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個性派俳優、脇役が大切=「半沢直樹」を見終わって感じたこと? [映画&ドラマ感想]

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悪役メンバーについて記事にしたが、その他の俳優についても書きたい。このドラマ。本当にいい俳優がたくさん出ている。堺雅人については別の機会に長々と書くが、その他の人たちについて語りたい。おっと、一応僕もドラマを作る仕事をしている。ジャーナリストや評論家ではない。俳優さんとお仕事する立場だ。だから、評論や批評ではない。そして監督業は誰よりも俳優たちの凄さ。彼ら彼女らの力を知っている存在でなければならない。そんな立場からの思いを綴る。

前半戦で半沢と同僚のモロ師岡さん。仕事でお一緒したことがある。とても素敵な俳優さんで個性的。この手の俳優さんが周りにいてくれてこそ、いい作品ができる。二枚目や美女だけではドラマは出来ない。どうしても主役に目が行くが、その主役を輝かすのが脇の名優なのだ。昔の映画で言うと、大島組。つまり、大島渚監督のレギュラー俳優たちは本当に個性的で芸達者な人たちがいた。佐藤慶、小松方正、戸浦六法、出てくるだけで胡散臭い。何かが起きそうな気がする。

が、その手の俳優さん。多くが亡くなり本当に残念。岸田森さんも大好きな俳優で、彼が出演していると聞くと、作品が何でも見てしまった。あの樹木希林さんの昔の旦那さん。(その後、裕也さんと結婚)だから、自分が監督する時、知名度のある有名俳優も大事だが、芝居ができる個性派に出てもらうことが大事と考える。ご存知の方も多いと思うが、わが太田組も個性派が揃っている。メインどころは有名で演技派の俳優さんが何人も出ているので、気づかないかもしれないが、脇もメインに負けない個性がいる。

ガンマニアの酒屋さん。頭の硬い担任の先生。顔を見せない死神さん。枝野官房長官? 書道が嫌いな学年主任。熱血先生の親友。皆、個性的だ。そして本当に素敵な役者さんだ。そんな人たちがいてくれるから、感動作になる。とても大切な存在。その意味で「半沢」でもその手のキャストを真剣に探したことを感じる。繰り返しになるが乾先生はよかった。壇蜜もよかった。2枚目の若手があまりうまくなかったが、頑張ってはいた。この手のドラマは脇がとても大事。そこをしっかり決めていたところも、大成功の一員だと思える。

なので僕もその手の実力派、個性派を探すため、ここ数年、ワークショップをしていた。すでに数人の実力派を見つけている。次回作が決まれば、お願いしたいと思っている。



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