機械人間になった友人たちー心を捨てて会社ロボットになり切る? 4月30日 [闘病日記]
脳梗塞の発症からちょうど1年。
あの当時。見舞いに来てくれた友人。
お見舞いをくれた友達。
全員が映画界の友人。そして
水商売(あるいはフリーの仕事)の友達だった。
不思議なことに、サラリーマンの友人からは
誰1人。連絡がなく、見舞いもなかった。
悪い奴らではない。長年の付き合いだ。
いろいろ助けられた。が、大病をしても連絡なし。
気を使い連絡しないのかも?と、こちらから連絡。
返事はこうだった。
「もう完治したと思っていた!」
一つ間違えば再起不能だったのに?。
脳の一部が死に、両目ともに半分失明。心臓機能が低下と説明。
言葉が届かず、意味不明の答え。
「声が元気だから大丈夫」
彼らにとって病気とは風邪だけなのだろう。声が枯れる以外は問題ないのか?
そんな友人たち。全員がサラリーマン。
理由は分かる。
考える力を捨てて、会社ロボットになったから。
あれこれ考えると、サラリーマンは務まらない。
心を捨てて毎日、言われたことをやる。
相手の気持ちを想像しない。
そうしなければ務まらない職業。
友人が再起不能になりかけても、理解できない。
「声が元気そうだから、大丈夫」
機械のような反応。
悲しい。
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