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なぜ日本人は目の前にある絶対的な危機に気づかないのか?(前)=オウム信者と投票を棄権する人は同じ? [MyOpinion]

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なぜ日本人は目の前にある絶対的な危機に気づかないのか?(前)=オウム信者と投票拒否する有権者の気持ちは同じ?

集団的自衛権は日本を戦争できる国にすること「自衛隊は戦争へ行って良し!」という法案。それを強行採決した党を支持し、その後も投票するのは「サリンを巻け」と指示した麻原彰晃に愛想を尽かさずに従う信者と同じ構図だと思える。

もちろん厳密には違うが、結果、同じだ。最後まで「オウムはサリンを撒いて人を殺したりはしない!」と主張していた信者もいたが、最終的は「麻原に騙された」納得したように、戦争が始めれば「そんな法案だとは思わなかった! 知らなかった...」と政権を支持した人たちも思うのだろう。

幹部の上祐史浩はそれらのテロ活動を知ってはいたが、どれにも関わらず、大きな罪に問われることなく出所。今は塀の外で暮らしている。当時のことを「とても反対できる状態ではなかった」と語る。それも当てはまるものがある。

「集団的自衛権は危険!」と知りながら「投票したい党がないので棄権した」と言う人も同じなのだ。危険を知りながら何もしない。その意味で上祐と同じである。

別の角度から考えると、上祐以上に棄権した人の方が罪が重いとも言える。上祐が反対を表明すれば間違いなく殺されていただろう。対して集団的自衛権に反対する党に投票しても殺されることはない。

では、その後も投票所に行かない有権者の50%はどう考えていたのだろう。以前にも挙げたが、もう一度確認しよう。

①忙しくて選挙に行く時間がない(政治に興味がない)
②どの政党に投票していいか分からない
③自民はダメだが、野党も信用できない。投票したい党がない。
④野党に投票しても、どうせ自民が勝つのだから無駄

①〜③は前回解説した。問題は④の「野党に投票しても、どうせ自民が勝つのだから無駄」これが曲者。もし、戦後、ずっと自民が政権を取って来たのならまだ分かるが、近年でも新進党と民主党が政権を取っている。「どうせ自民が勝つ」と言う意見は正しくない。その種の人に聞くとこう言う。

「民主党に期待したけど結局、ダメだった。そのあとの自民はもっとダメだ。だから投票したい政党がない!」

結局、③「自民はダメだが、野党も信用できない。投票したい党がない」に行き着く。しかし、この種の人はどのくらい政治について知っているのだろうか? 確かに民主も結局、バラバラ。期待しただけに失望も大きい。その後の自民はもっと酷い。そして魅力的な主張をする議員や政党もない。だから、投票しない...。

理由としては分かる。が、考えてほしい。AKBのファン投票ではない。自分が好きなアイドルを選ぶのではない。日本の現実を見つめなければならない時期に来ている。絶体絶命の危機がそこにある。そのこと次回伝える。(続く)


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