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友人で「小説家を目指す」「映画監督になる」と言う奴がいた。−11月6日 [「沖縄狂想曲」]

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高校時代の友人。「将来は作家に」と言いながら、20歳を超えても執筆せず、サラリーマンを続けていた。20代でライターになったが、30歳を過ぎても書かず。その後、連絡がなくなった。その後、検索しても彼の名前がついた小説は見つからない。

同じく映画監督を目指していた後輩がいた。20代から「〇〇なシナリオ書くので読んでください」と言われていたが、何年経っても連絡がない。10年くらい経って、ある製作会社で再開。プロデュサーからこう言われていた。

「何でもいいから、まずシナリオ書けよ」まだ「書く書く」と言って書いてないらしい。それからさらに20年が経つが、いずれの友人も、本もシナリオも目にしない。

2人とも「俺はいずれ作家になるんだ」「映画監督になるんだ」と言うことで、周りから特別な存在と思われる。そのことで気分がいい。だが、書くと評価される。「作家を目指す凄い奴」ではなくなる。だから書けなかった。書かなければ批判されない。

しかし、50代、60代になると、そのレトリックは通じない。彼らはどうしているのか[?] もしかしたら作家になってるかもーと、時々は検索してみるが、まだ彼らの名前は見つからない。












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