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戦争を描いた漫画ーお勧め作を紹介「あとかたの街」名古屋大空襲 [戦争について]

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戦争を描いた漫画ーお勧め作を紹介「あとかたの街」名古屋大空襲

このところ戦争を描いた漫画を数多く読んだ。そんな中でこの「あとかたの街」はお勧め。太平洋戦争中の名古屋大空襲を描いた作品。「この世界の片隅に」と並ぶ名作。同じく少女を主人公に家族を描いた物語だが、涙なしに読めない。当時、名古屋で過ごした少女時代の母をモデルにしている。

広島原爆や東京大空襲は映画やドラマで知っていたが、名古屋もまた過酷な空襲を受けていたことを知る。この作品を読んでいると、自分がその時代に、その家族と行動をともにしているような気持ちになる。

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同時に、当時の生活。何を着て、何を食べて、何が楽しみで、街はどのようであったか?が分かる。あれこれ読んだが一番、胸に残ったのはこの作品。読んでいて感じたのは僕の監督作「朝日のあたる家」戦争版という物語。放射能で家をなくす、空襲で家が燃える。少女視点で描く家族の悲劇という部分が共通する。

意外に最近の本で、2015年出版。まだ、アニメにもドラマにもなっていないはず。ただ、映画化すると5ー10億円はかかる。アニメ化なら3億くらいで出来るのではないか? 本当にいろんな形で伝えたい物語だ。講談社、著・おざわゆき。全5巻。amazonでも買えます。


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