日本人が知らない沖縄戦の悲劇。同じく基地問題の真実も知らない。−11月30日 [「沖縄狂想曲」]
僕が制作した「ドキュメンタリー沖縄戦」は大ヒット。それから3年連続。夏になると映画でリバイバル上映された。今年も大阪と横浜で上映。多くの人が訪れた。
沖縄戦は米軍との戦いだけではなく、住民にとっては日本軍との戦いでもあった。その辺のことは教科書でもしっかりと伝えない。と言うより、その前に3学期が終わる。そしてNHKの番組でも、そこはボカしている。
NHKの沖縄戦表現を見ていると、米軍が、あるいは日本軍がどれだけ住民に酷いことをしたか?は描かず。戦争で多くの住民が犠牲になったと言う表現が目立つ。米軍による犠牲は想像がつくが、日本軍が?と言う部分を隠すのは歴史の改竄だと思える。
しかし、沖縄戦が終わり、県民は救われたか?というと、そうではない。戦後はまた新たな苦難が待ち受けていた。戦時中と同じように、アメリカだけでなく、日本政府にも踏みつけられることになる。
その事実を多くの日本人は知らない。嘘の情報を信じている。そしてマスコミはそのことを伝えようとしない。その酷すぎる現実。今回の映画「沖縄狂想曲」で描きます。来年2月。東京公開。圧力、かかって中止にならないといいんだけど。
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