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大病を経験して、長年の謎が解けた=大人が無神経でバカな理由?−1月3日 [闘病日記]

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病気というのは、病気自体の苦しさだけではない。周りの友人たちの心無い、無神経な言葉にも心痛めることが多い。僕の場合。脳の一部が死に、両目がそれぞれ半分失明。これらはもう治らない。

なのに「完治。おめでとう!」とか言われると、非常に傷つく。一生治らないので「完治」はしない。「おめでとう」ではない。それを悪気なしに、言う。コメントしてくる。それに対して病人は「ありがとう!」とは言えない。「そうだ....一生....治らないんだ...」と再確認するだけ。嫌がらせだとしてら、100点満点だ。

               *

が、友人たちに悪意はない。むしろ心配してくれていたのだ。ただ、彼らの多くは僕のブログを読んでいても、電話で説明していても、事情を正確に把握しない。「脳の一部が死んだ」「目は半分失明した」と説明。

それでも「元気そうやから、完治したのだろう!」と思い込んでしまう。ある友人に注意した。「えー、全然知らんかったー」繰り返し何度も説明している。だが、彼は「元気そうやから、完治したんだろう。もう大丈夫や!」と判断したのだ。

その多くは会社員の男性。得の関西の友人。そこから会社員生活。特に男性はいかにストレスが多いか?感じた。余計な情報をシャッターアウト。自身が傷つくのを防がねばならない。取引先、上司、同僚、家族。

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いちいち従っていたら、体が持たない。だから、聞き流し、都合のいい解釈をする。そうしないと会社員生活、心が壊れてしまう。そのモードはプライベートでも発揮。友人の病状も都合のいい解釈をする。

子供の頃に、親や教師、大人たちが無神経に思えて仕方がなかった。その背景も同じだったのだろう。仕事仕事で、余裕をなくし、自分を守るために外部からの声をそれなりにしか、聞かなくなる。

子供の頃から「大人は無神経だ。バカが多い!」と感じていた。その背景が理解できた。「大人は判ってくれない」ではなく「大人には理解できない」なのだ。機械の部品になっているのだから。大病をして、そんなことを感じた。













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