50代以上のオジサン。ご注意あれ=知らない間に相手を傷つけている 10月26日 [闘病日記]
多くの人は病気に踏み込まず。「お大事に」という定番で対応する。が、その辺に気づかず、無神経な発言をしてしまう人たちがいる。50代以上の男性だ。その背景を考えてみた。
父親が家族に疎まれる話をよく聞く。同じ背景だ。子供や妻は気づくのに、父親だけが気づかない。無神経な言動、家族で孤立。子供達が口を聞いてくれない。なるほど、同じ背景だと思える。
一つには脳の老化。新しいことを受け入れられない。過去の価値観で物事を判断。そのために親子で夫婦で問題が起きる。同じように、病人に対して、健康者の価値観で対応をしてしまう。いつもの冗談を言ってしまう。どれだけ相手を傷つけるか[?]が想像できないのだ。
セクハラと同じ構図だろう。昔は冗談や下品な挨拶程度、で済んだことが許されない時代。特に女性に対して、性的な表現は御法度。若い女性に対して「胸が大きくなったねえ」は立派なセクハラ。でも、少し前ののおじさんは「事実を言って、何が悪いー」と、理解できなかっただろう。
同じように病人に言っていいこと、と悪いことがある。僕も両目ともに半分失明。一生、治らない。なのに「硬めになるより、両目が半分ずつ見える方が良いのでは[?]」と言ってきた友人がいる。励ましにはならない。嫌がらせだ。だが、その友人は真剣に励ましているつもり。
家族で嫌われる父親も、似たような構図だと思える。僕も今回の病気で本当に辛辣なことを何度か言われた。が、その全員が50代以上のオジサン。背景はまた別の機会に考える。ただ、僕もその年齢。注意しよう。
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