アメリカが戦争を始める時のパターンを思い出してみよう。 [戦争について]
アメリカが戦争を始める時のパターンを思い出してみよう。
太平洋戦争ー日本を経済封鎖、戦争に踏み切るしかないように追い詰める。1941年12月。真珠湾攻撃を受けたことで、当初は戦争反対が多数派だった国民が「リメンバーパールハーバー」と叫び、参戦を歓迎する。
第二次世界大戦ーナチスの台頭を様々な面で支援(フォード、デュポン、ウォールストリート等)、暴走を始めたら叩く。
ベトナム戦争ー南北の戦争。ストップ・コミュニズムを主張。南軍を軍事支援。1964年8月トンキン湾でアメリカの潜水艦が攻撃されたことをきっかけに参戦。のちにそんな潜水艦は存在しないことが分かる。
湾岸戦争ーイラクはクエート侵攻をアメリカ領事館に通達。返事は「我々は感知しない」とのことだった。1990年8月イラクはクエートに侵攻。その後、クエートの少女が国連でイラク軍の蛮行を訴え、アメリカが参戦する。が、その少女はアメリカのクエート大使の娘でクエートには行ったことがなかった。
イラク戦争ー2003年3月。イラクが大量破壊兵器を所持していると言うことでアメリカは戦争を開始。国連の承認なしに米軍独自で攻撃を始める。フセイン大統領は囚われ処刑されたが、大量破壊兵器は見つからなかった。
あと、戦争ではないが、似たような事件を紹介する。
チリの軍事クーデター=1973年。南米チリで起きた軍事クーデターは時のアジェンデ政権を倒した。彼はアメリカ支配に反対。独自の路線で進めようとしていた。アメリカCIAが画策、軍を裏から操り政権を倒し、アメリカに都合のいい政権にすげ変えた。
ピッグ湾事件=共産国で反米のキューバ=カストロ政権を倒すために、キューバからの難民をCIAが組織。軍事訓練をして、政府を倒す作戦を1961年4月に実行。が、キューバ軍が優勢。CIAの長官だったアレンダレスはアメリカ軍の援助を大統領に求めるが、拒否され作戦は失敗する。
その大統領こそがケネディ。その件がきっかけでダレス長官はクビになる。のちにケネディは暗殺され、その背景を調査するウーレン委員会のメンバーになぜか?クビにされケネディを恨むダレスが入っていた。
このようなことが10年に1度起こっていたのがアメリカ。どの戦争もアメリカが仕掛けている。敵が戦争を始めたら「世界の警察」「共産主義を倒すため」と攻撃。その国を支配下に置く。アメリカに都合の悪い政権があると、あれこれ工作して倒す。そんな戦争が止まったのが4年前から。そう考えると、あれこれ裏が見えてくるね。
コメント 0