SSブログ

戦争を知るー巨匠たちが描いた戦争漫画、そして戦争映画の意味? [戦争について]

152339332_5061497367257860_1817792846002084097_n.jpg

戦争を知るー巨匠たちが描いた戦争漫画、そして戦争映画の意味?

「ドキュメンタリー沖縄戦」を監督したのをきっかけに戦争の勉強を続けている。興味ある題材は仕事の時に調べれるだけでは、もったいない。より深く知りたい。ここしばらくは「戦争」を題材にした漫画を読んだ。文章で読んでも戦争はイメージしにくいが、絵で表現されると分かりやすい。「はだしのゲン」でスタート、あれこれ調べると、いろんな戦争漫画があった。

巨匠たちの多くが戦争を描いていた。手塚治虫、白土三平、石ノ森章太郎、藤子不二雄、赤津不二雄、川崎のぼる、ちばてつや、彼らの多くは戦時中を知る漫画家。こんな胸に突き刺さる作品を描いていること。この歳まで知らなかった。是非是非、図書館や学校におくべきだと思う。教科書では絶対に伝わらない戦争の現実を、これら漫画は伝えてくれる。

特に昨日読み終えた名古屋大空襲を描いた「あとかたの街」(全5巻)は本当に凄かった。僕個人としては「この世界の片隅に」を超える衝撃を受けた。アニメ化してほしい作品。映画化だと膨大な費用がかかるので難しいが「この世界」が大ヒットしたこともあるので、アニメなら可能だと思える。教科書を読むより1万倍大切なことが描かれている。

なのに教科書は問題な以上に、太平洋戦争を授業ではほとんど教えない。学期末でバタバタと終わるのが現状。国として教えたくない意図があるのではないか? 実際、戦争で大儲けした人、アメリカと取引した人たちが戦後に力を持ち、日本を支配して行くことになるで、その辺を子供たちに教えたくないという思いもありそうだ。

見つけた戦争漫画はもう少しで読破。いずれ、それらを紹介したい。多くの人に読んでほしいものばかり。そして戦争映画を見るのも再開。過労でダウンしており、DVDを長時間見ることができなかった。そこで漫画でリハビリしていたのだが、回復が進み、映画に戻る。昔から戦争映画には興味がなく、有名な作品しか知らなかったが、調べるとあれこれ出て来た。

その道に詳しい方から教えられた「独立機関銃隊、いまだ射撃中」は本当に聞いたこともなかった作品。トーチカだけで物語が進む。ソ連国境に作られたそこで5人の兵の悲しい戦いを描いている。が、その手の古いマイナーな戦争映画はなかなか見る機会がない。TSUTAYAに行ってもほとんどない。念のためにamazonプライムを調べると意外にあった。無料で見れるものも多い。漫画もいいが、やはり戦争は映画で見るのが一番伝わる。漫画では音が出ない。つん裂く爆音。機関銃の音。戦闘機の轟音。それらが戦争の恐怖を伝えるのだ。

緊急事態宣言が伸びたことで時間的な余裕がある。映画の後は再び沖縄戦の記録を読みたい。膨大な数あるので、映画制作中に読み切れなかったものがある。また、作品中で扱わない事件等は時間がないので読んでいない。その辺からもまたいろんなことが分かるはずだ。ただ、知識として当時のことを記憶してもあまり意味がない。

教科書で「1931年満州事変起こる」と暗記するのと同じ。1931年の日本はどうだったか? 満州事変がどう影響するのか? どんな戦闘であったのか? その辺をイメージできないと意味がない。言葉で記憶してもテストでしか役立たないのだ。

外国に対する認識も、その国の人口や面積を覚えても無意味。その点、映画を見れば風景をイメージできる。香港ならジャッキーチェンの映画。フランスならアランドロン。アメリカはいろいろあるが、NYなら「フレンチコネクション」LAは「ダイハード」サンフランシスコは「ダーティハリー」(皆、刑事もの?)と映像で街や風俗、習慣、生活を把握できる。

同じように、真珠湾、ミッドウェイ、硫黄島、インパール、どんな場所でどんな戦闘をしたか?をまずイメージできることが大事。まだ、時間はある。リハビリを兼ねて戦争の勉強を続ける。


チラシiD2.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。