「Zネーション」予想外に面白い!「WD」とは微妙に違うゾンビドラマ? [映画&ドラマ感想]
「Zネーション」予想外に面白い!「WD」とは微妙に違うゾンビドラマ?
映画人にとって映画やドラマをたくさん見るのは仕事の一環。スポーツ選手が毎日ジョギングするようなもの。「忙しくて最近は映画見てないんだよね〜」というのは「努力せず、サボっている」というのと同じ。しかし、編集で1日、部屋にこもっているので、今年に入って1度も映画館に行っていない。
こんな時期はTUTAYAに行ってレンタルDVDという余裕もなく、過ぎて行くものだが、今はamazonプライムと、Netflixを引いているので、毎晩、作業が終わったら見ている。TUTAYAだと1週間後に返却なので、編集が乗ってくると見ないで返すことになりがち。おまけに店まで行かねばならず、見ない、返しに行く、と意味ない時間を取られる。
が、amazonプライムなら、見なくていいし、余裕があれば見ればいいので無駄がない。ということで、「ウォーキング・デッド」はシーズン9前半まで全部見てしまったので、あれこれアメリカの連続ドラマを見ている。
現在は「Zネーション」これもゾンビもの。最初は「WD」のパクリかと思え、おまけにB級のグロ・ドラマかと想像したが(ま、そんなのも好きなのだけど)これが意外にちゃんとした、よく出来たストーリーの連続。こちらも見出すと止まらない。
凄いのが原発事故や新興宗教の問題まで取り入れていること。あるエピソードでは原発がメルトダウン。それを止めようとする主人公たちのグループ。でも、原発の敷地内はゾンビだらけ!という展開。一人が「このままではフクシマやチェリノブイリになっちまうぜ!」というセリフがあり、明らかに福島の事故を意識している。ま、そのセリフは日本語字幕にはされていなかったけど。
そのエピソード。とても泣ける感動編でもあり、まさか「Zネーション」で泣けるとは思わなかった。「えーーどーなるの?」という展開の連続。脚本家がとても上手い。どういう人たちが書いているのか? 多分、若いライターだと思うが、アメリカは力ある人たちが本当に多い。
TUTAYAで「Zネーション」のパッケージを見ると、かなりグロいので借りる気が無くなるが、中身はなかなか! 「WD」と同じ設定ではあるが、スピンオフの「フィアーオブWD」より「Z」の方が面白いのでお勧め。
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