SSブログ

日本人を縛るもの。そのルールが日本をダメにしている⑦=自分たちで自分の首を絞める地方の構図? [ムラ社会ルール]

IMG_0176-148be.jpg

日本人を縛るもの。そのルールが日本をダメにしている⑦
=自分たちで自分の首を絞める地方の構図?

「故郷をPRする映画を作りたい!」そう思っても、昔から地方の人たちを縛るムラ社会ルールが、それを邪魔することが多い。まず、

ルール④「人と違うことをしない。新しいことを受け入れず、協調を大事にする」

地方映画は多くの町で作られるが、どこでもここでもということではない。まだまだ、新しい動きだ。「だから、よく分からない。だから、やめておこう!新しいものは危険だ」と考える。それを勉強して研究して、効果を考えるということをなかなかしない。

中には「観光協会や役所の観光課があるのだから、余計なことをして睨まれたくない」と考える人もいる。「協調が大事」なのだ。また、映画を作ってトラブルが起きたらどうしよう?と考える。これもルール④にある「トラブルを避け、問題を起こさないこと」だから、結局やらない。

もし、それらをクリアできて準備が始まったとする。しかし、映画製作は困難の連続。いや、映画だけでなく、何をするというのは壁を超えて進まなねばならない。問題やトラブルは当然出てくる。すると、

ルール①「トラブルが起こっても、見て見ぬふりをする。何事もなかった顔をする」

そんなことでは問題は解決しない。そこから綻んでプロジェクトが中断。崩壊する。それに

ルール②「問題を起こした責任者を追求しない」

ルール③「被害に遭った人が責任者を責めると、みんなで被害者を叩き、トラブルには触れず、無かったことにする」

そんな対応をしていては問題は解決せず、でも、最後にこれがある。

⑤「実質的なメリット。街全体のプラスより、個人のメンツや付き合い平穏を大切にする」

これでは映画製作だけでなく、町のプラスになることは何もできない。ということで地方は過疎化に悩まされ、安易に原発を誘致するkとことを考えたりしてきたのだ。国や県にすぐ何かを頼みこむのは同じ。地域の中で何かするとトラブルが起こり、協調が壊れるから何もできないが、お上が何かしてくれるのはOK。ということなのだ。

これは自治体や役所。大きな会社でも同じ構図が見られる。経済的に上手く行っていて、何かを犠牲にしたり、競争しなくても、安定した生活が送れる場合。例えば公務員は頑張っても手抜きをしても、給料は同じだ。大手の会社も似た構図。高度経済成長時代はそんな感じ。それより社内、部内で揉め事を起こしたり、仲間とトラブルにならないこと。平穏に仕事ができることを優先する。

毎日顔を合わす同僚への気遣い。上役のメンツを潰さない。新たな企画を立ち上げたりしない。前例に従い、目立たないようにする。ムラ社会そのもの。しかし、それでは行かなくなってきた。会社が倒産。アジアの国に技術でも売り上げも抜かれしまう。もう、今までと同じことをしていては日本は生き残れない。なのに、政治もビジネスも過去と同じ方法論で進めようとしている。

それはまさに町のPRのために故郷映画を作ろう!と言いながら、皆の顔色を見て、問題が起こっても見て見ぬ振りをして、プロジェクトを潰したり、完成しても活用ができない地方の人たちと同じ構図なのだ。公務員は大丈夫!という人もいるが、近い将来、公務員の大量リストラが噂されている。地方自治体だけでなく、多くの会社で一番大きのが人件費だ。それが今、AIに取って変わろうとしている。

スーパーのレジも機械化が進み。従業員がレジにいない店が増えた。その内、役所もそうなり、戸籍謄本や住民票は全て機械で発行。税務署なども、オートメーション化されていくだろう。そうなれば大量リストラ。その時に切られるのは、新しいことをしようとせず、周りの顔色ばかり見ていて、トラブルを見て見ぬ振りをする。役に立たない。ムラ社会ルールに縛れてている人たちではないか?

大胆に言えば、その種の人たちがいるから、新しいことができず、トラブルや問題が解決できず、全体のメリットになることができないのだ。つまり、今、日本が陥っている20年に及ぶ不況。経済問題。政治不信は、国民がそんな古い習慣に縛られているからではないか?
問題ある政党が与党を続けるなら、変えればいい。別の党に投票すればいい。なのに、文句を言いながらも投票には行かない。

特に地方ではルール⑤「実質的なメリット。街全体のプラスより、個人のメンツや付き合い平穏を大切にする」と、いつもお世話になる。あの先生に投票する。そのことで新しいことの出来ない。協調しかできない議員がまた生き延びてしまうのだ。どうすればいいのか? もう少し、ムラ社会ルールについて考えたい。

(ムラ社会のルール?)

①「トラブルが起こっても、見て見ぬふりをする。何事もなかった顔をする」

②「問題を起こした責任者を追求しない」

③「被害に遭った人が責任者を責めると、みんなで被害者を叩き、トラブルには触れず、無かったことにする」

④「トラブルを避け、問題を起こさないこと。人と違うことをしない。新しいことを受け入れず、協調を大事にする」

⑤「実質的なメリット。街全体のプラスより、個人のメンツや付き合い平穏を大切にする」





沖縄戦ビジュアル(宣伝用.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。