沖縄戦ドキュメンタリー。終わりが見えてきた。リズムの大切さ? [編集作業]
沖縄戦ドキュメンタリー。終わりが見えてきた。リズムの大切さ?
先日まで2時間30分だったが、2時間20分にまで縮める。と、まだ入れていない大切なエピソードがあったことを思い出し、素材から切り出す。でも、それで5分も長くなった。んーー。
あれこれ考えながら、短縮再開。現在はエピソードをカットするのではなく、まず、できる限りカット頭、カット尻の無駄な部分を切っている。どうしても編集した直後はその辺に無駄がある。あと、人の目では1秒、2秒というカットを確認できる力がある。0.5秒でも可能。
なのにドキュメンタリーではカットが長い。それほど重要でないものでも10秒、15秒と映し出すことがある。例えば石碑。実際に目にすれば5分でも10分でも見つめる。が、映像にすると10秒でも耐えられない。文字が刻まれているのなら、そこはアップでパンダウンさせないと、長く映したからと観客が読んでくれるものではない。
編集時にはある程度の長さを切り出してタイムラインに並べるので、各カットを全て確認。1000カットほどあるが、それを3秒2秒に短くしていく。ただ、カットによっては5秒、8秒と見せねばならぬものもある。それとリズム。3、3、3、3、5、3とか、リズムが大事。これが3、4、3、2、4、1、だと見づらい。
車の運転と同じ。いきなりスピードを上げたり、落としたり、急ブレーキだと同乗者が困惑する。それと同様だ。どうしてもドキュメンタリーは現実を伝えるという使命感を強く持ちがちで、観客の気持ちや見やすさを忘れてしまう。だから、退屈するということもある。
とにかく目標の2月中に編集終了(もちろん、後でさらに直すが)は行けそうだ。まだ、2週間もある。3月は仕上げだ。本日も編集作業を続ける。
コメント 0