この1年は「ドキュメンタリー沖縄戦」のみで終わる。なのに全国公開されないというのは悲し過ぎる。 [2019]
この1年は「ドキュメンタリー沖縄戦」のみで終わる。なのに全国公開されないというのは悲し過ぎる。
今年もあと1週間ほどとなった。結局、この1年は「ドキュメンタリー沖縄戦」の仕上げに3月まで。3年がかかりの作品なので、ホッとしたら過労でダウン。数ヶ月寝込み。12月に完成披露上映会が決まり秋から宣伝。大盛況で、デニー知事からも「ぜひ、全国の映画館で公開を!」と言われながら、スポンサーが「映画館公開を事実上しない」ことを決定。何のために頑張ってきたのか?という1年だった。
僕だけではない、多くの人がこの映画を完成、上映会を成功させるためにボランティア、ノーギャラ、自腹を切って参加。応援、支援、協力してくれた。皆の気持ちは一つ。「沖縄戦の悲劇を全国に伝えてほしい」というもの。その全国に伝える一番の方法である映画館公開をスポンサーのトップ自らが止めること。未だに信じられない。
来年の1月2月まで撤回をしてもらわなければ、来年度中どころか、永遠に全国公開は夢と終わる。映画を応援してくれた人たちの、沖縄の人たちの熱い声援が全て無意味になってしまう。それは何としても止めなければならない。
映画製作をしたスタッフもかなり安いギャラで働いた。制作費が通常のドキュメンタリーより遥かに少ないせいだが、「沖縄戦を伝えるのは重要な仕事!」と全力でかかってくれた。そんな努力と奮闘をスポンサーのプロジェクト・チームは理解し、サポートしてくれたが、上層部には届いていないのだろうか?
沖縄の人たちの熱い思いやデニー知事の要請を受けて、全国公開すればスポンサーの評判は高まり、多くの人が賞賛する。が、それを止めてしまうと様々な業界からも「沖縄を利用した!」「誰かに忖度したんじゃねえか?」と批判され信頼が落ちてしまうだろう。
「平和学習」という素晴らしい活動を続ける団体なのに、そんなことで多くを失うこと。あまりにも悲しい。2月までにスタートするなら映画館の全国公開は可能。それまでにトップは多くの声に耳を傾けてほしい。
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