「大切なことだから退屈でも我慢しろ」はダメ。退屈しない作品を作れ 9月20日 [「沖縄狂想曲」]
「大切なことだから退屈でも我慢しろ」はダメ。退屈しない作品を作れ
先日、完成した作品を再度、見直して見た。自宅で見ると、また違う発見もある。2時間弱の上映時間。地味な内容だが、退屈せずに見ることができた。細かい点で、テロップを追加したり、画質を変えたりする部分は見つけた。が、概ね完成されている。
ドキュメンタリー映画でときどきあるのだが、作り手が「これは大切なことだから、退屈でも我慢して見なさい」的な思いで、作られている作品がある。劇映画を作る僕からすると「退屈するような作品を作る方が悪い。なのに客に努力を強いるのはダメ」と思える。
ドキュメンタリーでも、大切なテーマでも、退屈させないで見せる演出と技術は存在する。その努力を作り手が放棄して、客に努力を求めるのは間違い。今回も難しい題材だが、観客が最後まで興味を失わずに、分かりやすく見られること。大切にした。
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