府や軍の愚かさを強く批判したものだ。

この映画は最初、延々と軍事会議を紹介するので、太平洋戦争をよく知らない人には分かりづらいものがある。が、後半戦で加山雄三扮する若手新聞記者の話になると俄然、面白くなる。社名も「毎日新聞」と実際の新聞社で登場。

というのは戦時中のマスコミは(今も同様だが)大本営発表。フェイクニュースを延々と流していた。軍とベッタリで売り上げを上げたのが朝日新聞。それまで国内でナンバー1の売り上げを誇っていたのは毎日新聞なのだ。その毎日の記者が大本営に逆らう記事を出す。

そのことで記者に赤紙が届く。その後の展開がまさに安倍政権時代を思い出す酷いもの。日本政府は戦中と変わらぬことも感じる。そんな綺麗事ではない戦争を描いた異色の1編がこの映画。敗戦記念日に見るにふさわしい。あの岡本喜八監督の「激動の昭和史ー沖縄決戦」と同じ「激動の昭和史」シリーズである。


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