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見たい番組なし!テレビ時代の終焉。それが日本の希望につなが? [2021]

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その昔、テレビは花形の業界だった。僕の友人たちは就職希望リストの一番目に上げる者が多かったが、ほとんどが不採用。1人だけ子会社に入ったくらい。狭き門。若い人の憧れの職場だった。子供の頃は前夜の人気番組を見ていないとクラスで話の輪に入れなかった。やがて映画もテレビ局が作るようになり、テレビで宣伝しなければヒットしない時代になる。芸能人が売れるには、とにかくテレビに出る!ギャラはいらないからテレビに出たいと言うタレントもいっぱいいた。

2000年代に入ってから陰りを見せる。ドラマの視聴率が取れない。90年代の「東京ラブストーリー」「101回目のプラポーズ」とかは30%前後だったのに、今では2桁(10 %台)取れれば大成功と言われる。紅白歌合戦も昔は70%とかあったが、今はどのくらいか?昨年は40%と聞く、絶頂期の半分くらい。何より、「見たい!」という番組がない。「24」のリメイクも放送前に少し話題になったが、放送開始からまるで噂を聞かない。「見ている」と言うツイートさえない。

小さな子供を持つ親たちに聞くと「うちの子はテレビを見ない。YouTubeばかり見ている」と言う。別の親は「そもそも、うちにはテレビがない。見ないので捨てた」と言う。確かに、見たい番組がない。見ないのに聴取料取りに来る局まである。そこが特に見る番組がないのに、しつこく訪ねて来る。テレビはもはや時代錯誤。毎週、月曜日の9時から!と言う形で放送することがもう時代にあってない。続きは1週間後!待ってられない。忘れる。録画面倒。なんでテレビ見るのに局側の都合に合わさなければならないか?そんな局側の姿勢も時代遅れ。

NHKも民放でもできる番組はやめてCNNのように24時間ニュースにすればよかった。80年代からそう思う。が、下らない番組を作って強制的に金寄越せと言われても払う気にならない。対して、NETFLXやamazonプライムは金払っても見たい。好きな時間に、好きな場所で、好きな作品を見れる。それこそが現代のニーズだ。局の都合で、決めた時間に放送して「見ろ!」では通用しない。

また、新人を育てず、今も80年代から人気のタレントに頼っている姿勢も業界をダメにした。さんま、たけし、ダウンタウン。さすがにもう見たいとは思わない。笑えない。見ていて気の毒でさえある。だが、そんな高齢者タレントに頼るのは、現在のテレビ視聴者層が50代以上だと言う側面もある。若い人はテレビを見ない。僕らの世代以上がターゲット。そのために広告料が取れなくなる。数年前にネットの広告収入に抜かれた。そして日テレが今年赤い字になりそうとのこと。

各局ともに高額ギャラのタレント番組を打ち切る方向とも聞く。テレビ時代は終わろうとしているのだろう。報道にしても大統領選であれこれバレたし。良識ある人はもう見ない。「報道ステ」でも久米、古舘時代は報道という以上のものがあったが、現在はNHKと変わらず。ま、いずれの報道番組も全てフェイクとバレたので、もう起死回生は無理。努力不足とかもあるが、これはテレビと言うメディアが終焉すると言うことなのだろう。

報道番組よりユーチューバーの方が隠された事実に切り込む。面白い。もちろん、事実かどうか?わからないものもある。でも、それらを含めて視聴者が判断する時代なのだ。NHKは信用できるーそれが崩れた今、むしろYouTubeの方が信頼できたりする。ドラマはプライム。そうなるとテレビはいらない。テレビがなくなれば洗脳装置が家庭から消える。ここは大事な点。すでに現在の高校生、大学生はテレビを見ない子が多い。日本の将来期待できる? ただ、残る洗脳教育をなんとかしないと自分で考える力が育たない。ま、テレビが消えることは前進。楽しみだ。


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