「地獄の黙示録」は40年経っても戦場を体験=IMAXシアターで見るべし! [映画&ドラマ感想]
「地獄の黙示録」は40年経っても戦場を体験=IMAXシアターで見るべし!
1970年代後半。映画館に通い出した頃。憧れはシネラマだった。東京はテアトル東京、大阪はOS劇場、名古屋は中日シネラマ。僕はその3つとも行ったことがあるが、間も無くその手の映画館は閉館。東京で一番大きな映画館は歌舞伎町のミラノ座となり、それも2000年代で閉館となった。
僕より少し若い連中はシネラマの映画館を知らない。ミニシアターは増えてマイナーな映画は観れるようになったが、映画の醍醐味はやはり大画面。それを復活させたのが近年のIMAXである。一昨年、歌舞伎町のTOHOシネマズのIMAXで「2001年宇宙の旅」を観たが、凄かった!実はOS劇場でも観ていたが、IMAXの方がスクリーンは大きいのではないか?
画面サイズだけではない。サウンドも凄い。そのIMAXで「地獄の黙示録」のファイナルカットを見た。それもコロナ騒動で、平日とあって映画館には5人しかおらず。僕はど真ん中の席で見ることができた。この映画以上にIMAXにふさわしい映画もないだろう。もう、戦場にいるようだ。目の視野。右から左、上から下までがスクリーン。
ベトナム戦争に行くと、こんな感覚なのだろう。と思える。戦場にいる感じなのだ。さて、この映画は「復活の日」と同様に1980年公開の映画。あのフランシス・フォード・コッポラ監督の超大作。公開当時は東京の有楽座のみで先行ロードショー。一律1500円だった。映画学校に入学。アパートを探しに上京した時に見た。それから40年だ。
そしてLA留学中にリバイバル公開。86年にシネフレツクス・オデオンで見た。帰国後、「完全版」が公開。これはミラノ座か新宿プラザで見た。そして今回。4日目だが、DVDも持っている。が、大作はやはり映画館で見ないと見たことにならない。「ウエストサイド物語」「スターウォーズ」「アラビアのロレンス」「ベンハー」「七人の侍」そして「地獄の黙示録」内容について書けなかったが、40年の歳月が通り過ぎても、あの迫力は変わらない。
現在。IMAXシアター設置劇場にて上映中。オススメは千葉の新松戸のユナイテッド。これが戦場体験。
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