宣伝会社と打ち合わせ。チラシの表面はほぼ出来ているが、 [沖縄上映会への道]
宣伝会社と打ち合わせ。チラシの表面はほぼ出来ているが、
あとは裏面。そしてポスター。12月上旬に沖縄上映会なので、その1ヶ月前、11月上旬には現地に送らねばならない。が、もう、10月も今週で終わり。間に合うのか? 本来なら3ヶ月前に宣伝準備を始めるのに、今回は2ヶ月切ってからのスタートだったので、バタバタを超えている。
宣伝担当から提案「沖縄の各所に宣材を送るとかなりの料金になる。特にポスターは折らずに送るので高くつく。それで数万円かかるのなら、監督が持って直接、沖縄に行ってもらった方がいろんな意味でプラスでは?」とのこと。「必要なら行きます!」ただ、当初の郵便代では足りないことも分かっており、他の何を削るかだ。そして僕のギャラや食事代は当然でない。
あと僕の作業としては、パンフレット用の原稿。沖縄戦の年表。米軍の進撃に合わせた地図、登場人物紹介、等。焦る!
かつてない大型台風が接近ー。そして上映会の宣伝準備開始! [沖縄上映会への道]
かつてない大型台風が接近ー。そして上映会の宣伝準備開始!
かつてない大型台風が接近ー。そして上映会の宣伝準備開始!
静岡、東京を直撃とのこと。これまでにない強い風と雨。都内の電車も午後からほとんどが運休する。流石に僕もおとなしく部屋で仕事をする。昨日の内に宣伝会議。映画上映のためのパンフレット、チラシ、ポスターのデザイン等を決める。
宣伝会社、デザイナーに集まってもらい、方向を協議。どうすれば地元にみなさんが興味を持ってくれるか? 伝わるか? そして中身が正確に伝わるか?という視点を大切に考える。12月の上映までもう2ヶ月ない! 本来は半年前にスタートすべきことであり、最低でも3ヶ月前だ。それが2ヶ月前まで開始できなかった。信じられない事態。
映画は今年3月に完成。すでに7ヶ月。本当は6月の慰霊の日前後に上映会を予定していたが、それが終戦記念日が目標になり、それも間に合わず、今年中にやらねばというのに、どんどん時間だけが過ぎ、もう10月。多くの地元の方々のお陰ででできた映画。早い時期に披露して、感謝の気持ちを伝えることは筋であり、礼儀である。
夏には12月上映と決めたのに、2ヶ月前になりやっとスタート。バタバタで進み出した。僕は本来、監修をするだけでいいのだが、人手も足りないので、ノーギャラで参加。あれこれ2ヶ月間、作業をする。また、収入が止まる...。が、僕が参加しないと間に合わない。とにかく、今月中に全てを仕上げて、印刷。11月頭にはポスターが街角に張り出されないと意味がないのだ。頑張る。
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」完成披露試写会。年内に沖縄で準備中 [沖縄上映会への道]
「ドキュメンタリー沖縄戦」完成披露試写会。年内に開催予定。
今回の作品。3年に渡り沖縄の皆さんの応援、協力があったことで完成した作品。出演者の方々を始め、情報をくれた方、場所を提供してくれた方、取材に快く応じてくれた記念館、美術館。皆々さまの応援がなければ出来なかったと思えている。
なので、全国の方々に見てもらう前に、まず、沖縄の皆さま。関係者だけでなく、多くの方々にお見せすることが礼儀。そこで、スポンサーが完成披露試写会を準備中。11〜12月のどこかで那覇市で開催を考えているとのこと。スポンサーは映像作品製作は初めて。その種の事業に慣れていないので、あれこれ模索。時間がかかっているようだ。完成よりすでに半年が過ぎているので、何とか本年中に開催したいという。
試写会には僕も出席するので、会場に来られた方にはご挨拶させて頂く。沖縄戦とはどんなものであったのか? 何が起こったのか? どのような戦闘があったのか? 多くの人が苦しみ、悲しみ、死んで行った。殺戮があり、自決があった。まさに地獄が繰り広げられた。なぜ、そんなことになったのか? 何がいけなかったのか? あらゆる角度から沖縄戦を見つめる。
当時を知る14人の体験者の方々の証言。専門家による解説。そして米軍の記録フィルムを駆使して、上陸作戦から戦闘終了までを描いた作品。すでに観て頂いた専門家から「かつてない沖縄戦のドキュメンタリーになっている。これは日本人が見なくてはならない作品」と高い評価を頂いた。ぜひ、ぜひ、多くの方にご覧頂きたい。
特報(動画)=> https://youtu.be/Wv5MK0fRauI