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サラリーマンVS映画人。病人への対応?=仕事が気遣いを左右。=12月11日 [「沖縄狂想曲」]

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昨日、お会いした映画監督。業界としては先輩だが、実年齢は僕が上。最初に仕事したのは僕が脚本家時代。監督デビューする前。もう30年も前だ。

気遣いがない奴と思っていたが、昨日はあれこれ気遣い。脳梗塞と心臓病を経験したことを説明する前から、あれこれ理解を示してくれた。不思議なもので、イケイケどんどんの映画界の友人はあれこれ気遣いがある。

対してサラリーンマンの友人。詳しく病状を話しても、傷つくようなことを言うことが多い。映画屋の方が粗雑で乱暴なイメージがあるが、逆の対応なのだ。

背景を考えると、映画人はスタッフ、キャストの気持ちを考えねばならない。チームワークが大事。無神経な発言をして、和を見出すと次から呼ばれない。対してサラリーマン。例えば営業の仕事は個人で動く。チームワークは必要ない。

商品の売り込みは、あれこれ気を使うと思える。が、その種の友人に聞くと、「あれこれ相手の都合を考え、気を遣っていたら営業は出来ない」と言われたことがある。与えられた仕事を、あれこれ考えず、こなすのが会社員。

「同僚やお客の立場を考えなくなる」と友人に教えられた。機会相手、商品相手に仕事をしている人たちも同様。相手の気持ちを考える必要がない。それが30年続く。病人の気持ちも想像できなくなる。対して映画人は気遣いの連続。

僕が病気で寝込んでいる時、本当に辛辣なコメントしてきたのは、サラリーマンの友人。実は応援のつもり。でも、応援になってない。中傷でしかなかった。

一方で、気が回らないタイプーと思っていた友人の監督。あれこれ気遣い。決して病人が傷つくことを言わない。どちらが「偉い」ではない。どちらも仕事によって、今の性格になったのだ。そんなこと。感じた。












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