「沖縄戦」ドキュメンタリー。作業報告。あと4人分の証言を編集。 [編集作業]
「沖縄戦」ドキュメンタリー。作業報告。あと4人分の証言を編集。
昨日は重要な打ち合わせがあり、1日外出したので、編集はほとんどできていない。とはいえ、今は説明できない大きな進展があり、これでさらに素晴らしい作品になるので大切な1日ではあった。
ドキュメンタリーでも劇映画でも、監督1人でできるものではない。素晴らしいスタッフと、劇映画なら俳優と。そして理解あるスポンサーがいることで初めて感動作が完成する。それら関係者は皆、仲間であり、同志なのだ。
が、往々にしてスポンサーが一番邪魔をすることが多い。そしてスタッフでも、古い価値観を振り回し、押し付け、もうプロジェクト崩壊の使命を帯びた潜入工作員のような奴もいた。最近は本当に実力も思いもあるスタッフと仕事ができるので、ありがたい。
さて、沖縄戦ドキュメンタリーだ。現在、2日がかりで編集している「渡嘉敷島編」の作業。もう一息で終了だ。そのあとはどうするか?なるべく勢いがついてスピードアップできるところをやりたい。実は一番難しいのが「渡嘉敷島」編だったのだが、それを先に作業することで全体が見える。
その意味で先に作業しているのが、次はどうするか? 7人中。これで3人。後の4人は....。
①「対馬丸事件」
②「チビチリガマ」
③「Zさんの証言」
④「Hさんの証言」
こうして書き出してみると、難しいのは「Z」さんくらいで、あとは時間をかければできる。「渡嘉敷島」ほど複雑ではない。今日が2月3日だから、今月はあと4週間。その間に編集作業を終えて、3月は仕上げをしたい。が、昨日の打ち合わせで、3月第1週まで編集していても大丈夫な感じもある。
それなら5週間。終わりまで行けるはずだ。とは言え、先の4人の証言にプラスして、専門家のインタビューが2人。2時間。あと、数人。戦争体験はないが、意見を聞かせて頂いた方がいるので、その編集も必要。また、現在は緩めに繋いであるが、それを徹底して詰めて行く作業もせねばならない。そのあとはサウンドのチェックだ。
これは本来、スタジオの仕事だったが、その下ごしらをこちらでせねばならない。いつの頃からこうなったのか? パソコン・ソフトで編集ができることで、1人分の仕事が増え、結局、監督がすることになりがちだ。それも含めて、続きの作業を始める。
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