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「オウム帝国の正体」① もう一度、見つめたい。真相は別のところか? [事件探求]

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「オウム事件」もう一度、見つめたい。真相は別のところか?

何回か記事にした「日航123便墜落事件」以外でも、疑惑が多い事件がある。オウム事件もその一つだ。そんなオウムの幹部たちが昨年、平成30年7月6日、元代表 麻原彰晃、本名・松本智津夫元死刑囚ら7人に刑が執行。ほかの6人は、東京拘置所、名古屋拘置所、仙台拘置支所に収容されていたが、7月26日午前、刑が執行された。

こんな大量に同時期に死刑が執行されるのは前代未聞。事件から23年しか経っていない。また、首班である麻原は裁判でも何も語っていない。事件の全容解明は松本サリン事件、地下鉄サリン事件、弁護士一家殺人事件などの被害者のためにもせねばならないことのはず。

それをなぜ昨年、それも一挙に処刑したのか? 何か都合の悪いことがあり、新たな真実を喋られるとマズイの口封じをしたかのような印象さえあった。サリン事件当時から個人的にも関心があり、オウム報道は注意して見ていた。そして当時、多くの声を聞いた。

「オウム許せねえ! 俺にも一発殴らせろ!」「何で、あんな団体に入信したんだろう? 理解できない」「「俺は絶対にオウムに入らない自信がある!」

しかし、いずれもマスコミの過激報道に巻き込まれての発言だと思える。どれも非常に問題がある。なぜ、被害者でもない人が殴る必要があるのか? 入信しない自信って何か? のちの911直後のアメリカのように、テロリスト憎しで、冷静さを失い、アラブ憎しで人種差別が横行。その時も同じものを感じた。

その結果がイラク戦争。結果、ブッシュ大統領のいうようにイラクは911の黒幕でもなく、大量破壊兵器も持ってなかった。構図は違えどオウムも何か、誰か、あるいはどこかの団体、組織に操られていたとしたらどうだろう? というのも、一宗教団では出来ない行動が多々あるからだ。

「狂信的な団体!」とマスコミが連日報じるので、国民は「へーー酷いなあ」と受け入れていたが、先の発言等を考えると、完全に冷静さを無くしており、あの「三浦和義事件」ロス疑惑も思いだす。マスコミが冷静さを失い、疑惑でしかない段階の市民を名指しで報道していた。

当時の日本人の誰もが「三浦和義が犯人だ」「悪い奴だ」「許せない」「逮捕しろ」と思っていた。オウム事件も似た構図だ。事件当時、「オウム単独犯なのだろうか?」とを疑問を持つだけで友人から「お前はオウム擁護派か!」「被害者の気持ちを考えろ!」「だったら入信しろ!」という暴言を受けたこともある。怒りで常識が麻痺していた。

「三浦和義事件」はその後、島田荘司さんの本を読み(彼は本人に取材している)彼の過去を知ることで、怪しく疑われやすいが、ロス疑惑も本当に犯人だろうか?という思いを持った。実際、裁判でも最終的に無罪になっている。911がきっけのイラク戦争も先に説明した通り。イラクは黒幕ではなかった。さらに911自体がブッシュたちの陰謀ではないか?との説が次第に強く言われている。

だとするとオウム事件はどうか? オウムが無実だったというのではない。その背後に誰かがいたのではないか? 24年後の今、それを検証すれば、冷静にいろんな事実を見つめられるのではないだろうか?



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